基幹災害拠点病院

"災害救護活動"それは赤十字の人道的使命です

前橋赤十字病院高度救命救急センターは、群馬県の基幹災害拠点病院に指定されており、災害時に発生する重篤救急患者の救命医療と、県内の地域災害拠点病院の支援及びスタッフ教育等の機能を有する施設です。

基幹災害拠点病院とは

 災害拠点病院は、大規模災害において発災初期より被災地内での迅速な医療活動の拠点になるもので、群馬県では17病院が指定されています。当院は各医療圏に対応する地域災害拠点病院の中心となる"基幹災害拠点病院"に群馬県で1ヵ所指定されており、その機能を維持するために災害医療の教育・研修・訓練を行っています。また、県内の消防機関、災害拠点病院と連携して、災害時には災害拠点病院間の患者転送と、緊急医療班派遣を調整する任務があります

"基幹災害拠点病院"の役割

群馬県で災害が起きた場合、当院が中心となって災害救護活動を行います。大量傷病者発生時の受け入れ、災害医療救護への医師の派遣、大規模災害時に備え、救護班の訓練の実施、万一に備え食糧、救護資材の備蓄も行なっております。 また、近県の災害救護にも積極的に活動しております。

日赤救護班の歴史

当院日赤救護班は、赤十字の使命にもとづき多くの災害において救護活動を行ってきました。 1985年8月12日に群馬県御巣鷹山で起こった日航機墜落事故においても、当院看護師が生存者の手当や御遺体の修復に関わっています。 そのときの壮絶な体験は今でも当院で働く職員に引き継がれ、現在も災害時の救護活動に取り組んでいます。

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