目の前で患者さんが急変して呼びかけても返事をしなくなった時、皆さんは医療人としてどのように対応するでしょうか？このような状況における救命処置に至る心肺蘇生術法を中心とした対処方法の臨床実技教育として「ICLSコース」があります。現時点での心肺蘇生法のスタンダードである「ガイドライン2005」に基づいて、統一された救命処置を身に付けることで、明日からでもすぐに役立つ実技指導を目的とした「ICLSコース」が現在日本各地で開催されています。 当院高度救命救急センターでは、群馬県の救急医療・集中治療の向上に貢献するために、平成15年3月より群馬県と前橋赤十字病院の共催でICLSコースを開催しております。
心肺蘇生とＡＥＤを使用しての早期除細動が法的および技術的に可能となることが目的です。
多数傷病者対応や局地災害における急性期災害医療の入門編的基礎を学ぶ。
医療従事者が専門的な器具や薬品などを用いて行う二次救命処置を学びます。
AHAの作成したビデオを見ながら、熟練したインストラクターが丁寧に指導至します。
「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」習得が目標です。
脳卒中(病院前)から専門的治療に引き継ぐまで(救急外来)のシームレスな対応を学びます。
最新の知見に基づいた小児外傷に対する病院前救護の標準コースです。
病院搬入前の迅速な観察・蘇生・固定・搬送に必要な処置などを学びます。
外傷患者を診察する機会のある全ての医師を対象とする研修コースです。
我が国に於ける病院前の外傷観察・処置標準化プログラム
緊急度判定を行うトリアージナースを育成する正式なコース
災害時の傷病者を受け入れる病院の対応に関して学びます。