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ECMO Transportについて

ECMO Transportとは紹介元病院に当院スタッフが伺って、カニュレーションを行い、ECMOを導入して当院まで搬送を行う「Primary Transport」と紹介元病院へ当院スタッフが伺って、既にECMO使用中の患者を当院まで搬送する「Secondary Transport」があります。当院ではその両方に常時対応しています。 重症呼吸不全患者の人工呼吸器管理下での搬送は急変のリスクも高いため、海外のECMO centerではECMO Transportは当たり前に行われていますが国内ではECMO患者を安全に搬送することが可能な車両がなく、実施には高度な技術が必要なため常時対応している施設は限られています。当院ではECMO搬送に対応した「ECMO Car」を一病院として国内で初めて導入し、ECMO Transportに対応しています。 ECMO Transport出動時は医師、看護師、臨床工学技士で構成された自己完結型のチームで伺います。ECMOに関する資機材もすべて持参いたします。紹介元病院での特別な準備は必要ありませんのでご安心ください。(放射線透視環境、輸血のみお願いしています。)

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ECMO Carについて

トラックベースの車両のため従来のバンタイプの救急車に比べ車内は広く、患者の両サイドから処置が可能です。車内では回路交換等も行えます。 医療機器は人工呼吸器、ECMO、IABP、除細動器、生体情報モニター、輸液・シリンジポンプを車載しています。そのすべてをストレッチャーに設置しているため患者の移動をスムースに行うことが可能です。酸素は5000L積載しており、電源はメイン・サブ電源でそれぞれ1500W(インバーター変換効率85%想定で理論値170Ah)を準備していて長距離搬送にも対応しています。

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