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前橋赤十字病院

基幹災害拠点病院

"災害救護活動"、それは
赤十字の人道的使命です。

前橋赤十字病院高度救命救急センターは、群馬県の基幹災害拠点病院に指定されており、災害時に発生する重篤救急患者の救命医療と、県内の地域災害医療センターの支援及びスタッフ教育等の機能を有する施設です。

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"基幹災害拠点病院"とは・・・

前橋赤十字病院高度救命救急センターは、群馬県の基幹災害拠点病院に指定されており、災害時に発生する重篤救急患者の救命医療と、県内の地域災害医療センターの支援及びスタッフ教育等の機能を有する施設です。

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"基幹災害拠点病院"の役割

群馬県で災害が起きた場合、当院が中心となって災害救護活動を行います。大量傷病者発生時 の受け入れ、災害医療救護への医師の派遣、大規模災害時に備え、救護班の訓練の実施、万一 に備え食糧、救護資材の備蓄も行なっております。 また、近県の災害救護にも積極的に活動しております。

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"DMAT(ディーマット)とは・・・

災害時に"一人でも多くの命を助けよう"と厚生労働省が平成17年4月に発足した、災害医療派遣チーム日本DMAT。DMATとは災害急性期(おおむね発災後48時間以内)に活動できる機動性をもつ、専門的な訓練を受けた災害派遣医療チームのこと。Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとってDMAT(ディーマット)とよばれ、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成されています。

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日赤救護班の歴史

当院日赤救護班は、赤十字の使命にもとづき多くの災害において救護活動を行ってきました。 1985年8月12日に群馬県御巣鷹山で起こった日航機墜落事故においても、当院看護師が生存者 の手当や御遺体の修復に関わっています。そのときの壮絶な 体験は今でも当院で働く職員に引き継がれ、現在も災害時の 救護活動に取り組んでいます。

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災害医療体制

統括DMAT 8人
DMAT隊員 59人
救護班要員 54人
初動救護班は、日赤DMATとして他のDMATとともに災害急性期に活動します。初動救護班と日赤救護班で、災害急性期から心のケアを含めた慢性期までカバーしています。

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災害時におけるドクターヘリ出動

群馬県ドクターヘリフライトドクター・ナースは原則として日本 DMAT 隊員であり、災害時は群馬DMATとして出動します。 また、屋上ヘリ ポートを利用し、ドクターヘリや防災ヘリにて 重症傷病者の緊急搬送に対応します。

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災害訓練・災害研修

救護活動に必要な技術と迅速な行動力を養うため、日本赤十字社や県が主催する救護訓練に参加しています。また、日本DMAT隊員養成インストラクターが6名在籍しており、積極的にDMAT隊員養成の活動や内閣府主催の訓練に積極的に参加しています。 平成22年7月8日より急性期災害医療コースが始まり、現時点では当院職員(医師、看護師、事務員)を対象に災害急性期の活動ができるための研修コースを定期的に行っています。

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災害備蓄倉庫

当院の災害備蓄倉庫には、万一に備えて簡易ベッド・担架・天幕・医療 セット・医薬品・食料(500人×3日分)が備蓄されています。