臨床研究に関する情報公開
2025年度
2023年度に当院でオプトアウトを行った臨床研究を以下に提示します。
| 受付番号 |
2025-01 |
|---|---|
| 研究課題名 | 乳児期の訪問看護:その適応、必要性について -後方視的検討- |
| 当院研究責任者 | 小児科 副部長 杉立 玲 |
| 当院研究分担者 | 小児科 清水 真理子、松井 敦、山本 順子、岩崎竜也 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2029年12月31日 |
| 研究目的 | 医療的ケアを要するような児、あるいは様々な支援を要する家庭の児に対する訪問看護の実態を調査する |
| 研究対象 | 2019年4月1日から2024年3月31日までに当院小児科から訪問看護指示書が作成発行された患児 |
| 使用する情報 | 訪問看護指示の根拠となる保険病名や、児の医学的所見、家族・保護者の属性などを、個人情報を特定できないよう にして収集、分析する。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-02 |
|---|---|
| 研究課題名 | クリティカル領域における危機的状況下での家族支援 ~Good Deathを達成するための看護介入を目指して~ |
| 当院研究責任者 | 医師 鈴木 裕之 |
| 当院研究分担者 | 看護師 市川 祥吾 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年8月31日 |
| 研究目的 | 救急・集中治療領域では、突然の急変により神経学的予後不良となる患者やその家族に直面する機会が多い。今回、 急変後に予後不良となった患者の家族に対して悲嘆過程を促進し、Good Deathの実現を支援した事例を通じて、危機的状況下における家族支援の看護介入の効果について考察する。 |
| 研究対象 | 当院ICUに入院となった患者の家族 |
| 使用する情報 | 電子カルテからの情報 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
オンラインシステム疾患登録 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-04 |
|---|---|
| 研究課題名 | 高度救命救急センター ICUにおける多職種連携を活用したICUリハビリ時間調整方法フォローチャート導入が早期離床率に及ぼす影響 |
| 当院研究責任者 | 医師 鈴木 裕之 |
| 当院研究分担者 | 看護部看護師 市川 祥吾、伊藤 恵美子、 松森 千裕 リハビリテーション課 角田 圭、水野 剛 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年11月 |
| 研究目的 | 高度救命救急センター ICUにおける多職種連携を活用したICUリハビリ時間調整方法フォローチャート導入が早期離床率に及ぼす影響を検討するため。 |
| 研究対象 | 上記研究期間におけるICUに入室された心臓血管外科術後患者 |
| 使用する情報 | 電子カルテからの情報 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-05 |
|---|---|
| 研究課題名 | 転移性肺腫瘍症例の臨床病理学的特徴と予後に関する後方視的解析 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年3月31日 |
| 研究目的 | 肺は肝臓と並んで転移の起こりやすい臓器であり、一般に肺転移をきたした癌は進行癌であります。しかし、肺転移 に対する手術療法は、一定の基準のもとに行えば、治癒または長期生存の可能性があり、比較的良好な予後が得られるこ とがわかってきています。当科では、転移性肺腫瘍に対し、積極的な手術介入を行っていますが、原発巣や組織型による 外科治療の有用性は、まだ解明されていないことも多いです。今回、転移性肺腫瘍症例の(1)臨床病理学的特徴、 (2)手術・短期・長期成績、(3)予後因子、(4)術式の特徴、(5)原発巣別の臨床病理学的因子・予後との相 関、等を後方視的に検討し、転移性肺腫瘍切除症例の適正化、予後因子や予後の解析を目的として、本研究を計画しまし た。 |
| 研究対象 | 2005年1月~2029年12月に群馬大学医学部附属病院および当院で転移性肺腫瘍に対する手術を受けた約 2400例 |
| 使用する情報 |
臨床・画像情報、病理所見、予後情報について、解析上必要な情報を使用します。具体的にカルテから収集する検 査項目は以下の通りです。
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| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-07 |
|---|---|
| 研究課題名 | 当院における緊急手術を要した胸部外傷手術 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 新居和人 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏、井貝 仁 、八巻 英、井田 晃頌 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | 当科で施行した胸部外傷手術症例の患者背景、周術期成績を明らかにする。 |
| 研究対象 | 2019年1月1日~2024年12月31日までの6年間において当院で手術を施行した胸部外傷手術症例を対象 とする。 |
| 使用する情報 | 1.患者背景(年齢、性別、BMI) 2.外傷の種類、程度 3.手術時間 4.出血量 5.手術内容 6.周術期管理方法 7.術後ドレナージ期間 8.術後在院日数 9.術後合併症の有無 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-08 |
|---|---|
| 研究課題名 | 乳腺悪性腫瘍手術におけるブプレノルフィン注の評価 |
| 当院研究責任者 | 薬剤部 齊藤 江利加 |
| 当院研究分担者 | |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | フェンタニル注の代替薬としてのブプレノルフィン注の有用性(鎮痛効果、副作用発現)の評価のため |
| 研究対象 | 乳腺悪性腫瘍手術患者(2025年1月~4月) |
| 使用する情報 | 1.患者背景(年齢、体重) 2.手術時間 3.術後疼痛スコア(NRS) 4.悪心嘔吐の有無 5.使用薬剤(予防制吐薬、術後鎮痛薬) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-14 |
|---|---|
| 研究課題名 | 間質性肺疾患紹介患者における特徴についての検討 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器内科 蜂巣 克昌 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器内科 医師 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | 当院に紹介された間質性肺疾患患者における地域連携の実態について明らかにする。 |
| 研究対象 | 2020年1月1日-2025年12月31日までの間に当院当科へ紹介され間質性肺疾患と診断された方 |
| 使用する情報 | 紹介時の年齢、性別等の社会学的情報、血清学的情報、画像学的情報、予後等についてカルテより情報収集する。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-15 |
|---|---|
| 研究課題名 | 肝細胞癌に対する定位放射線治療とラジオ波焼灼術の有効性と安全性に関する比較検討 |
| 当院研究責任者 | 消化器内科 田村 優樹 |
| 当院研究分担者 | 消化器内科 新井 弘隆、滝澤 大地、柴崎 充彦、舘山 夢生 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2029年12月31日 |
| 研究目的 | 定位放射線治療とラジオ波焼灼術の有効性と安全性を比較検討する。 |
| 研究対象 | 当院で肝細胞癌に対してサイバーナイフ治療を受けた患者 |
| 使用する情報 | 年齢、性別、肝硬変の成因、画像上の肝細胞の因子(部位、大きさ、再発の有無、再発までの期間など) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-17 |
|---|---|
| 研究課題名 | 当院における周術期等口腔機能管理の取り組みについて |
| 当院研究責任者 | 歯科衛生課 歯科衛生士 遠山 紗智子 |
| 当院研究分担者 | 歯科衛生課 歯科衛生士 加藤 和子 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | 当院で頭頚部がんの診断を受け化学放射線療法を行っている患者の口腔粘膜炎と経口摂取の中断の有無についての現 状を調査し、今後の診療の一助とすることを目的とした。 |
| 研究対象 | 2021年4月から2025年3月までに頭頚部癌に対し、化学放射線療法を行い、周術期等口腔機能管理で介入した患者 |
| 使用する情報 | 主病名、年齢、性別、エピシル使用率、経口摂取中断の有無について |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-19 |
|---|---|
| 研究課題名 | 群馬県の病院前診療における医療介入までの時間に関する多施設後ろ向き研究 |
| 当院研究責任者 | 集中治療科・救急科 金畑 圭太 |
| 当院研究分担者 | |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年3月31日 |
| 研究目的 | 群馬県内で運用されているドクターカーやドクターヘリが、どのように患者に迅速に対応しているかを明らかにする ことで、今後の救急医療体制の改善に役立てることを目的としています。 |
| 研究対象 | 下肢静脈エコー検査を施行した患者 |
| 使用する情報 | 2023年4月1日-2025年3月31日までの期間に、太田市内、ならびに高崎市内で群馬県ドクターヘリ、太 田ドクターカー、高崎ドクターカーのいずれかにより対応された患者 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-20 |
|---|---|
| 研究課題名 | 脳静脈洞血栓症に対する治療の検討 |
| 当院研究責任者 | 脳神経外科 小瀧 祐 |
| 当院研究分担者 | 脳神経外科 清水 立矢 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2029年3月31日 |
| 研究目的 | 脳静脈洞血栓症の治療に関して血管内治療の有効性を検討する。 |
| 研究対象 | 2018年6月1日から2025年5月30日までの7年間において当院で脳静脈洞血栓症と診断・加療された患者 |
| 使用する情報 | ①頭部CT、MRI、AGなどの画像 ②血液検査データ ③カルテ診療録 経過 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
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| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-21 |
|---|---|
| 研究課題名 | 単孔式胸腔鏡下解剖学的肺切除における施設症例数が周術期成績に与える影響に関する検討 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
| 当院研究分担者 | |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 呼吸器外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年7月31日 |
| 研究目的 | 解剖学的肺切除に対する単孔式胸腔鏡アプローチ(uVATS)は、その低侵襲性から、本邦においても徐々に各施設で導入されている。 しかしながら、本邦におけるこれらの患者背景並びに周術期成績の実態は不明確である。特に、技術的に高難度である uVATSが安全に施行されているかどうかについて確認することはこれらを施行していく上で非常に重要であり、今 回、当院倫理委員会ですでに承認された「本邦における単孔式胸腔鏡下解剖学的肺切除の周術期成績に関する実態調査: 多施設共同後方視的研究」(承認番号:2023-64)で集積されたデータを用い、施設症例数がその周術期成績に与 える影響について検討することとした。 |
| 研究対象 | 2018年4月1日~2023年3月31日の間に、uVATS解剖学的肺切除が施行された患者。uVATSの定義は主たる操作を4cm以下の創一つで行う胸腔鏡下手術とす る。ただし、標本を摘出する際に創を4cmより大きくしたものも含めることとする。 |
| 使用する情報 | 1)手術年月日(西暦で記載) 2)術者(専門医取得医師/専門医未取得医師) 3)年齢(歳) 4)性別(男性/女性) 5)身長 6)体重 7)BMI 8)喫煙指数(pack-year) 9)術前%FEV1.0(%) 10)疾患(原発性肺癌/転移性肺癌/良性疾患/その他/不明) 11)原発性肺癌の場合、臨床病期(0/1A1/1A2/1A3/1B/2A/2B/3A/3B/4A/4B/不 明) 12)主たる病変(右上葉/右中葉/右下葉/左上葉/左下葉/不明) 13)アプローチ肋間(4/5/6/7/その他/不明) 14)皮膚切開の位置(前腋窩線/中腋窩線/後腋窩線/その他/不明) 15)術式(二葉切除/葉切除/区域切除) 16)手術時間(分) 17)出血量(g) 18)術後ドレナージ期間(日) 19)術後在院日数(日) 20)リンパ節郭清範囲(ND0/ND1/ND2/不明) 21)開胸移行(有/無/不明) 22)開胸移行の理由(出血コントロール、気管支損傷、癒着剥離困難、炎症性リンパ節、手術時間の超過、その他、不 明) 23)ポート追加(有/無/不明) 24)ポート追加の理由(出血コントロール、気管支損傷、癒着剥離困難、炎症性リンパ節、手術時間の超過、ステープ リング困難、その他、不明) 25)術中有意血管損傷(有/無/不明) 26)術中有意血管損傷の内容(区域枝もしくは区域枝より中枢の肺動脈、区域枝より中枢の肺静脈、大動脈、鎖骨下動 脈、上大動脈、無名静脈、鎖骨下静脈、奇静脈/その他/不明) 27)Clavien-Dindo classification grade≧Ⅲの術後合併症(有/無/不明) 28)Clavien-Dindo classification grade≧Ⅲの術後合併症の内容(自由記載) 29)術後30日以内の予定外再入院(有/無/不明) 30)術後30日以内の予定外再入院の理由(自由記載) 31)術後30日以内死亡(有/無/不明) 32)術後90日以内死亡(有/無/不明) 33)手術手技関連合併症(有/無/不明) 34)手術手技関連合併症の詳細(術中有意血管損傷、術中気管支損傷、誤った肺静脈切断、術当日もしくは術翌日の再 開胸、術後5日以上継続する遷延性肺瘻、再ドレナージを要した遅発性肺瘻、横隔神経麻痺、嗄声、乳糜胸、膿胸、気管 支断端瘻、その他) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
電子症例報告書(eCRF)及びマネジメントツールとして電子メールを用いてデータ収集を行う |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-22 |
|---|---|
| 研究課題名 | 本邦における単孔式胸腔鏡下解剖学的肺切除の周術期成績 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
| 当院研究分担者 | - |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 呼吸器外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年7月31日 |
| 研究目的 | 解剖学的肺切除に対する単孔式胸腔鏡アプローチ(uVATS)は、その低侵襲性から、本邦においても徐々に各施 設で導入されているが、そのナショナルデータを示した報告は未だ多くない。 今回、当院倫理委員会ですでに承認された「本邦における単孔式胸腔鏡下解剖学的肺切除の周術期成績に関する実態調 査:多施設共同後方視的研究」(承認番号:2023-64)で集積されたデータを用い、葉切除、区域切除毎で、その 患者背景、周術期成績を明らかにすることとした。 |
| 研究対象 | 2018年4月1日~2023年3月31日の間に、uVATS解剖学的肺切除が施行された患者。uVATSの定 義は主たる操作を4cm以下の創一つで行う胸腔鏡下手術とする。ただし、標本を摘出する際に創を4cmより大きくし たものも含めることとする。 |
| 使用する情報 | 1)手術年月日(西暦で記載) 2)術者(専門医取得医師/専門医未取得医師) 3)年齢(歳) 4)性別(男性/女性) 5)身長 6)体重 7)BMI 8)喫煙指数(pack-year) 9)術前%FEV1.0(%) 10)疾患(原発性肺癌/転移性肺癌/良性疾患/その他/不明) 11)原発性肺癌の場合、臨床病期(0/1A1/1A2/1A3/1B/2A/2B/3A/3B/4A/4B/不 明) 12)主たる病変(右上葉/右中葉/右下葉/左上葉/左下葉/不明) 13)アプローチ肋間(4/5/6/7/その他/不明) 14)皮膚切開の位置(前腋窩線/中腋窩線/後腋窩線/その他/不明) 15)術式(二葉切除/葉切除/区域切除) 16)手術時間(分) 17)出血量(g) 18)術後ドレナージ期間(日) 19)術後在院日数(日) 20)リンパ節郭清範囲(ND0/ND1/ND2/不明) 21)開胸移行(有/無/不明) 22)開胸移行の理由(出血コントロール、気管支損傷、癒着剥離困難、炎症性リンパ節、手術時間の超過、その他、不 明) 23)ポート追加(有/無/不明) 24)ポート追加の理由(出血コントロール、気管支損傷、癒着剥離困難、炎症性リンパ節、手術時間の超過、ステープ リング困難、その他、不明) 25)術中有意血管損傷(有/無/不明) 26)術中有意血管損傷の内容(区域枝もしくは区域枝より中枢の肺動脈、区域枝より中枢の肺静脈、大動脈、鎖骨下動 脈、上大動脈、無名静脈、鎖骨下静脈、奇静脈/その他/不明) 27)Clavien-Dindo classification grade≧Ⅲの術後合併症(有/無/不明) 28)Clavien-Dindo classification grade≧Ⅲの術後合併症の内容(自由記載) 29)術後30日以内の予定外再入院(有/無/不明) 30)術後30日以内の予定外再入院の理由(自由記載) 31)術後30日以内死亡(有/無/不明) 32)術後90日以内死亡(有/無/不明) 33)手術手技関連合併症(有/無/不明) 34)手術手技関連合併症の詳細(術中有意血管損傷、術中気管支損傷、誤った肺静脈切断、術当日もしくは術翌日の再 開胸、術後5日以上継続する遷延性肺瘻、再ドレナージを要した遅発性肺瘻、横隔神経麻痺、嗄声、乳糜胸、膿胸、気管 支断端瘻、その他) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
電子症例報告書(eCRF)及びマネジメントツールとして電子メールを用いてデータ収集を行う |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-23 |
|---|---|
| 研究課題名 | 尾状葉に発生した肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術と体幹部定位放射線療法の有効性と安全性を比較検討する研究 (多施設共同) |
| 当院研究責任者 | 消化器内科 田村 優樹 |
| 当院研究分担者 | 消化器内科 新井 弘隆、滝澤 大地、柴崎 充彦 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年12月31日 |
| 研究目的 | 本研究では、尾状葉(S1)に発生した肝細胞癌(HCC)に対するRFAとSBRTの治療成績を、多施設におけ る後ろ向き解析により比較する。SBRTがRFAに対して非劣性または優越性を示すかを検証し、S1におけるHCC 治療選択の最適化を図るとともに、将来的な治療ガイドライン改訂に向けた学術的根拠を提供することを目的 |
| 研究対象 | 2016年以降に群馬県内の参加施設(肝疾患専門医療機関)で、尾状葉に発生した肝細胞癌に対して体幹部定位放 射線療法またはラジオ波焼灼術で加療された症例。 |
| 使用する情報 | 既存の情報を使用する。
なお、研究計画書の作成以降に取得された情報であって、取得の時点においては当該研究計画書の研究に用いられることを目的としていなかったものは既存の情報として取り扱
う。ただし、研究目的でない医療の際に上乗せして、あらかじめ研究に用いられることを目的として患者(研究対象者)
から情報を取得する場合には、「既存情報」に該当しないため、本研究では使用しない。 患者背景:年齢、性別、身長・体重、既往歴、 PS(パフォーマンスステータス)、背景肝疾患(肝炎、肝硬変など) 画像診断:胸腹部CT、腹部MRI、腹部超音波 臨床検査:肝機能:T-Bil、Alb、AST、ALT、PT 腎機能:Cr 血液:WBC(分画)、血小板 腫瘍マーカー:AFP、PIVKA-II その他:尿検査 肝機能評価:Child-Pugh分類、ALBIスコア 腫瘍情報:腫瘍数・大きさ・位置、血管浸潤、転移の有無 治療情報:RFA:穿刺経路、焼灼条件 SBRT:線量、分割数 治療日、治療回数 治療後評価:局所制御率、再発状況、生存期間(OS・RFS)、 有害事象(CTCAE v5.0) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
匿名化済みのデータを電子的配信 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-24 |
|---|---|
| 研究課題名 | C型代償性肝硬変に対するソホスブビル/ベルパタスビル治療の長期有用性に関する北関東多施設共同研究 |
| 当院研究責任者 | 消化器内科 滝澤 大地 |
| 当院研究分担者 | 消化器内科 新井 弘隆、柴崎 充彦、田村 優樹 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 消化器内科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年12月31日 |
| 研究目的 | この研究では、非代償性肝硬変の患者さんに対する「ソホスブビル/ベルパタスビル」の治療が、長い期間にわたってどれくらい効果があり、安全であるかを確認することを目的 としています。 これまでにも短期間の治療効果についての報告はありましたが、長期的な結果についてはまだ十分にわかっていません。 そこで、実際の診療の中で得られたデータ(リアルワールドデータ)をもとに、より現実的な治療の成果を明らかにし、 今後の治療方針づくりに役立てたいと考えています。 この研究は、複数の病院が協力することで、より多くの患者さんの情報を集め、信頼性の高い結果を得ることを目指して います。 |
| 研究対象 | 2019年3月1日~2021年12月31日の調査対象期間中に、非代償性肝硬変と診断され、「ソホスブビル/ ベルパタスビル」による治療を受けた患者さんの診療情報(カルテ)などの治療に関する情報を、研究のため使用させて いただきます。 |
| 使用する情報 | 基本情報:年齢、性別、身長、体重 血液検査:HCV遺伝子型、HCV-RNA量、薬剤耐性変異の有無、AST、ALT、Alb、BUN、Cr、T- Bil、AFP、PIVKA-II 、NH3、BTR、M2BPGi、Plt、PT、eGFR 画像・内視鏡検査:MRI、CT、超音波検査、食道胃静脈瘤の性状、脾腫の性状、腹水の有無 臨床所見:肝性脳症の有無、肝細胞癌の治療歴の有無、肝癌発症の有無 治療関連情報:治療完遂の有無と成否、抗ウイルス治療効果 肝予備能評価:Child-Pugh score、ALBI score、MELD scoreの推移 生命予後:生存期間 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
個人が特定されないように匿名化されたうえで、代表研究機関の高崎総合医療センターへ送られまとめて分析され る。 |
| その他 | 研究の成果は、学会や科学専門誌などで発表されることがありますが、氏名などの個人を特定できる情報が公表され ることは一切ありません。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-25 |
|---|---|
| 研究課題名 | PET画像の筋肉抽出によるArtificial intelligenceを用いた血糖値・糖尿病推定システムの開発 |
| 当院研究責任者 | 放射線診断科部 上原 学 |
| 当院研究分担者 | 放射線診断科部 中林 亮太、佐藤 鈴絵、高橋 稔 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院、群馬県立県民健康科学大学 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年3月31日 |
| 研究目的 | 本研究の目的は、Positron Emission
Tomography(PET)画像における筋肉への18F-fluorodeoxyglucose(FDG)の集積に着目し、これを解析することで、被験者の血糖状態お
よび糖尿病の有無を推定可能とするシステムを開発することである。近年、18F-FDG
PET/CTは腫瘍診断をはじめとした全身の代謝状態を可視化する有用な手法として広く用いられているが、その副次的情報として筋肉へのグルコース取り込み量も取得可能で
ある。 筋肉はインスリン感受性のある主要な組織であり、糖代謝異常やインスリン抵抗性の影響を強く受ける。従って、筋肉に おけるFDG集積量は、血糖コントロールの指標としての可能性を持つと考えられる。本研究では、筋肉を抽出可能な Artificial intelligence(AI)のモデルの一つであるTotalSegmentatorを 用いて筋肉領域を高精度に自動抽出し、その抽出後の画像と血糖値や糖尿病の有無のデータを基にしてPET画像から血 糖値や糖尿病の有無を推定する新たなモデルを開発する。 最終的には、得られたPET画像データから、糖尿病のスクリーニングあるいは予測に資するシステムの開発を目指す。 本研究は、既存のPET画像を有効活用する新たな代謝評価法を提供し、非侵襲的な糖尿病評価の可能性を拓くことを意 図している。 |
| 研究対象 | 当院におけるPET検査を受けた患者様 |
| 使用する情報 | 群馬県立県民健康科学大学に存在する人工知能開発用PCを用いるため、すべての画像データやそのほか付帯する情 報は完全に匿名化した状態で当該研究機関へ提供する。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
匿名化済みのデータを電子的配信 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-26 |
|---|---|
| 研究課題名 | ECMO Transportの安全性と予後調査 |
| 当院研究責任者 | 藤塚 健次 |
| 当院研究分担者 | 中村 光伸、鈴木 裕之、萩原 裕也 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年6月30日 |
| 研究目的 | ECMO装着し搬送する ECMO Transport は、搬送元病院でECMOを導入する Primary Transport と導入されたものを搬送する Secondary Transport がある。本邦ではこの重症搬送を行っている施設は少なく、安全性や成績などはわかっていない。そのため、当院でおこなった事例を収集・解析し、今後の体制維持やより安全な 方法を検討するために、本調査を行う。 |
| 研究対象 | 2018年1月1日から2025年6月30日までの当院の搬送チームによるECMO Transport が行われた症例・事案を対象とする。 |
| 使用する情報 | 該当する患者について下記の情報を診療録より取得する。 ① 年齢、性別、疾患、既往歴 ② ECMO導入方法、導入時のバイタル、ECMOシステム、カテーテル種類、人工呼吸器設定、管理薬剤 ③ 出動までの時間、移動距離、搬送人員、患者搬送時間 ④ 搬送中のバイタル・処置・合併症、予後 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-27 |
|---|---|
| 研究課題名 | 急性胆嚢炎に対する経皮経肝胆嚢ドレナージと内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージの比較検討 |
| 当院研究責任者 | 消化器内科 阿部 貴紘 |
| 当院研究分担者 | - |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 消化器内科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年4月1日 |
| 研究目的 | 当院では急性胆嚢炎に対して、緊急胆嚢摘出術適応外の患者様に対して経皮経肝胆嚢ドレナージもしくは内視鏡的経 乳頭的胆嚢ドレナージを施行している。今回、各治療成績等を検討する。 |
| 研究対象 | 2023年4月1日から2026年4月1日までの期間に、当院で急性胆嚢炎に対して経皮経肝胆嚢ドレナージもし くは内視鏡的経乳頭的胆嚢ドレナージを施行した患者。 |
| 使用する情報 | 年齢、性別、急性胆嚢炎の原因、重症度、手技成功率、臨床的治療成功率、偶発症、待機的な胆嚢摘出術施行有無、 胆嚢摘出術までの期間、手術時間、手術方法など。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-28 |
|---|---|
| 研究課題名 | 日本の実臨床下においてエプコリタマブによる治療を受けた再発又は難治性大細胞型B細胞リンパ腫患者のアウトカ ム評価 |
| 当院研究責任者 | 血液内科 石埼 卓馬 |
| 当院研究分担者 | 血液内科 田原 研一、野口 絋幸 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2027年10月31日 |
| 研究目的 | この臨床研究の目的は、日本でエプキンリ®(一般名:エプコリタマブ)による治療を受けたLBCL患者さんの治 療経過と治療実態を明らかにすることを目的に実施されます。再発又は難治性LBCLは、特に三次治療以降では有効な 治療方法が限られている希少疾患であり、新たな治療方法の研究が社会的に求められています。エプキンリ®の治療デー タを蓄積し解析することは、将来の再発又は難治性LBCL患者さんに、適切な治療を提供することにつながります。こ の臨床研究は、公衆衛生の向上に寄与する研究として、患者さんの診療記録情報を研究目的で利用または提供されること について、倫理審査委員会により倫理的、科学的および医学的観点から調査や審査が行われ、承認されています。 |
| 研究対象 | この臨床研究は、2024年5月1日から2025年10月31日までの期間にエプキンリ®の投与を開始したこと が診療記録に記録されている患者さんを対象に実施されます。 |
| 使用する情報 | この臨床研究では当院に保管されている患者さんの診療記録から臨床研究に必要な情報を収集します。 生年月(日にちは収集しません)、性別、人種、病歴、健康状態や病気の状況、エプキンリ®の使用情報、効果および安 全性情報、併用治療、LBCL治療歴とその治療効果、医療資源の利用状況、および生存情報、患者さんの診療記録は、 LBCLと診断された日から2026年4月30日までの情報を収集します。ただし、低悪性度非ホジキンリンパ腫 (iNHL)からの形質転換型LBCLと診断された方は、iNHLと診断された日から2026年4月30日までの情 報を収集します。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
この臨床研究は、米国法人Genmab US, Inc. Laura
Liaoが研究代表者として実施しますが、臨床研究の一部については、臨床研究業務受託機関であるメビックス株式会社に委託されます。この臨床研究で収集された情報は、米
国法人Genmab US,
Inc.およびメビックス株式会社に提供されます。臨床研究に利用する患者さんの情報は、個人の特定につながる情報(氏名、連絡先など)を取り除き、代わりに研究用の番号
をつけて管理します。研究用番号に紐づいたデータは、データの管理を行うメビックス株式会社に電子的配信等で提出さ
れます。また、メビックス株式会社はデータマネジメントおよび統計解析に関する業務を実施後、データおよび解析結果
を研究依頼者である米国法人Genmab US,
Inc.(米国、ニュー・ジャージー州)に提供します。提供された情報は、現地の規制(米国、ニュージャージー州)及びGenmab
US,
Inc.の情報管理規定に基づき適切に管理されます。患者さんの特定につながる情報(氏名、連絡先など)と研究で使用するデータを結びつけるための表(リスト)は院外に提
供しませんので、データの提供を受けたいずれの機関も患者さんとデータを結びつけることはできません。また、研究成
果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる情報は公開されません。また、この臨床研究が正
しく行われているかどうかを確かめるために、この臨床研究の実施中、研究依頼者から研究実施のための業務を委託され
たメビックス株式会社、倫理審査委員会および行政機関の担当者があなたの診療記録を秘密厳守のうえで閲覧させていた
だくことがあります。なお、当該担当者には守秘義務が課せられているため、あなたの個人情報を外部に漏らすことはあ
りません。
この研究で得られた情報は、将来、現在はまだ計画・予想されていないLBCLに関係する別の研究に利用する(協力企
業、委託先、学術研究機関、学会、研究者等の第三者に移転または提供することを含みます)場合があります(データの
二次利用)。その際は、研究用番号に紐づいたデータを利用し、患者さんの特定につながる情報を利用することはありま
せん。データを二次利用する場合は、必要に応じ、改めて倫理審査委員会等にその研究の計画を提出し、承認を得てから
実施します。情報の二次利用についての確認は、臨床研究に関する相談窓口にお問い合わせください。 【情報の提供を行う共同研究機関の名称およびその長の氏名】 前橋赤十字病院 機関の長の氏名:中野 実 【情報を利用する者の範囲、および情報の管理について責任を有する者の氏名】 研究代表者:Genmab US, Inc. Laura Liao 研究依頼者:Genmab US, Inc. (責任者:Laura Liao) 臨床研究業務受託機関:メビックス株式会社(責任者:村林 裕貴) 【提供する情報を用いる研究に係る研究代表者の氏名および当該者が所属する研究機関の名称】 Genmab US, Inc. Laura Liao |
| その他 | 【利益相反】 利益相反とは、臨床研究の実施に際して外部との経済的な利害関係等によって、臨床研究の実施に必要とされる公正かつ 適正な判断が損なわれる、または、損なわれるのではないかと第三者から懸念されることを指します。 この臨床研究は、米国法人Genmab US, Inc.からの資金提供により実施されています。また、当院は、米国法人Genmab US, Inc.との契約に基づいて、研究資金の提供を受けています。そのため、この臨床研究の実施において利益相反が生じる可能性がありますが、臨床研究の実施に先立ち、利益相 反に関する審査が行われ、医学的な視点から適正に、中立性と公明性を維持して実施されます。また、研究担当医師は、 この臨床研究の実施に影響を及ぼすような利益相反の状況を把握し、この臨床研究の結果の発表を予定する学会や医学雑 誌の求めに応じて適切に開示します。 【情報の利用または提供を開始する予定日】 本文書公開日から2週間を経過した日以降 【臨床研究に関する情報公開の方法】 この臨床研究の計画や関連する資料をご覧になりたい場合は、この臨床研究に参加されている他の方の個人情報や研究全 体の支障となる事項以外はご覧いただくことができますので、研究担当医師にご相談ください。なお、この臨床研究の計 画や関係する資料をご覧になるまでに、時間を要する場合があります。承認された研究計画の内容や進捗状況は、 UMIN-CTR(大学病院医療情報ネットワーク臨床試験登録システム) (https://www.umin.ac.jp/ctr/index-j.htm)に公開されています。 【連絡先・相談窓口】 この臨床研究の対象者に該当する可能性のある患者さん、またはそのご家族等の方で患者さんの診療記録等の情報を研究 目的で利用または提供されることを希望されない場合は、以下に記載する当院担当者までご連絡ください。このご連絡を いただいた場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。ただし、既に解析が完了している場合等で、患者さん の情報を臨床研究から削除できない場合があります。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-29 |
|---|---|
| 研究課題名 | 破裂内頚動脈血豆状動脈瘤の治療成績;多施設共同後方視的観察研究 |
| 当院研究責任者 | 脳神経外科 清水 立矢 |
| 当院研究分担者 | 脳神経外科 矢島 翼、齋藤 貴寛、小瀧 祐、山本 夢己、横山 響 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 脳神経外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年12月31日 |
| 研究目的 | 本研究では、破裂内頚動脈血豆状動脈瘤の治療成績を調査し、その適切な方法や管理について明らかにすることを目 的とします。 |
| 研究対象 | 2015年4月1日から2025年3月31日に、当院でくも膜下出血のため入院し、破裂内頚動脈血豆状動脈瘤と 診断された方 |
| 使用する情報 | カルテや画像所見から ・全例の評価項目 年齢、性別、来院時血圧、意識レベル(GCS;Glasgow coma scale)、WFNS Grade3、Fisher分類での動脈瘤部位(C1;内頚動脈終末部~後交通動脈分岐)、C2(後交通動脈分岐から眼動脈分岐)、動脈瘤部位(Anterior wall、Anteromedial、Anterolateral)、発症30日以内の動脈瘤最大径およびネック 径、発症30日以内の治療法(血管内治療、外科治療、保存治療)と各治療日、発症30日以内の再破裂、発症30日以 内の死亡、発症30日以内のDelayed erebral ischemia(DCI;画像上虚血巣が見られ神経症状が悪化したもの)、治療後90日以内のFollow up脳血管造影における閉塞状態、発症90日以内の水頭症に対するシャント手術の有無、発症30日以内または退院時の修正ランキンスケール(modified Rankin Scale)4、発症90日後の修正ランキンスケール ・血管内治療の評価項目 治療直前の動脈瘤最大径およびネック径、術前抗血小板剤(なし、単剤、2剤、3剤)、治療内容(コイル留置のみ、ス テント留置のみ、ステント+コイル、母血管閉塞、そのほか)、使用ステントの種類および使用枚数、最終造影での閉塞 状態、術中破裂の有無、術中破裂以外の出血性合併症(症候の有無を問わない)、症候性の虚血性合併症、そのほかの合 併症、手技に関連したmorbidityの有無(手技に伴う合併症により修正ランキンスケールが1以上悪化したも の) ・外科治療の評価項目 治療直前の動脈瘤最大径、動脈瘤ネック径、動脈瘤に対する処置(trapping、porximal clip、Neck clipping、Wrapping、その他)、バイパスの有無(なし、STA-MCA、Radial graft bypass、Saphenous graft bypass)、術中破裂の有無、術中破壊以外の出血性合併症(症候の有無を問わない)、症候性の虚血性合併症、そのほかの合併症、手技に関連したmorbidityの有 無(手技に伴う合併症により修正ランキンスケールが1以上悪化したもの) ・保存治療の評価項目 抗血小板療法の有無、症候性虚血性脳卒中の有無、その他の合併症 年齢、性別、WFNS Grade、動脈瘤部位(Fisher分類C1(IC terminal-Pcom分岐部)、C2(Pcom分岐からOphthalmic artery 分岐)、動脈瘤部位(Anterior wall、Anteromedial、Anterolateral)、発症日から30日以内のイベント(IVR治療、外科治療、再破裂、死亡)、最終治療後の脳血管造影の Follow up(90日以内)における動脈瘤の閉塞状態、Delayed erebral ischemia(DCI;画像上虚血巣が見られ神経症状が悪化したもの)、水頭症に対するシャント手術の有無(発症90日以内)、発症30日後の修正ランキンスケール (modified Rankin Scale)、発症90日後の修正ランキンスケール(modified Rankin Scale) IVR治療の調査項目;動脈瘤最大径、動脈瘤ネック径、術前抗血小板剤(なし、単剤、2剤、3剤)、治療内容(コイ ル留置のみ、ステント留置のみ、ステント+コイル、母血管閉塞、そのほか)、使用ステントの種類および使用枚数、術 中破裂の有無、術中破裂以外の出血性合併症(症候の有無を問わない)、症候性の虚血性合併症、そのほかの合併症、手 術に関連したmorbidityの有無(手技に伴う合併症により修正ランキンスケールが1以上悪化したもの) 外科治療の調査項目;動脈瘤最大径、動脈瘤ネック径、動脈瘤に対する処置(trapping、porximal clip、Neck clipping、Wrapping、そのほか)、バイパスの有無(なし、STA-MCA、Radial graft bypass、Saphenous graft bypass)、術中破裂の有無、術中破壊以外の出血性合併症(症候の有無を問わない)、症候性の虚血性合併症、そのほかの合併症、手技に関連したmorbidityの有 無(手技に伴う合併症により修正ランキンスケールが1以上悪化したもの) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-30 |
|---|---|
| 研究課題名 | 活動性悪性腫瘍合併脳梗塞に対する血管内再開通療法の多施設共同後ろ向き観察研究 |
| 当院研究責任者 | 脳神経外科 清水 立矢 |
| 当院研究分担者 | 脳神経外科 矢島 翼、齋藤 貴寛、小瀧 祐、山本 夢己、横山 響 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 脳神経外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年12月31日 |
| 研究目的 | 活動性悪性腫瘍を合併した急性期脳梗塞に対する血管内再開通療法の、①有効性を評価するための適切な転帰指標を 確立し、②内科治療と比較した有効性・安全性を明らかにすることを目的とした研究です。 |
| 研究対象 | 2018年1月1日から2024年12月31日の間に、活動性悪性腫瘍を合併した脳主幹動脈閉塞による急性期脳
梗塞を発症して入院加療を受けた方で、以下の選択基準をすべて満たし、除外基準のいずれにも該当しない方を対象とし
ます。 選択基準 ・年齢18歳以上の成人 ・2018年1月1日~2024年12月31日に、研究参加施設で入院加療を受けた患者 ・発症または最終健常確認時刻から24時間以内の急性期脳梗塞患者で、活動性悪性腫瘍を合併していた患者(院内発症 患者、脳梗塞発症後に活動性悪性腫瘍が診断された患者を含む) ・脳主幹動脈(総頚動脈、内頚動脈、中大脳動脈M1部、M2部、椎骨動脈、脳底動脈)の急性閉塞により脳梗塞を発症 した患者 ・発症時 National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)スコア6以上の患者 ・単純CTあるいはMRI拡散強調画像による評価で、前方循環主幹動脈閉塞例ではAlberta Stroke Program Early CT Score(ASPECTS)3以上、後方循環主幹動脈閉塞例ではposterior circulation Acute Stroke Prognosis Early CT Score(pc-ASPECTS)6以上の患者 除外基準 ・患者本人もしくは代諾者より不参加の意志が表示された場合 ・研究担当医師により研究への登録が不適格とみなされた患者 |
| 使用する情報 | 年齢、性別、既往歴・併存疾患、画像検査、治療経過、臨床転帰等のカルテ情報 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
当院から外部への提供はありません。参加施設間で診療情報(データ)の授受を行う場合、個人が特定できないよう 氏名等を削除し、研究独自の識別コードを付与し研究用IDリスト(いわゆる対応表)を用いて管理します。対応表は、 各施設の研究責任者が保管・管理します。提供方法は、各施設の状況に応じてCD/DVD、HDD、USBメモリなど 電子記録媒体メディアの郵送および暗号化されたクラウドストレージを用いて安全な方法で送付されます。 |
| その他 | 患者さんやご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合 は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もござい ます。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-31 |
|---|---|
| 研究課題名 | カテコラミン誘発多形心室頻拍、先天性QT延長症候群に対する両側交感神経切除の効果 |
| 当院研究責任者 | 心臓血管内科 峯岸 美智子 |
| 当院研究分担者 | - |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年3月31日 |
| 研究目的 | 上記疾患に対して両側交感神経切除を行った患者において効果を明らかにすること |
| 研究対象 | CPVT、LQTSに対して両側交感神経切除術を行った患者 |
| 使用する情報 | ケースシリーズ研究に該当。既存資料・情報(カルテ内の患者既往歴や内服情報、採血結果、Holter心電図、 運動負荷心電図のデータ波形等) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
紙または電子媒体にて提供。提供時は特定の個人を識別できないように個人情報を加工して、当該個人情報を復元で きないようにする。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-34 |
|---|---|
| 研究課題名 | ECMO下での治療撤退の決定に関する検討 |
| 当院研究責任者 | 集中治療科・救急科 萩尾 文香 |
| 当院研究分担者 | 集中治療科・救急科 藤塚 健次 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年3月31日 |
| 研究目的 | ECMOは重症呼吸不全・循環不全の患者に対して治療戦略として使用され肺や心臓の回復までの橋渡しをすること で、救命を期待している。一方で、治療に反応せず治療困難と判断を下しECMO挿入下で亡くなるケースもある。治療 困難の決定は明確な基準が設けられているわけではないため、時に医療者は精神的な苦痛や倫理的なジレンマに悩まされ る。そのため当院で治療したECMOの終末期、並びに治療決定について行われた事例を収集・解析し、今後の患者・家 族、医療者にとって納得のいく方針決定の方法を検討するために、本調査を行う。 |
| 研究対象 | 2012年1月1日から2025年6月30日まで当院でECMO管理された症例・事案を対象とする。 |
| 使用する情報 | 該当する患者について下記の情報を診療録より取得する。 ① 年齢、性別、疾患、既往歴 ② ECMO導入方法、導入時のバイタル、ECMOシステム、カテーテル種類、人工呼吸器設定、管理薬剤 ③ 経過中の血液検査・画像検査・病理診断結果 ④ 予後決定に使用されたIC記事 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-35 |
|---|---|
| 研究課題名 | 低侵襲アプローチを用いたgeneral thoracic minor surgeryにおける術当日胸腔ドレ-ン抜去の妥当性に関する検討 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 井田 晃頌 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏、井貝 仁、新居 和人、八巻 英 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 呼吸器外科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2027年3月31日 |
| 研究目的 | 呼吸器外科領域において、術後胸腔ドレナージ早期抜去は疼痛軽減、離床促進をもたらすため、患者が享受するメ リットは大きい。一方、安全面の観点から出血や肺瘻の確実な制御が求められる。今回、当院で施行している低侵襲アプ ローチ下 general thoracic minor surgeryにおける術当日胸腔ドレーン抜去の妥当性を後方視的に検討する。 |
| 研究対象 | 2005年1月~2029年12月に群馬大学医学部附属病院および当院で転移性肺腫瘍に対する手術を受けた約 2400例 |
| 使用する情報 | 基準に該当する患者について下記の情報を診療録より取得する。 1.患者背景(年齢、性別、喫煙歴、既往歴) 2.術前呼吸機能(FEV1.0,%FEV1.0,FEV1.0%,%DLCO) 3.疾患種別(原発性肺癌、転移性肺腫瘍、気胸、非肺疾患) 4.病変局在(左右、上中下葉) 5.手術アプローチ(単孔式胸腔鏡、多孔式胸腔鏡、ロボット支援胸腔鏡)、周術期成績(手術時間、出血量、術後ドレ ナージ期間、術後在院日数、部分切除ヶ所数、使用自動縫合機本数、生物組織的接着剤の使用の有無、開胸移行の有無、 血管損傷の有無、術後疼痛(NRS)、術後合併症、術後30日以内再入院・死亡の有無、術後14日以内の再ドレナー ジの有無)、術後合併症 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-36 |
|---|---|
| 研究課題名 | 緩和ケアチーム介入患者における血液培養検査の有用性と症状緩和への影響 |
| 当院研究責任者 | 緩和支持医療科 小屋 紘子 |
| 当院研究分担者 | - |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2026年3月31日 |
| 研究目的 | 緩和ケアチーム介入患者における血液培養検査の実施状況、陽性率、治療方針への影響、および症状緩和への寄与を 後方視的に明らかにすることを目的とする |
| 研究対象 | 2023年4月1日から 2026年 3月 31までに緩和ケアチームが介入中に血液培養検査を実施した入院患 者 |
| 使用する情報 | ① 患者背景 :年齢、性別、病名、緩和ケアチーム介入理由、介入時のECOG PS、介入時の主治医の予後予測 ② 関連情報 :血液培養検査採取日、血液培養検査実施の理由、バイタルサイン:体温・経皮的酸素飽和度・血圧、症状の有無(発 熱、悪寒、せん妄、呼吸困難、など)、臨床背景(カテーテル留置の有無、好中球減少、など)、同時採取の検体(尿培 養、喀痰培養など、治療コード(化学療法中、DNAR、など)、血液培養採取に伴うデメリットの有無(採血困難、皮 下出血など) ③ 血液培養結果 :陽性/陰性、血液培養検査結果判明日、分離菌種、真の菌血症かコンタミネーションか ④ 治療介入 :抗菌薬投与以外の治療の有無(酸素投与、昇圧剤投与、補液開始、I C U入室、緊急手術など)、抗菌薬の開始・変更有無、抗菌薬の種類・投与期間、抗菌薬変更の根拠 ⑤ 症状緩和 :症状の改善有無、患者の最終転帰(退院・転院・死亡) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
- |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-37 |
|---|---|
| 研究課題名 | 食道癌および頭頸部癌の同時性重複癌の治療法に関する全国調査 |
| 当院研究責任者 | 外科 渡邊 隆嘉 |
| 当院研究分担者 | - |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 食道癌と頭頸部癌は喫煙や飲酒など共通するリスク因子を有しているため、同時に重複して発見されることがありま す。一方その治療法や治療順位などに関するまとまった報告はありません。単施設では症例数に限りが有るため、多施設 共同研究による検討が必要です。今回日本気管食道科学会の臨床研究として、カルテデータを用いた全国の多施設共同研 究を行います。現状を把握し各々の治療成績を明らかにすることで、より至適な治療方法を探索し、今後の治療成績向上 につながり得るものと考えます。本研究はがん研究会有明病院食道外科を主たる研究機関とし、がん研究会医学系研究倫 理審査委員会の審査を経て、同病院長の許可の下に実施し、参加研究機関より収集した匿名化データを用いて、解析を行 います。 |
| 研究目的 | 慢性肝疾患患者に対する観血的治療におけるトロンボポエチン受容体作動薬の有用性の検討 |
| 研究対象 | 西暦2016年1月1日より2020年12月31日までの間に、同時に食道癌および頭頸部癌と診断された患者さ ん |
| 使用する情報 | 本研究では、過去の診療の記録より収集されたデータを使用させていただきます。具体的には、背景因子(年齢、性 別、身長、体重、喫煙歴など)、治療内容(手術の方法、化学療法の内容、放射線治療の内容など)、臨床病理学的因子 (がんの進行度、病理診断など)、短期成績(合併症の有無など)、長期成績(再発の有無など)が含まれます。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
当院を含めた共同研究機関が、過去の診療の記録より収集したデータを本研究の主たる研究機関であるがん研究会有 明病院食道外科に提供し、解析を行います。 |
| その他 | 研究参加の有無により治療方針が変更されることはありません。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2024-45 |
|---|---|
| 研究課題名 | 気胸患者における胸腔ドレナージの適応に関する全国データベース研究 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏、新居 和人、八巻 英、井田 晃頌 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | 気胸(肺に穴が開いて空気がもれる病気)になった患者さんの治療で、胸に管を入れる処置が本当に必要かどうかを 調べることです。どのような患者さんに管を入れる治療が必要で、どのような患者さんなら管を入れなくても安全に治療 ができるかを明らかにします。 |
| 研究対象 | 当院を研究代表機関として以前に実施された研究「本邦における気胸治療の実態調査:多施設共同後方視的研究」に おいて収集された、2019年4月から2020年3月までに日本全国の病院で気胸の治療を受けた患者さん約 2,000名のデータを使用します。胸に管を入れる治療を受けた患者さんと受けなかった患者さんの治療結果を比較し ます。 |
| 使用する情報 | 主要評価項目:胸腔ドレナージ要否の決定因子、入院期間、臨床アウトカム |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
この研究では、患者さんのお名前や住所などの個人を特定できる情報がわからないようにされたデータのみを使用す るため、患者さんのプライバシーは完全に保護されます。研究結果が公表される際にも、個人が特定されることは絶対に ありません。また、この研究に参加することによる患者さんへの新たな負担や危険は全くありません。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-40 |
|---|---|
| 研究課題名 | 第二回 本邦における気胸治療の実態調査:多施設共同後方視的研究 |
| 当院研究責任者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
| 当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏、新居 和人、八巻 英、井田 晃頌 |
| 研究機関名 | 研究代表機関名:川西市総合医療センター 呼吸器外科 研究分担機関:日本気胸・嚢胞性肺疾患学会会員所属施設 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2027年3月31日 |
| 研究目的 | 呼吸器領域において、原発性自然気胸、続発性自然気胸は遭遇する頻度が多い疾患である。しかしながら、その治療 内容は施設毎によって異なり、各々の病態に応じた適切な治療法が確立されているとは言い難い。この理由の一つとし て、気胸に対する診療の実態が不明確であることが挙げられる。 日本気胸・嚢胞性肺疾患学会では以上のような状況を鑑み、ガイドラインや臨床研究のコントロールに役立つデータベー スを構築する必要性を認識しており、学術委員会を中心に2019年4月1日から2020年3月31日の間に入院症例 の原発性自然気胸、続発性自然気胸の実態調査を施行した。 今回、上記実態調査から5年が経過し、改めて本邦の気胸治療の実態を把握する必要があると考え、今回の研究を立案し た。 |
| 研究対象 | 2024年4月1日から2025年3月31日の間に気胸と診断され、入院加療が施行された患者、もしくは他疾患 で入院中の場合は同一入院期間内に気胸に対する加療が施行された患者。ただし、入院日が上記期間内であれば、加療に よる転帰日は2025年4月1日以降に及んでいても構わない。また、総入院日数に関しては、他疾患に対する治療期間 も含むものとする。 |
| 使用する情報 | 1)入院日 2)研究期間内での複数回入院の有無(有/無/不明) 3)気胸発症日(院内発症例のみ) 4)発症様式(初発/再発/不明) 5)種類(原発性/続発性/不明) 6)続発性の場合、基礎疾患(COPD/間質性肺炎/CPFE/肺腫瘍/感染症/月経随伴性/その他) 7)入院時HOT導入中(有/無/不明) 8)肺以外の基礎疾患の有無(有/無/不明) 9)肺以外の基礎疾患の内容(肝機能障害:Child-Turcotte分類B以上/人工透析あり/虚血性心疾患 /5年以内の他の悪性疾患の治療歴/脳神経疾患or脳血管障害:治療歴・治療中のもの/DM/貧血:Hb≦8.0 /自己免疫疾患:治療歴のあるもの/不整脈:治療中/高血圧:投薬中を含む/その他) 10)ステロイド投与(有/無/不明) 11)患側(左/右/両側/不明) 12)年齢(_歳) 13)性別(男/女) 14)Performance Status(0/1/2/3/4/不明) 15)Body Mass Index(BMI:身長、体重から計算) 16)喫煙歴(pack-year) 17)入院時CRP値(mg/dl) 18)入院時Alb値(g/dl) 19)気胸の程度(1度/2度/3度/不明、ただし、両側の場合は虚脱の程度が大きい側を記載) 20)胸腔ドレナージ施行の有無(有/無/不明) 21)癒着療法の有無(有/無/不明) 22)癒着療法の薬剤(OK-432/MINO/自己血/タルク/ブドウ糖/その他) 23)EWSなどの経気道処置の有無(有/無/不明) 24)手術の有無(有/無/不明) 25)手術日(手術症例のみ) 26)手術アプローチ(開胸/胸腔鏡/不明) 27)術中に確認された異所性子宮内膜-肺(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 28)術中に確認された異所性子宮内膜-横隔膜(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 29)術中に確認された異所性子宮内膜-肺・横隔膜以外(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 30)病理で確認された異所性子宮内膜の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 31)ホルモン治療ぼ有無(入院前もしくは入院中)(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 32)ホルモン治療内容-1 ジエノゲスト(ディナゲスト)投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患の ため該当せず) 33)ホルモン治療内容-2 レルミナ投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 34)ホルモン治療内容-3 リュープロレリン(リュープリン)投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾 患のため該当せず) 35)ホルモン治療内容-4 ゴセレリン(ゾラデックス)投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のた め該当せず) 36)ホルモン治療内容-5 低容量ピル投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 37)ホルモン治療内容-6 その他の薬剤投与の有無(有/無/不明/月経随伴性気胸以外の疾患のため該当せず) 38)入院期間(_日) 39)退院時転帰(自宅退院/転院/死亡/不明) 40)退院時、気胸治癒の有無(治癒/非治癒/不明) |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
電子症例報告書(eCRF)及びマネジメントツールとして電子メールを用いデータ収集を行う。 |
| その他 | 研究責任者: 澤端 章好 日本気胸・嚢胞性肺疾患学会 学術委員会委員長 川西市総合医療センター 呼吸器外科 〒666-0017 兵庫県川西市火打1丁目4番1号 TEL : 0570-01-8199 研究代表者: 澤端 章好 日本気胸・嚢胞性肺疾患学会 学術委員会委員長 川西市総合医療センター 呼吸器外科 〒666-0017 兵庫県川西市火打1丁目4番1号 TEL : 0570-01-8199 事 務 局: 井貝 仁 前橋赤十字病院 呼吸器外科 〒371-0811 群馬県前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 東 陽子 東邦大学医学部外科学講座呼吸器外科学分野 〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 TEL:03-3762-4151 研究分担者: 井貝 仁 前橋赤十字病院呼吸器外科 東 陽子 東邦大学医学部外科学講座呼吸器外科学分野 大渕 俊朗 鎌ヶ谷総合病院呼吸器外科 吉井 直子 聖隷三方原病院呼吸器外科 谷村 和哉 奈良県立医科大学呼吸器アレルギー内科 深井 隆太 湘南鎌倉総合病院呼吸器外科 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-41 |
|---|---|
| 研究課題名 | TAVI弁留置直後におけるPerpendicular View撮影角度の検討 |
| 当院研究責任者 | 放射線診断科部 中林 亮太 |
| 当院研究分担者 | 放射線診断科部 佐藤 順一 放射線診断科部 長瀬 博之 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2025年12月31日 |
| 研究目的 | 手術前と比較してTAVI弁留置後のPerpendicular View撮影角度の変化の有無や変化量を検討し、被ばく線量や造影剤使用量の低減を図る目的。 |
| 研究対象 | 手術室でTAVIを施行した患者 |
| 使用する情報 | 患者背景(年齢、性別、病名、手技内容) ANGIO画像、透視条件、撮影条件、検査日時 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 |
2025-51 |
|---|---|
| 研究課題名 | 急性心筋炎の臨床的特徴と転帰の探索に関する全国規模の調査研究 |
| 当院研究責任者 | 心臓血管内科 庭前 野菊 |
| 当院研究分担者 | 心臓血管内科 全医師 |
| 研究機関名 | 名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2030年3月31日 |
| 研究目的 | 2012年4月から2023年3月までに急性心筋炎で入院した患者を対象とし、全国施設からの症例登録を行い大規模レジストリーの構築を行う。それにより、急性心筋炎の臨床的特徴と転帰の探索を行う。 |
| 研究対象 | 2012年4月1日から2023年3月31日の間に急性心筋炎で入院治療を受けた15歳以上の患者。 |
| 使用する情報 | 性別、年齢、体重、身長、来院時意識状態、喫煙歴、入院時ADL、併存疾患主病名、機械的補助循環使用状況、他の入院中治療内容(心臓手術・人工透析・人工呼吸器・投薬内容など)、合併症の有無、心停止の有無、医療費、転帰(転院、死亡、退院)など |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 | 2025-52 |
|---|---|
| 研究課題名 | 統計的な許容範囲を用いた簡易的な膀胱体積の確認方法に関する研究 |
| 当院研究責任者 | 津野 隼人 |
| 当院研究分担者 | 清原 浩樹、吉松 幸彦、川島 康弘 |
| 研究機関名 | 前橋赤十字病院 放射線治療科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2027年3月31日 |
| 研究目的 | 統計的方法によって許容値を設定し、簡便に蓄尿容量が許容値を超えているかどうかを判断でき尚且つ前立腺癌への放射線治療を実施しているすべての放射線治療施設が実施できる方法を検討することである。 |
| 研究対象 | 研究期間は倫理委員会で承認を受けた期日より2027年3月31日までとする。対象は2023年1月1日から2025年3月31日の間に前立腺癌への放射線治療を照射した患者とする。目標人数は30人とする。本研究はすでに得られた情報を元にして行うため新たな資金提供を受けない。 |
| 使用する情報 | 1.放射線治療データ管理システムより、画像誘導放射線治療による膀胱体積を取得する。 2.画像誘導放射線治療の画像により、膀胱体積を計算により取得する。 3.放射線治療データ管理システムより、照射位置座標を取得する。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
抽出した個人情報は、加工(どの研究対象者の情報であるかを直ちに判別できないよう、加工または管理されたもの)し、表計算ソフトに記入後、群馬県立県民健康科学大学の研究責任者に郵送で送付する。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
| 受付番号 | 2025-56 |
|---|---|
| 研究課題名 | 自己免疫性脳炎における抗神経表面抗体の診断および長期予後に関する多施設共同研究(研究協力機関として参加) |
| 当院研究責任者 | 脳神経内科 関根 彰子、原澤 駿 |
| 当院研究分担者 | 脳神経内科 反町 隼人、猪鼻 佑 |
| 研究機関名 | 日本大学医学部附属板橋病院脳神経内科 |
| 研究期間 | 承認日~西暦2029年7月31日 |
| 研究目的 | 自己免疫機序の関与が疑われる脳炎患者さんを対象として、血清および脳脊髄液中の抗神経表面抗体群の有無を網羅的に検出する体制を確立し、さらに脳炎患者さんの長期的な経過や予後を明らかにする事を目的としている。 |
| 研究対象 | 自己免疫性脳炎(疑い含む)と臨床診断され、日本大学医学部附属板橋病院、共同研究機関および試料・臨床情報の送付が可能な医療機関(研究協力機関)で診療された方。 |
| 使用する情報 | 通常診療で採取された血液や髄液の残余検体、および匿名化された診療情報として病歴、症候、血液データ、脳CT・MRI含む検査結果、治療の内容、治療後の経過を使用する。 |
| 研究機関への 情報提供の方法 |
全ての情報や試料は個人の特定されうる情報を一切含まない匿名化された状態で送付する事とし、個人情報保護を徹底する。 |
| 問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
