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臨床工学技術課:高気圧酸素療法

高気圧酸素治療とは?

 人間の体内では赤血球中のヘモグロビンが酸素と結びついています(結合型酸素)。
 酸素マスクで100%の酸素を吸うとヘモグロビンがほぼ100%酸素と結び付きます。さらに高い圧力のもとで酸素を吸うことで体内にはさらに酸素が溶け込みます(溶解型酸素)。
 この治療は2絶対気圧(大気圧の2倍、水深10mの圧力)の状態で1時間以上100%酸素を吸入することにより血液中の酸素量を増加させ、酸素不足の組織や損傷を受けている体を回復させるものです。
 その他の効果として圧力による体内ガスの容積減少(腸閉塞治療)、酸素毒性による殺菌効果(ガス壊疽治療)、放射線治療の効果促進(ライナック治療前の治療)などがあります。

治療を受けられる前に

 酸素を多く使用する治療室内は物が燃え易いため、次の物品を絶対に持ち込まないで下さい。
  ・マッチ、ライター、たばこ などの火の気のもの
  ・白金カイロ、使い捨てカイロ などの熱を発生するもの
  ・補聴器、携帯ラジオ、携帯電話、万歩計 などの電池を内蔵しているもの
  ・腕時計、ポールペン、万年筆、体温計 などの密閉されたもの
 治療時には静電気軽減のため綿100%の衣類または高気圧酸素療法専用の治療着に着替えていただきます(下着も綿100%の着用をお願います)。
 治療開始前に安全に治療を行うための所持品検査をさせていただきますので、ご協力をお願い致します。

1回の治療時間は?

高気圧酸素装置

 圧力を所定の圧まで上げるのが約10~15分、その後一定の圧の時間が60分、圧力を大気圧まで戻すのが10~15分、全部で約1時間30分を要します。          
 治療中は圧力がかかっているため急に装置から出ることはできません。
 治療前には必ずトイレを済ませておいてください。

副作用

 治療時に圧力の変化によって鼓膜に負担がかかり、耳痛を生じることがあります。その場合、唾を飲み込んだり大きく口を開けるなどの「耳抜き」を施行していただくと、痛みが軽減し治療を行う事ができます。
 風邪などで鼻がつまって上手く耳抜きができない場合には、医師が診察した上で治療前に鼓膜切開などを行なうことがあります。
 治療の際には、患者様一人一人の状態により圧力の変化を緩やかにするなど調節できますし、治療中は常に担当者と会話が可能ですので安心して治療を受けて下さい。

当院での実績

 当院では第1種(1人用)治療装置を導入しており、緊急時には24時間対応しております。

2013年度2014年度2015年度
突発性難聴226131122
一酸化炭素中毒28308
イレウス11177
放射線性膀胱炎51010
放射線性直腸炎1500
熱傷030
下顎骨骨髄炎・骨壊死0054