HOME小児科専門研修プログラム

医学生・研修医の方へ

医学生・研修医の方へ

利用のご案内

外来受付時間
午前8時30分から午前11時
まで
お問い合わせ
電話: 027-224-4585
FAX: 027-243-3380
休診日
土曜日・日曜日・祝祭日
創立記念日(3/23)
年末年始(12/29~1/3)

交通のご案内

小児科専門研修プログラム

― たくさんの子どもたちの笑顔が見られます -

このプログラムは一般社団法人日本専門医機構による二次審査で承認されました。
専門研修プログラム名:前橋赤十字病院小児科専門研修プログラム 
認定番号:1217100004

現在、二次登録期間中です。一次登録で1名が採用されました。残り1名を募集します。

前橋赤十字病院小児科専門医研修プログラムについて説明します。

研修プログラムをダウンロードしてご覧ください。
この中には入らなかった内容をホームページで補足説明しています。どちらから見ても大丈夫です。
ホームページの内容は日々改訂します。ブックマークをして二度三度とお立ち寄りください。
当院での専攻医の一般的な処遇などはこちらをご覧ください。

このプログラムについての問い合わせ先
① 前橋赤十字病院 教育研修推進室
E-mail:mrc-rinken@maebashi.jrc.or.jp
TEL:027-243-4600(直通)
FAX:027-243-3331
② プログラム責任者 小児科 松井敦
E-mail:a-matsui@maebashi.jrc.or.jp
TEL:027-224-4585 (代表)

ロゴマークについて

研修プログラムの表紙にあるのは、私たちのオリジナルロゴマークです。
めばえたばかりの植物にジョウロで水を与えています。芽生えたばかりの植物はこれからどんな花を咲かせるのかまだ分かりません。きっとぐんぐん育って大きな花を咲かせ実を結ぶでしょう。そのためには太陽の光とたくさんの水が必要です。この植物は誰のことでしょうか?生まれたばかりの赤ちゃんかもしれません。彼らには大きな可能性が秘められています。成長して立派な花を咲かせ、実をつけるはずです。よく見ると水を与えているのは子どもたちです。そうだとすれば水を与えられ育ってゆくのは私たちのことなのかもしれません。初期研修医、後期研修医が育ってゆくのはもちろんですが、実は私たち小児科医は10年経っても20年経ってもずっと子どもたちから学び続けています。そんなことを感じて欲しいと願って作った私たちのシンボルです。

平成29年度の診療体制 (小児科常勤医師)

※毎年何人かは入れ替わります

松井敦
平成4年卒 
小児科専門医・指導医 
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医 
BLSインストラクタ PALSインストラクタ 
子ども2人
溝口史剛
平成11年卒 
小児科専門医・指導医 
日本内分泌学会認定内分泌代謝科(小児)専門医 
日本小児科医会子どもの心相談医 
子ども2人
懸川聡子
平成11年卒 
小児科専門医 腎臓病専門医 
子ども1人
清水真理子
平成13年卒 
小児科専門医 
BLSインストラクタ PALSインストラクタ 
子ども2人
安藤桂衣
平成20年卒 小児科専門医 子ども1人
杉立玲
平成21年卒 小児科専門医 子ども2人
生塩 加奈平成23年卒
肥沼淳一
平成24年卒 小児科専門医
齊藤真規
平成26年卒

小児科 平成28年度の診療実績

新規入院患者数(実数) 1211名 (医師一人当たり 年間134.6人)
平均在院日数 7.0日

小児科入院患者年齢別内訳

小児科入院患者年齢別内訳

小児科入院患者疾患別内訳 
(多数順)

肺炎・気管支炎 394人
胃腸炎・脱水症 144人
咽頭扁桃炎・上気道炎 68人
けいれん性疾患 58人
気管支喘息 42人
川崎病 41人
尿路感染症 35人
細気管支炎 24人
アナフィラキシー・アレルギー 21人
クループ症候群 15人
リンパ節炎 12人
新生児関連 182人
(低出生体重児 44人、新生児黄疸 43人など)

専門医症例指定疾患、希少疾患

敗血症(9人)、口唇口蓋裂(6人)、新生児仮死(5人)、血管性紫斑病(5人)、腸重積症(3人)、虫垂炎(3人)、ITP (4人)、蜂窩織炎(4人)、糖尿病(3人)、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、ダンディ・ウォーカー症候群、ネフローゼ症候群、ぶどう球菌性熱傷様皮膚症候群、巣状細菌性腎炎、水腎症、嚢胞腎、急性膵炎、好中球減少症、肥満症、顔面神経麻痺、細菌性髄膜炎、成長ホルモン分泌不全症、尿崩症、脳梗塞、頭蓋骨早期癒合症、急性硬膜下血腫、骨形成不全症、先天性甲状腺機能低下症、極低出生体重児

小児科専門医研修のすすめ

 皆さん、前橋赤十字病院の小児科専門医研修に興味を持っていただいてありがとうございます。私は平成4年卒の小児科医です。私の頃でさえ子供の数が減っているから小児科医になんかなったら大変なことになると言われていました。それは一部あてはまっています。でも平成29年の今日でも小児科医は余っていて不要だということはどこに行っても聞きません。小児科医は今も不足しています。医療が必要な子どもたちはいなくなることはありませんし、子どもたちこそ十分な医療を受ける権利があると考えます。
 私たち小児科医は当たり前ですが子どもを相手にした医療をおこなっています。ですが実際に私たちの医療でできることはほんの些細なことであり、おそらく大部分は子供たち自身の生きる力で回復しています。私たちはその生きる力を十分に発揮できるように支えているのだと思います。病気を治してあげているなどというふうに傲慢になってはいけません。子どもたちが生きてゆく上での道を踏み外さないように、ほんの少しの手助け、ほんの少しの軌道修正をしているのです。ほんの些細なことですが、子どもたちは答えてくれます。
 私たちが診療をしている子どもたちには未来があります。退院してゆく子どもたちは、幼いころに重い病気をしたことを感じないまま、これからきっと楽しい人生をおくってくれるでしょう。平成28年に生まれた子どもの平均余命は男子80.98歳、女子87.94歳とされています。平均余命を全うしただけで女子は2104年まで生きられます。22世紀というと信じられないくらい先の未来ですが、私たち小児科医が日々診療している患者さんの多くは22世紀を生きる人たちだということになります。
 私自身、最近になってますます小児科医を続けていてよかった、子どもたちのことがとても可愛いと思うようになりました。小児科医になったころは医師としての責任ばかりが重く、そのような感情にはなれなかったのだと思います。自分が診療していた子どもたちが育ち、大きくなり、生意気な口をきくようになり、大人になり、結婚し子供ができて、親になってゆく。このような経験を皆さんにもしていただきたいと思っています。

「小児科医は子どもの総合医です」とは?

日本小児科学会では小児科専門医は「子どもの総合医」であり、子どもたちの生活の質と安全・安心のために活動している医師であるとしています。成育医療とは、胎児期から小児、思春期を経て次世代を育成する成人期までの過程で生じるさまざまな健康問題を包括的に捉え、それに適切に対応する医療を指します。
 高度に医療が発達した現在では、それぞれの病気をそれぞれの専門家が診療する体制があります。成人科ではそれが顕著ですが、小児科では、まず全身を診て必要がある場合にだけ専門領域の医師が診療します。そのため子どもの病気の全てが私たちの診療対象です。手術が必要な外科系疾患だとしても、小児科医が協力して診療にあたります。院内他科との連携は、垣根の低い私たちのような一般病院の得意とするところです。内科系疾患、外科系疾患という病気の診療以外にも、子どもの総合医としての大事な役割があります。それは子どもが健全に育ってゆく環境を整えることです。貧困や親の精神疾患や発達障害など、その家庭の子育ての問題を把握し、ソーシャルワーカー、市町村の保健センター、児童相談所などと協力しながら解決策を探っていきます。児童虐待もその対応の一つですが、家庭支援チームを編成し加害者を糾弾することを目的とせず、養育困難家庭、要支援児童が少しでも良い方向へ向くように話し合います。

同じ病院にいるメリット

 それぞれの病院には特徴があります。毎年異なる病院で研修をするメリットは多くの大学病院での専門医プログラムで説明されているでしょう。前橋赤十字病院の小児科後期研修では3年間の研修の多くの時間を同じ病院で過ごします。そのメリットについて説明します。2年目の半年間は「群馬県立小児医療センター」、3年目の3ヶ月間は「はんな・さわらび療育園」での研修となりますが、残りの27か月は全て前橋赤十字病院で研修を行います。これら連携施設での研修は時期をずらして全ての研修医が同じように研修します。小児科医にとって、子どもの成長・発達を理解することは非常に重要なことです。また、楽しいことも多いですが、たくさんの悩みも患者家族と共有することになります、それは長く継続して診療することで経験することができます。小児科医としてこの大切な経験ができるように、後期研修医にも外来診療の機会を与えています。1年目に出産に立ち会い、NICU入院とした児が2歳のお誕生日を過ぎるまでに成長する過程を、ずっと継続してみることができます。1か所の病院では偏った診療になるという心配もあるかと思います。前橋赤十字病院には群馬大学以外にも、東京都立小児総合医療センターと北九州市立八幡病院でそれぞれ小児科の後期研修を経験している小児科医が在籍しています。多くの考え方を客観的に取り入れ子どもたちにとってより良い医療を提供するように努めています。

小児科当直について

群馬県内の多くの地域では、小児救急患者の診療を病院群輪番制で行っています。前橋赤十字病院も輪番二次病院として、小児救急当直を行っています。前橋市内の病院のどこか1つには必ず小児科医が当直をしてます。それは輪番病院以外には小児科医がいないということでもあります。一晩の受診患者数はおよそ10人以下ですが、救急車を含めて無条件に患者さんがやってきますし、断ることはありません。後期研修の最初の2か月間は副当直として小児科当直医と二人で救急当直にあたります。その後は上級医が院内待機~自宅待機をしながら見守ります。スキルをみながら時間をかけて独り立ちします。
 小児科の研修全般に言えることですが、一人で出来ることの限界を考えて、助けを呼ぶ判断ができることも大切な能力です。科内の風通しを良くして相談でき関係を作り、問題を一人で抱え込まないようにします。

研修施設群の紹介


前橋赤十字病院(旧日本赤十字社群馬支部病院)
  • 大正2年(1913年)開院・・・現在104年目

前橋赤十字病院 小児科

  • 昭和3年(1928年)開設・・・現在90年目

小児科の現況

当院での小児科専門医
研修実績:8名

はんな・さわらび療育園

医療型障害児施設入所施設、福祉型障害児通所施設
住所   群馬県高崎市榛名山町28-30  (段階的に平地に移転予定)
昭和43年開園.病床数 107床.
重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している児童を入所させ保護するとともに、治療及び日常生活の指導をすることを目的にする施設であり、医療法に基づく病院でもある.
はんな・さわらび療育園通所支援センターでは、重症心身障害児・者の通園事業、在宅医療を行っている.
急性期医療から引き続き、療養型の医療が必要な患者を受け入れている.今日の急性期医療を行ううえで不可欠な施設.長期入院や在宅医療を行っている.

群馬県立小児医療センター

住所 群馬県渋川市北橘町下箱田779番地
病床数 150床
北関東で初めての小児専門病院として昭和57年に開設された.群馬大学附属病院とともに、群馬県内の小児専門医療・三次医療を担う病院.急性期病院では対処困難な専門医療を必要とする患者を受け入れている.血液・腫瘍性疾患、循環器疾患などについて研修を行う.

小児科医をおすすめしたい人

  • 年下の兄弟や親戚がいてよく遊んだ。
  • 自分もまだ、こどもっぽいところがある。
  • こどもが泣いていてもあまりうるさく感じない。
  • こどもとコミュニケーションがとれる気がする。
  • 小児科は素で仕事ができそうだ。
  • 小児科研修中は病院に来るのが楽しかった。
  • 目の前にいる病気のこどもをなんとか助けたい。
  • こどもたちの生命力に自分も癒される気がする。
  • 産休や育児休暇をとっても続けられる科を選びたい。
  • 専門性を持ちながらプライマリーな医療を続けていきたい。
  • 人の死を日常とせず、悲しいと感じられる気持ちを持ち続けたい。
  • 年をとっても同じ仕事を続けていたい。

専門医研修関連のリンク

日本小児科学会からのお知らせはこちら
http://www.jpeds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=9

群馬県内の基幹病院についてのお知らせはこちら
http://www.pref.gunma.jp/02/d10g_00024.html

お知らせ一覧