前橋赤十字病院
ハイブリッド手術室

HYBRID OPERATION ROOM(HOR)

STAY INFORMED. CONNECT WITH US.
HYBRID OPERATION ROOM (HOR)

ハイブリッド手術室


Introducing

最新鋭のハイブリッド手術室


当院では、最新鋭のハイブリッド手術室が完成し、2023年4月より稼働を開始しました。ハイブリッド手術室では、血管撮影やX線透視などこれまで手術室とは別室で行っていた施術を、同室で同時に行うことができ、特に心臓血管外科の手術において活用する予定です。

導入機種 Azurion 7C20 with FlexArm (PHILIPS社製)
機種の特徴 多様化する症例を安全に施行するために8つの可動軸を搭載し優れた柔軟性を備えたCアーム。治療疾患毎に合わせた様々な方向からアプローチでき、周辺機器を考慮した柔軟なレイアウトで使用可能。
手術室面積 96.74m2+26.85m2(操作室)

ハイブリッド手術室とは

従来の手術では、血管撮影やX線透視を行う治療はカテーテル検査室や放射線透視室で行い、実際の施術は手術室で行うというように別々の部屋で行われており、術前に患者さんが病院内を移動しないといけないなど、一定の負担がありました。

今回、導入するハイブリッド手術室では、手術台と血管X線撮影装置を組み合わせた治療室のことで、手術室と同等の空気清浄度の環境下で、カテーテルによる血管内治療が可能です。この組み合わせにより最新の医療技術への対応が可能となりました。すなわち外科的に最小限の切開を加えた後、そこからカテーテル治療(内科的治療)に代表されるような低侵襲治療(=体に負担の少ない治療)を行うことが出来るようになったのです。  ハイブリッド手術室は様々な分野の医療に利用できますが、特に高度な技術と精密な画像などを必要とする、心臓血管外科の手術において活用する予定です。

Our vision

今後の展開について


当院で導入するハイブリッド手術室では、心臓血管外科・心臓血管内科が担当する心臓血管外科手術およびカテーテルによる血管内治療の融合ができます。

大動脈瘤、大動脈解離や末梢血管疾患に対応する血管内治療には、カテーテルによる血管内治療の能力が飛躍的に高まるだけでなく、カテーテルによる大動脈弁留置術(TAVI/TAVR)に対する手術が行えるようになります。心臓だけではなく、身体の機能低下により今まで治療が受けられなかった高齢患者さんに対してもカテーテルを用いた治療が可能になります。.

(027) 265 3333

Have a question? call us now

Mon – Fri 08:30 – 11:00

We are open on