

当院での重要な取り組みのひとつとして、医療安全活動があり、病院の「理念・基本方針」の中にも「安全な医療を提供する」ということが掲げられています。
現在の医療安全管理体制は、インデント報告や実際の改善に対応する医療安全委員会、アクシデント対応を行う事故調査委員会、紛争対応の大きく3つからなり、インシデント・アクシデント対応についての実務は、医療安全推進室と医療の質管理課が行い、紛争対応については総務課で主に担っています。
院内での医療安全に対する改善活動はもとより、外部への活動にも積極的に参加し、医療の質向上への取り組みに注力しています。

医療安全委員会・・・毎月第2火曜日に定期開催
事故調査委員会・・・不定期開催
医療安全カンファレンス・・・毎週火曜日に定期開催
医療安全推進室員により毎週開催している医療安全カンファレンスにおいて、報告された事例をもとに情報の収集、原因分析、対策立案し、再発防止への取り組みを行っています。また、実施した対策の評価や職員からの個別の改善提案なども検討し、周知が必要なものについては、「質・安全 虎の巻」として発行しています。
医療安全推進者と連携して、毎月5日に院内をラウンドし、5S活動の推進、院内危険箇所の改善提案を実施しています。
毎月、医療安全推進者を招集して現場における問題点の検討をしています。
2009年3月に創刊号を発行して以来、院内で何らかの改善も含めた運用決定があった場合に、全職員へ周知徹底する方法として、文書にて発行しています。
毎年7月に医療安全推進月間、12月に医療安全推進週間と題し、全職員に共通ワッペンを配布、着用し、医療安全に対する意識向上を目的に実施しています。
医療安全推進月間中に「医療安全推進者養成ワークショップ」として1泊2日で合宿研修を行い、事例をもとに時系列事象関連図の作成、背後要因の抽出、再発防止策の立案までを学習しています。
また、2月には外部有識者を講師に招聘し、「医療安全研修アドバンスコース」を実施し、7月のワークショップと両方修了した職員には「医療安全バッヂ」を配布しています。
さらに、年1回各職場の医療安全活動の成果発表の場として、安全大会を開催しており、その中で優秀部署に対して表彰しています。
その他、必要に応じて、各医療機器の操作研修会や合併症防止のための勉強会など、他職種の協力も得て、年間を通じて様々な研修会、勉強会を企画、運営しています。
新たに2011年度より、「医療の質・安全教育講座」も全15回シリーズで開催中です。
以前から、医療安全に関する改善活動へは積極的に参加してきましたが、最近では、2008年より始まっている医療安全全国共同行動へ参加しています。
また、2007年より、QMS-H研究会にも参加し、医療安全も含めた「医療の質向上」に向けての取り組みも実施しています。