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外来受付時間
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電話: 027-224-4585
FAX: 027-243-3380
休診日
土曜日・日曜日・祝祭日
創立記念日(3/23)
年末年始(12/29~1/3)

交通のご案内

口唇口蓋裂センター

皆さんは口唇口蓋裂という病気を御存知でしょうか?
本邦では口唇口蓋裂は約500人に1人の割合で生まれており頭蓋顎顔面の先天奇形の中で最多の患者数です。
この病気には様々なタイプがあり、治療期間が10年以上にもの長期間に渡る患者さんも多くいらっしゃいます。
生まれてからすぐに治療が必要であり、発達や成長の時期を見ながら色々な分野での治療が必要となってきます。
その治療内容は形成外科、歯科だけでなく、耳鼻科や小児科、言語治療などの多岐に渡っており、そのため長期間にわたり各診療科の専門性を生かしたチームアプローチが必要とされます。

第6回なないろの会開催のご案内

医療関係者のみなさまへ

出生前診断について
 近年では出生前診断の技術が飛躍的に進歩しております。超音波断層法による妊婦検診が一般的化し、施設によっては三次元超音波断層法を導入している所もあります。その超音波検査で口唇口蓋裂と診断される場合があります。
そのような出生前診断を受けたご両親に対して、当院ではカウンセリングを行っています。カウンセリングでは形成外科医師が当院産婦人科と協力して、御両親に対して口唇口蓋裂の長期にわたる治療の流れや、当面直面する哺乳の問題やその後の手術、また各種医療保険制度などについてご説明します。
このカウンセリングはその後の当院での治療をお約束させるものではございません。治療施設などについてもご相談させていただきますのでお気軽に当院口唇口蓋裂センターへお問い合わせ下さい。

最近のお知らせ

体験談募集のお願い

口唇口蓋裂のお子様をもつ親御さんの日常の体験談を募集しています。ご自身の体験をご家族の声としてホームページ上に掲載してもよいと思われる方は下記のアドレスまでご連絡して頂けたら幸いです。

E-mail:taiki.suzuki@maebashi.jrc.or.jp (口唇口蓋裂センター事務担当)

前橋赤十字病院口唇口蓋裂センターへようこそ

2009年4月より、口唇口蓋裂患者とその家族に対して、わかりやすい医療を提供する事を目的として、「前橋赤十字病院口唇口蓋裂センター」を院内に設立しました。

歴史  ~前橋赤十字病院における口唇口蓋裂治療~

 前橋赤十字病院での最初の口唇口蓋裂患者は1982年にまで遡ります。最初は形成外科が単独で口唇口蓋裂患者の診療にあたっておりました。本邦でも口唇口蓋裂を専門に治療する施設も多くない時代より、積極的に当院では手術加療を行ってまいりました。年々その数は増え、多いときは100件/年を超える手術治療が行われておりました。
 早くよりチーム医療も取り入れておりまして、耳鼻科や小児科はもちろん、歯科とも必要時は連携をとっておりました。また口唇口蓋裂言語を専門とする言語聴覚士を早い段階で形成外科外来に据えました。この言語聴覚士は平成15年に常勤としてリハビリ科所属となっております。また歯科矯正治療は各地の開業矯正歯科に治療をお願いしておりました。
 治療開始より20年以上が経過しましたが、さらなる連携の強化と治療の効率化、そして院内での治療に対する意識の統一、患者やその家族へわかりやすい医療を提供することを目的として、2009年4月に前橋赤十字病院口唇口蓋裂センターを開設しました。
 院内においてはマニュアルやデータベースの作成、治療内容についての定期的な会議の運営などで連携の強化や意識の統一化などを図っております。
 2010年には親の会であります「なないろ」を立ち上げ毎年1回開催しております。
 院内だけでなく、開業矯正歯科医をはじめとして、群馬大学付属病院口腔外科や群馬県立小児医療センター形成外科・歯科とも連携を取り、定期的な勉強会や講演会も開催しております。
 

メンバー

開設当初は16人だったメンバーも、現在は33人まで増えております。(2014年10月1日現在)

形成・美容外科: 林 稔(形成・美容外科部長兼センター長) 徳中亮平 梅澤和也
麻酔科: 加藤清司(副院長)
耳鼻科: 二宮洋(部長)
小児科: 松井敦(部長)
歯科口腔外科: 内山壽夫(部長) 五味暁憲(副部長)
リハビリテーション科:大竹弘哲(部長)

看護部: 柴崎広美(小児科病棟師長) 田村教江(産婦人科病棟師長) 
     狩野佳子(形成・美容外科外来担当兼メディカルメイク担当) 
    會田明美 鈴木理恵 並木枝里子 小林愛美 国島知子 山崎純子 白井静香
リハビリテーション科:田坂陽子 小原陽子 長井聡美 山田和子(言語聴覚士)
歯科口腔外科: 高坂陽子 長岡恵美子 田中淳子 木村千亜貴(歯科衛生士) 
栄養課: 阿部克幸
相談支援センター:千田裕子(社会福祉士)
医事課: 須賀仁美 田村聡実 
メディカルメイク: 平井佳子


治療内容

【初回診察】
金曜日の午前中を口唇口蓋裂初診日とさせて頂いております。
かかりつけの小児科や出産された産婦人科からの紹介状をお持ち下さい。
形成・美容外科と小児科担当医師が診察と治療計画の説明を行います。
希望のある方は午後に哺乳指導を行います。
術前顎矯正が必要な方は群馬小児医療センター歯科へ紹介いたします。

【次回診察】
口蓋裂のある方は耳鼻科とリハビリ科受診を行います。

治療内容まとめ

新生児期  形成外科、小児科、耳鼻科、リハビリ科での診察
3カ月時 初回口唇形成手術 鼓膜切開手術

口唇裂形成手術について

口唇裂手術は3カ月、6kgを目安に行われます。
3泊4日の入院期間中に、全身麻酔下で手術をします。
手術時間は約2時間程度です(お子さんによって変動があります)。
手術後は創の安静のために、1ヶ月間ほど両手にミトンを装着して頂きます。
また術後すぐから直母も哺乳瓶も可能です。
約1週間後に抜糸目的で外来受診していただきます。
抜糸の際、お薬を飲ませて軽く寝た状態で行います。
抜糸後は傷跡に茶色のテープを3カ月ほど貼って頂きます。

合併症: 創が化膿する事があります。
    傷跡がひきつれを起こしたり、赤く盛り上がったりする事があります。
    変形はある程度残ります(特に鼻は強く残ります)。
    創離解の可能性があります。

デザイン
術後①
術後②
1歳前後 口蓋形成手術 チュービング手術

口蓋裂形成手術(ファーロー法)について

口蓋裂手術は1歳〜1歳半頃、10kgを目安に行われます。
約1週間の入院を予定しています。
全身麻酔下で約2時間程度の手術となります。(お子さんによって変動があります)。
手術後は創の安静のために、1カ月間ほど両手に円筒を装着して頂きます。
手術翌日に、手術後の食事についての栄養指導があります。
約1週間後に処置をしてその日に退院となります。
次回外来日(約1カ月後)を決めて退院となります。
この手術の後から外来で言葉の訓練が必要となります。
 そのため、退院前にリハビリ科で言語訓練の予約を取っていって下さい。
次回外来日まで円筒は装着して下さい。
また自宅での食事も、栄養指導で指示されたものを食べさせて下さい。
一緒に耳鼻科の手術を受けた方は、またかかりつけの耳鼻科で診察を受けて下さい。

合併症: 出血が多く出ることがあります。
    創が化膿する事があります。
    縫合部が開いてしまったり、瘻孔が出来ることがあります。
    鼻咽腔閉鎖不全(鼻漏れ)が残ることがあります。

手術内容
1~5歳 言語訓練 口唇鼻修正手術
5歳頃 歯科矯正治療開始
5~10歳 顎裂部骨移植手術 口蓋瘻孔閉鎖手術 咽頭弁手術

顎裂部骨移植手術について

顎裂部骨移植手術はかかりつけの矯正の先生と相談して時期を決めます。
約10日間の入院を予定しています。
全身麻酔下で約2時間程度の手術となります(患者さんによって変動があります)。
腸骨部分に1cmほどの切開を行い骨を採骨します。
採骨した骨を顎裂部へ移植して、歯茎の粘膜で閉じます。
手術後は顔の強い腫れと、腸骨部の痛みを伴います。
手術後は頻回にうがいをしてください。
食事は、最初は流動食から徐々に硬いものへと上がっていきます。
入院日に口の中の清掃と、歯磨きの使い方の指導があります。
約10日後に採骨部の抜糸をして、次回外来日(約1カ月後)を決めて退院となります。
【退院後の生活について】
次回受診日までに、紹介状をもってかかりつけの矯正の先生を受診して下さい。
食事は、術後半年くらいは、硬いものや引きちぎるような食事は避けて下さい。
歯磨きの仕方は歯科での指導に従ってください。
運動は、術後3カ月ほどは激しい運動は避けて下さい。体育もお休みして下さい。
 半年ほどはボールを使うようなスポーツや、格闘技などはやらないで下さい。
退院後は採骨部の傷跡に茶色のテープを約3カ月ほど貼って下さい。
半年後に手術の評価のためのCTを行います。

合併症: 痛み、腫れ、出血が多く出ることがあります。
    創や移植した骨が化膿する事があります。
    縫合部が開いてしまったり、瘻孔が出来ることがあります。
    骨の生着が悪い場合、もう一回手術を行うこともあります。

手術内容
術前
術後
10~18歳 口唇鼻修正手術 骨切り手術

口唇口蓋裂患者が産まれた際

 哺乳が安定せず入院が必要と思われる際はすぐに当院口唇口蓋裂センターまでご連絡をください。小児科医師がまず対応させていただきます。状態をお聞きして転院などが必要かどうかをご相談させて頂きます。
哺乳が安定しております場合は、金曜日の午前中を初診日とさせて頂いております。ご家族に当院への電話連絡をして頂くようにお話しください。一番近い診察日を予約させて頂きます。受診の際は紹介状の持参をお願いします。初診日は形成美容外科と小児科医師が診察をさせて頂きます。

連絡先:前橋赤十字病院口唇口蓋裂センター
電 話:027-224-4585
(必ず形成美容外科へつないでもらってください)

親の会『なないろ』

 患者様やご家族に対する正しい知識の提供と、スタッフとの緊密な連携を目的として、2010年より親の会を設立いたしました。
2010年5月22日、第1回前橋赤十字病院口唇口蓋裂センター親の会を開催しました。皆様の投票で「なないろ」という名前となり、その後は毎年5月に開催しております。
内容は、主に2つございます。一つは当院口唇口蓋裂センタースタッフや連携施設の医療関係者からの講演です。毎回3人前後が、約30分程度の時間で口唇口蓋裂にかかわる様々な内容の講演を行います。
もう一は家族同士の話し合いの場であります。約1時間程度、治療の中での困った事や悩んだ事をみんなで話して頂きます。話し合いの場には、もう大きくなったお子さんをもつご家族もいらっしゃいますので様々なアドバイスをもらう事が出来たり、反対に自分が、新人のお母さんの悩みを聞いて解決してあげる事も出来ます。話し合いの後は質問コーナーもございますので、そこでセンタースタッフへの質問や、意見などを言う場も設けております。
日程につきましては、ホームページ上や形成・美容外科外来前に掲示してお知らせいたします。出席希望される方は形成美容外科外来までお知らせください。

連絡先:前橋赤十字病院口唇口蓋裂センター
電 話:027-224-4585
(必ず形成美容外科へつないでもらってください)


過去の報告 第1~4回連携パス報告

リンク

 当院口唇口蓋裂センターは、開業の矯正歯科医院をはじめとした様々な施設と連携をとり治療を行っております。

前橋市

○なかの矯正歯科
○やすだ矯正歯科
○歯科八木医院

高崎市

○田中歯科医院

伊勢崎市

○福島歯科医院

太田市

渋川市

桐生市

○山藤矯正歯科クリニック