About Dr-heli

ドクターヘリとは

到着時より高度な医療を開始する“究極の往診システム”

ドクターヘリとは、“要請から5分以内”で“高度な医療機器”を装備したヘリで、“救急科医師、看護師”を乗せて出動し、到着時より高度な医療を開始する救急医療チームによる医療の早期開始を目的としたシステムです。

“ABCの安定化”が最優先!

ドクターヘリで医療スタッフを出動させる最大の目的は、患者さんの状態をまずは安定させることにあります。呼吸状態が悪い患者さん、心臓の動きに異常がある患者さん、出血でショック状態に陥っている患者さんに1分でも早く初期療養を開始し、状態を安定させるのが最優先としています。

:Airway(気道)
気管挿管、外科的気道確保、など
:Breathing(呼吸)
人工呼吸(内固定、陽圧換気)、胸腔穿刺・ドレーン留置、など
:Circulation(循環)
初期輸液療法、除細動、エコー、心電図、開胸心マッサージ・大動脈遮断、など
重症外傷(大けが、大量出血)
現場から輸液をしたり止血ができます。
窒息、心肺停止
現場から高度な蘇生処置が始められます
急性心筋梗塞、脳卒中
現場から致死的合併症の予防が図れます。
低血糖
現場からブドウ糖投与が出来ます
各疾病に対する有効処置開始時間

全国のドクターヘリ配備状況(2020年3月31日現在)

ドクターヘリは、全国43道府県に53機が配備されています。関東地方は東京都を除く 6県すべてに配備され、群馬県は隣接する5県すべてに配備されているため、広域連携を可能としています。

ドクターヘリは“攻めの救急医療”

①迅速に現場へ医療スタッフを搬送

ドクターヘリでの医療スタッフの出動は「避けられた死ゼロ」を目標としています。そのため、「119番通報からフライトドクターによる初期治療開始まで30分以内」を目指しています。

②早期に病院へ傷病者を搬送

「119番通報から根治治療ができる病院到着まで60分以内」を目標としています。どのような治療が必要か、何科の医師にかかればいいかを早期に決定することで、救命の確率が上がります。

群馬県ドクターヘリで使用する機体

  • 機種 : BK117-C2
  • 生産国: 日本
  • 体長 : 13m
  • 重量 3,585Kg
  • 最大搭乗者数 : 7人
  • 時速: 約230㎞
  • 高度 : 約2,500m
  • 機種 : MD902
  • 生産国: アメリカ
  • 体長 : 12.25M
  • 重量 2,948KG
  • 最大搭乗者数 : 6人
  • 時速: 259KM
  • 高度 : 4,875 m

群馬県ドクターヘリ内の医療資材

レントゲン撮影以外、初療室でできることのほぼすべての医療資材がそろっており、病院の救急外来と同じレベルの治療を提供しています。

ドクターヘリと医療費

ヘリコプターによる搬送に対して特別な費用はかかりません。ただし、救急現場で受けた医療 行為に対しては一般の病院で受ける場合のように医療保険の範囲内で医療費(初診料、往診料、 処置料など)がかかります。搬送先の病院の選定は救急現場のフライトドクターが、患者さん の容態や地域性を考慮し決定します。高度救命救急センターのある前橋赤十字病院に搬送され るほかに、状況に応じて近隣の救急医療機関に搬送します。また、容態によってヘリコプター ではなく救急車による医療機関への搬送となる場合もあります。

ドクターヘリとは
群馬県ドクターヘリ事業