ITLSとはInternational Trauma LifeSupport の略で、病院搬入前の迅速な観察・蘇生・固定・搬送に必要な処置などを学ぶ、パラメディック(救急救命士)や医師・看護師などの医療従事者向けの病院前外傷処置教育訓練コースのことです。 ITLS Basic CourseとAdvanced Courseがありますが、Basic Courseは外傷評価の最も重要な部分を学び、Advanced Courseはそれよりさらに一歩進んで状況判断を行えるようになるためのコースです。 当院で2009年10月よりITLS Advanced Coureseを開催しております。
募集要項、開催地、開催日、申し込み方法はITLS japan公式ホームページをご参照下さい。
ITLS JAPAN
ITLSとは
初の病院搬入前の外傷処置教育訓練コースであるInternational Trauma LifeSupport(ITLS)は、パラメディック(救急救命士)や救急医療関係者向けに1982年8月、アメリカ救急医学会アラバマ支部の地方プロジェクトとして開始されました。その後、アメリカ救急医学会と救急医協会(National Association of EMS Physicians) によって後援され、現在、世界27カ国で正式コースが開催、20カ国で支部が設立されています。2001年12月 ITLSインターナショナルの正式認可を受け 日本支部に正式昇格し、現在日本各地でもこのITLSコースが開催されています。コースの第一の目的は、正しい観察、評価手順と、患者の緊急処置・固定方法を教えることにあります。これらのことを迅速に効率的に行えるような、十分な実践的な訓練がITLSコースでは経験できます。