HOME外来のご案内産婦人科

外来のご案内

外来のご案内

利用のご案内

外来受付時間
午前8時30分から午前11時
まで
お問い合わせ
電話: 027-224-4585
FAX: 027-243-3380
休診日
土曜日・日曜日・祝祭日
創立記念日(3/23)
年末年始(12/29~1/3)

交通のご案内

産婦人科

平成14年6月から腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術を積極的に取り入れるようになりました。
現在では、周辺地域のみならず県外からも腹腔鏡下、子宮鏡下手術の紹介を多く受け入れています。実施に際しては、安全を最優先として、適応(病気、程度がその手術に適しているかどうか)について、十分に検討してから決めます。
産科婦人科腹腔鏡、子宮鏡下手術については、当院においては、どの手術も多数例の経験がありますが、子宮内膜症の手術例数は、全国的にも有数の症例数になっています。なかでも慢性骨盤痛(月経でもないのに月経の時のような痛みを感じる)に対する子宮内膜症病巣除去術は、当院独自のもので、高い有効率をあげています。クリニカルパスを早期から導入しており、腹腔鏡下、子宮鏡下手術にはこれをほぼ全例に適用しています。
不妊症については、スクリーニング検査と一般的な治療を行っています。腹腔鏡下手術等を通じて、自然妊娠達成のための骨盤内、卵管、子宮の環境を整えることを主眼として診療を行っており、体外受精を中心とした生殖補助技術治療は行っておりません。ただ、純粋な卵管因子による不妊症に対し、採卵した卵子を子宮内に留置し、自然の性交で子宮内にすでにいる精子との間で受精妊娠を期待する方法について、適応について十分に検討の上、患者さんとよく相談の上で施行しています。
卵巣癌の治療は、厚生省の定める特定疾患の年間治療数を越える症例の手術と、必要に応じて抗がん剤治療を行っています。また子宮癌については、当院放射線科と共同でセンチネルリンパ節を検出する試みを平成14年から開始し、必要かつ十分な広範囲の切除を行いつつ、将来に向けてより低侵襲の手術が可能になるよう新たな知見を重ねつつあります。同じく放射線科により放射線治療も行っています。
現在 産婦人科医師 常勤専攻医を募集しております。産婦人科専門医の資格を得るための研修施設としての認定を受けております。また、産婦人科内視鏡認定医が1名おり、その認定を得るための指導を行なっております。

診療スケジュール

 
午前
(婦人科)
塚越 規子
(予約のみ)
田口 千香
(予約のみ)
萬歳 千秋
(予約のみ)
平石 光
(予約のみ)
大澤 稔
(予約のみ)
午前
(産科)
助産師外来妊婦健診
助産師外来妊婦健診
妊婦健診
産婦人科
午後
塚越 規子
(再診予約のみ)
乳房マッサージ
妊娠と薬外来(第1・3・5週予約制)
(第2・4週手術)
曽田 雅之
(中高年)
(予約のみ)
乳房マッサージ
手術
1ヶ月健診大澤 稔
骨粗鬆症外来
(予約のみ)
乳房マッサージ
手術

※再診の方は予約が必要です。

医師紹介

氏名職名卒年専門分野【専門医・認定医・指導医】
曽田 雅之部長S62卒
更年期・周産期医療・閉経後骨粗鬆症・ ホルモン補充療法

日本産科婦人科学会専門医
日本女性医学学会認定医
日本女性医学学会女性ヘルスケア暫定指導医
母体保護法指定医
産婦人科指導医
臨床研修指導医
塚越 規子副部長H14卒
産婦人科一般

日本産科婦人科学会認定医
臨床研修指導医
萬歳 千秋副部長H14年
産婦人科腫瘍

日本産科婦人科学会専門医
細胞診専門医
臨床研修指導医
平石 光副部長H16卒
産婦人科一般

日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科学会指導医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
J-C/MELSインストラクター
周産期医療支援機構ALSOプロバイダー
臨床研修指導医
田口 千香副部長H18年
産婦人科一般

日本産科婦人科学会専門医
NCPRインストラクター
臨床研修指導医

子宮外妊娠について

子宮外妊娠(外妊)は、通常の妊娠と異なり、卵管などに妊娠が成立する病気で、放置すれば母体の命にも関わる事態となりえます。一般的には100例の妊娠に1例程度の頻度で発生します。当院においては、他院からの紹介が多いので、年間30例程度の症例があります。
外妊の治療で最も顕著なことは、治療時の妊娠週数が若ければ若いほど、治療が安全に容易く済むということです。できれば妊娠6週未満が望ましいのです。それがどれくらいの時期かというと、妊娠に気づいたときにはすでに6週程度のことも多いのです。(下記参照)
妊娠6週とは、下の3つのどれかにあてはる時を指します(28日周期)

(1)最終月経から6週間たった時
(2)排卵日から4週たった時
(3)来るべき月経がこなかった日から数えて2週間経った時

妊娠した、ということで受診すると、通常、超音波検査で子宮内に胎嚢が見えるかどうかを確かめます。早いときには妊娠4週2日(予定月経の2後)くらいから胎嚢が見えます。しかも見え始めると、一日毎に1mm程度大きくなってゆきます。したがって妊娠が確実(月経が遅れていて、尿妊娠反応陽性)で初診時に胎嚢が見えなかったとしても、じきに2・3日たてば見えてくると予測できます。もし見えてこないとするなら、何らかの異常(胎児発育の遅れ、妊娠週数の勘違いなど)を考えなければなりません。子宮外妊娠もそのなかに含まれます。したがって当院では、正常の位置に妊娠が確認できないとき、すなわち子宮のなかに妊娠していることが確認できない場合には、最低でも週2~3回は受診していただくようにして、万一の外妊をできる限り早く見つけるように心がけています。ここで重要なのは、超音波診断です。現在では、予定日を決めるのに胎嚢の大きさや、胎児の大きさによって決めることが多くなっていますので、現代の超音波診断装置には、妊娠週数の診断のためのデータや、胎児の推定体重などのデータが内蔵されています。しかしこの内蔵されたデータの、殊に妊娠のごく初期については、現実に即したデータが使われていない超音波診断装置が多いのが問題です。先に妊娠4週2日で胎嚢が見えることがあると書きましたが、一般的に使われている超音波診断装置に内蔵されたデータによると、「妊娠5週を越えてからようやく胎嚢が見えるということにしている」ものが多いようです。これが子宮外妊娠の診断の遅れに結びつく可能性があります。
たとえば、妊娠5週と考えられる時期に受診した場合、正常の妊娠であれば、胎嚢が見えるほうが普通のはずです。しかし上記のような超音波診断装置が使われた場合、それを医師が信用するとすれば、その時期に胎嚢が見えなくても「正常」と判断されてしまいます。さらに「次の受診は2週間後」ということにでもなるとすると、正常妊娠なら問題は何もおこらないでしょう。しかし、もし子宮外妊娠だったとすると、その2週間のうちに、卵管の妊娠が破裂して腹腔内に大出血し、出血性ショックに陥る、という恐ろしい事態になるかもしれないのです。
しかし、このような場合でも、2~3日後に診察を受け、子宮内に妊娠していることが確かめられれば、安心です。しかしそれでも胎嚢が見えなければ、子宮外妊娠の可能性が高くなります。場合によっては、診断的な腹腔鏡にふみきることも求められます。その際、妊娠週数は、まだ5週にとどくかどうかの時期であれば、破裂している可能性は極めて低く、そのまま腹腔鏡下手術により、手際よく治療することができるでしょう。
子宮外妊娠の腹腔鏡下手術には、全身麻酔と、早い場合で20分程度の手術時間を要します。妊卵を体外に回収するのを容易にするため、左右どちらかの下腹部に10~12mmのポートを導入します。他には臍に5mmの観察用のポートと対側の下腹部に5mmのポートを導入します。

子宮内膜症と慢性骨盤痛について

従来、治療の難しいものとして見捨てられてきた慢性骨盤痛の治療と、子宮内膜症、チョコレート嚢胞の手術に力を入れております。これらは技術的には困難なものとされております。当院においては、安全性を最優先としつつ、臍と左右下腹部の計3カ所にそれぞれ5mm径のポート(内視鏡や鋏、鉗子などを通す管)を導入して行っております。卵巣チョコレート嚢胞を合併している時も同様に行なわれます。

子宮腺筋症について

子宮の壁のなかに子宮内膜症と同等のものが発生し、壁が厚くなる疾患で、激しい月経困難症と、過多月経を来します。薬物療法を含み、さまざまな治療法が試みられ、当院にてもマイクロウエーブを用いる方法などが試みられましたが、決定的な治療法とはならないようでした。治療後の妊娠維持に関しても、世界的に治療経験が不足しているようです。これまでの方法のうちでは、核出できるようなら腺筋症を核出することが最も効果があると考えられます。当院においては、十分なインフォームドコンセントの上で、子宮腺筋症の核出術(腹腔鏡下手術、あるいは開腹手術)を行っております。

レゼクトスコピー、子宮筋腫、子宮動脈塞栓術について

子宮内に突出する筋腫(粘膜下筋腫)を子宮腔鏡下手術(レゼクトスコピー)で治療しています。この手術は、やや熟練を要し、子宮壁穿孔などの合併症が多発するとされるため、この手術を恒常的に行なっている施設は全国的にもかなり少ないとされています。当院では安全性を最優先としつつ、この方法に適しているかどうか慎重に判断し、必要に応じて腹腔鏡下子宮筋腫核出術とレゼクトスコピーを使い分けて行っています。
子宮筋腫の治療として、近年、子宮動脈塞栓術が注目されております。この方法は筋腫を小さくする効果はあるものの、正常の子宮や、子宮内膜も萎縮するとされておりますので、今後妊娠を希望する場合には行いません。また痛みが数日あること、子宮壊死などの合併症なども指摘されており、当院としては子宮筋腫に対する治療法としては、積極的にお勧めする事はしておりません。当院では子宮癌の治療の一つの方法として行ってきており、筋腫においては、その他の治療が適さないと判断されるときなどで、例外的に行っております。(放射線科の専門の医師が行います。)
実際にはレゼクトスコピー、腹腔鏡下筋腫核出術などを含む、塞栓術以外の治療法が、十分機能しているのが現状です。腹腔鏡下子宮筋腫核出術TLM(臍 左右下腹部の3カ所、下腹部の一方は12mm)のほか、腹腔鏡補助下子宮筋腫核出術LAM(臍 左右下腹部の3箇所と、恥骨上数cmの横切開)、開腹による筋腫核出術(LAMに準じて切開創を小さいまま行なうことが多い)を、適応に応じて使い分けています。

卵巣皮様嚢腫について

若年者に多発する、最もありふれた卵巣腫瘍で、脂肪、毛髪、歯などを含んでいます。この腫瘍は、放置していても自然に小さくなることはなく、年月とともに次第に大きくなり、時に同時期ないし年をまたいで両側に発生します。捻れて強い腹痛(茎捻転)を起こして緊急手術を必要とすることもあれば、少ないながらも悪性の部分を含んでいる場合もあります。
通常は、臍と左右下腹部の3カ所(左右下腹部のどちらかは10mm~12mm)のポートで行います。当院において、早期に定型的な方法(手術手順がほとんど決まっていて、突発的な事が起きにくい)を決める事ができた疾患です。その結果として、現在、手術時間が短縮されつつあります。この手術について検討した結果、7cmに達しているもので手術時間が長くなる傾向がありました。つまり7cmを越えるくらいから、手術が難しくなる、ということを意味しています。
したがって、皮様嚢腫は、発見されたら、できる限り早めに診断を確かめ(MRIが有力な診断根拠となります)、大きくなるのを待たないうちに手術するのがよいと思われます。通常は、臍、左右下腹部の3カ所のポート(左右のどちらかは10~12mm、他は5mm)で行います。

不妊症に対する卵管の手術 腹腔鏡下顕微手術的卵管再建術について

卵管が閉鎖したり、動きが阻害されると自然の妊娠が難しくなります。卵管の閉鎖は卵管内が閉鎖し、腹腔内から判断できないものと、卵管の腹腔側の卵管采が閉鎖したものとがあります。
このうち卵管内のみに閉鎖があるときには、FTカテーテルという特殊な卵管内を観察する内視鏡により治療が可能な場合があります。当院では現在、このFTカテーテルの導入を検討しているところです。
卵管采の閉鎖は、それよりももっと頻繁に認められる疾患です。これに対しては、完全な癒着剥離と卵管采の形成術により、自然妊娠が可能になる場合があります。これは腹腔鏡下手術を行う機会があれば、発見次第、随時、状況に応じて行います。
これより希な事態として、卵管不妊手術を受けたあと、何らかの事情でまた妊娠希望が生じた場合があります。これに対しては、従来、開腹、顕微鏡下手術による卵管再疎通術が行われてきました。このような卵管結紮術のあとの顕微鏡下の卵管再建術は、成功率が高いのですが、時間と手間のかかる開腹手術を要するため、最近ではこれを行われない傾向にありました。このような場合には最初から体外受精が行われる事が多いようです。
当院では、腹腔鏡下手術により、卵管の再建手術を行っております。本来顕微鏡で拡大して行われる手術を腹腔鏡下に行うことは、実際にはかなりの困難を伴うものと思われ、本邦ではまだ数えるほどの例しか行われておりません。そのうちのいくつかの例が当院にて行われ、術後の自然妊娠例もでております。実際の手術に際しては、妊娠を達成する方略についてご夫妻と十分に相談の上で、この手術の適応について検討したのちに行います。

やってみよう!自然育児

赤ちゃんとママが一緒にいること、オッパイをあげること、それは母と子のごく自然な姿です。
「赤ちゃんとママの持つ自然な力や自然な思いを大切にしたい!」
それが当院の応援する自然育児です。

カンガルーケアってなあに?

カンガルーケア画像

出産直後は、赤ちゃんとママにとって、とても重要な時間です。赤ちゃんとママのふれあいを大切にしたいという思いから、当院では出産直後にカンガルーケアを行っています。
カンガルーケアは赤ちゃんにとって、たくさんの利点があります。産まれて10分後位から、赤ちゃんははっきりと目覚めた状態になります。分娩直後のママには、リラックス効果のあるホルモンが多く分泌されています。この時期にオッパイを吸わせることは、その後の母乳分泌や母乳育児を順調にするために、重要な意味を持っています。カンガルーケアをしながら、分娩台の上で赤ちゃんにオッパイを吸わせてみましょう。出産後は2時間ほど分娩室で休んでから病室へ移動します。この間もずっと、赤ちゃんとママは一緒です。

母児同室-出産直後からの同室について

母児同室画像

「ママのそばにいること」それは赤ちゃんにとって、最も快適な環境です。ママもまた、赤ちゃんと一緒にいるとき、このうえない幸せを感じているはずです。当院では、「赤ちゃんとママはいつも一緒」という自然なスタイルを大切にするため、赤ちゃんとママは出産直後からご一緒のお部屋で過ごして頂いております。
母児同室と聞いて、「赤ちゃんの世話ができるかしら?」「上手にオッパイを飲ませることができるかしら?」とご心配される方もいるでしょう。大丈夫です!私達スタッフがしっかりとお手伝いさせて頂きます。ママはただ、赤ちゃんのそばにいてくださるだけでいいのです。産後、動けるようになったら、少しずつ育児の練習をしていきましょう。ママが疲れて休みたいとき、シャワーや電話などで病室をご不在にされるときなどは、赤ちゃんをお預かりいたします。病室は赤ちゃんとママが安心して過ごせる空間です。大部屋では、他のママがオッパイをあげていたり、休んでいる場合がありますので、お部屋でのご面会は赤ちゃんのパパのみに制限させていただいております。他の方のご面会は、面会室をご利用ください。

*カンガルーケアや母児同室は、赤ちゃんとママ、両方の状態が安定している場合のみ行っています。赤ちゃんまたはママに治療や処置が必要な場合はできないこともあります。
*カンガルーケアや母児同室をご希望されない方は、入院の際にお申し出ください。産婦人科外来に、詳細を載せたファイルがあります。どうぞ、ご覧ください。
*不明な点がありましたら、気軽にスタッフに声をお掛けください。