臨床研究に関する情報公開

2018年度

2018年度に当院でオプトアウトを行った臨床研究を以下に提示します。

受付番号

30-7

研究課題名 論文発表:急性血行再建術におけるMW残存閉塞枝の分類と検討
当院研究責任者 脳神経外科 朝倉 健
当院研究分担者
研究機関名 群馬大学医学系研究科脳神経外科学
研究期間 群馬大学医学部長承認~2022年3月31日
研究目的 急性期脳卒中に対する血行再建術は複数のRCTが報告されて以降、標準的な急性期脳卒中医療となっている。発症から再開通までの時間と再灌流領域が予後に大きく影響を与える。内頚動脈と中大脳動脈M1まで再開通が得られたが、M2枝は1本のみしか再開通が得られていないという状況がある。完全再開通を目指すのであればM2閉塞残存枝を再開通されることが求められるが、対象動脈が細いため出血合併症の懸念もある。合併症が発生しやすい所見を術中血管撮影から分析、検討を行い、安全性高く完全再開通を目指すための一助とする。
研究対象 2014年4月から2017年6月までの間に内頚動脈または中大脳動脈閉塞に対して急性期血行再建術を行った症例で、血栓回収機器使用後M2閉塞枝の残存を認めた症例
使用する情報 カルテ記載内容、手術記事、術前後の画像検査、術中の血管撮影所見、 年齢、性別、閉塞部位、術前の虚血範囲、閉塞病型など
研究機関への
情報提供の方法
個人を特定できる情報を削除し、データの数字化、データファイルの暗号化などの厳格な対策を取り、群馬大学医学系研究科脳神経外科学講座へ提出
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-10

研究課題名 口唇口蓋裂術後患者の鎮静についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 口唇口蓋裂に対する口唇鼻形成術後は、安全面などにより安静を保つ必要がある。そのため、当院では鎮痛下のICU管理を行っている。今回、鎮痛薬の容量、鎮痛深度、およびその他合併症等を評価し、今後の更なる安全性の向上を検討する
研究対象 2013年4月以降に口唇口蓋裂に対して口唇鼻形成術を施行され、術後鎮痛下にICUに帰室した患者さん
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-11

研究課題名 六曜と手術時間・術中出血量・死亡率・緊急手術割合の関係についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 古来より日本では歴注の1つである六曜の影響が大きく、「結婚式は大安がよい」、「病院からの退院は大安の日がよい」など我々の生活にも密接に繋がっている。しかしながら、当然、これには科学的な根拠は認められない。今回、六曜と緊急手術の頻度、術中出血量、手術時間、死亡率、合併症率等を評価することで、これらが本当に迷信であることを証明する
研究対象 2013年4月以降に麻酔科管理の手術を受けたすべての患者さん
使用する情報
研究機関への
情報提供の方法
年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見、麻酔チャートなど
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-12

研究課題名 交感神経焼灼術に対する全身麻酔の安全性についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 冠攣縮性狭心症等に対する交感神経焼灼術における全身麻酔は様々な合併症が発生する可能性があり、全身麻酔に際しては細心の注意を払う必要がある。今回、過去に当科で行った交感神経焼灼術における全身麻酔について様々な検討を行う
研究対象 2013年4月以降に麻酔科管理の手術を受けたすべての患者さん
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見、画像、麻酔チャートなど
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-13

研究課題名 降下性壊死性縦隔炎の発生と治療法および予後に関する観察研究
当院研究責任者 呼吸器外科 上吉原 光宏
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 大分大学医学部 / 神戸大学大学院
研究期間 2018年7月4日~2019年3月31日
研究目的 本邦における降下性壊死性縦隔炎症例の過去5年分の症例を調査・解析し、その病態、診断、治療、予後などのデータベースを構築する。本データベースを元に、本邦における降下性壊死性縦隔炎診療の実態を把握し、一定の治療指針を示す
研究対象 2012年1月1日から2016年12月31日までに当院にて降下性壊死性縦隔炎の治療を受けられた患者さん
使用する情報 画像診断、初発症状、起因菌、感染経路など
研究機関への
情報提供の方法
匿名化した後、大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座のデータセンターに送付
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-14

研究課題名 日本におけるノカルジア症の臨床的疫学と感受性に関する後方視点的研究
当院研究責任者 感染症内科 林 俊誠
当院研究分担者
研究機関名 千葉大学真菌医学研究センター / 東京都立多摩総合医療センター
研究期間 2018年8月~2019年10月
研究目的 千葉大学真菌医学研究センターで同定された日本全国の検体の臨床情報を後方視点的に収集し、日本のノカルジア症の免学を明らかにする。さらに、各施設から死亡率がわかれば、90日後、1年後の死亡率に関するリスクファクター解析をする
研究対象 2010年から2017年の間にノカルジア症と診断された19歳以上の患者さん
使用する情報 基礎情報(性別、生年月日、培養採取日など)、既往歴、診断時の臨床情報、治療情報、転記情報
研究機関への
情報提供の方法
データベースへの登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-15

研究課題名 群馬県内の肝性脳症および高アンモニア血症に対するリファキシミンの治療成績および副作用について多施設研究
当院研究責任者 消化器内科 滝澤 大地
当院研究分担者 消化器内科 新井 弘隆 / 鈴木 悠平
研究機関名 伊勢崎市民病院
研究期間 2018年1月1日~2019年9月30日
研究目的 リファキシミン(商品名 リフキシマ)は好気性グラム陽性菌、通性嫌気性グラム陰性菌などに対して抗菌活性(in vitro)を示す、難吸収性リファマイシン系抗菌薬であり、難吸収性抗菌薬のなかで本邦で初めて「肝性脳症における高アンモニア血症の改善」を効能・効果とする薬剤である。2017年12月に投薬期間制限解除を受け、今後さらに多くの患者に使用する機会が増えるものと予想される。肝硬変をベースに肝性脳症や高アンモニア血症を呈する18歳以上の患者に対するリファキシミンによる治療について、群馬県内の主要病院の臨床データを後ろ向きに収集し、リファキシミンの治療効果の有無、程度を明らかにする。併せて群馬県内におけるリファキシミンの使用状況、その差異による治療効果の差、有害事象の発生状況についても明らかにする。
研究対象 2013年11月1日から2017年12月31日にリファキシミンを開始した患者さん
使用する情報 年齢、性別、身長、体重、肝硬変の成因、門脈・大循環シャントの有無、食道静脈瘤の有無、肝細胞癌の有無、腹水の有無、昏睡度、肝予備能、併用薬など
研究機関への
情報提供の方法
個人が特定されないよう匿名化を行い、データ提出
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-18

研究課題名 熱中症患者の医学情報等に関する疫学調査
当院研究責任者 集中治療科・救急科 増田 衛
当院研究分担者 集中治療科・救急科医師
研究機関名 日本救急医学会熱中症に関する委員会
研究期間 2018年7月25日から2018年9月30日
研究目的 暑熱環境による熱中症に関して、夏季になると多数報道されますが、本邦における熱中症、特に重症の場合の実態は、十分に解明されていないのが現状である。本研究は、重症熱中症の全国規模の実態調査であり、原因や病態の解明および治療や予後の実情を把握し、発生の予防に向けた地域医療へのアプローチを検討する。
研究対象 2018年7月25日から2018年9月30日までに熱中症と診断された入院患者、身体障害者(外来帰宅含む)、外国人旅行者(外来帰宅含む)
使用する情報 年齢、性別、来院方法、発生状況、現場でのバイタルサイン、既往歴、生活歴、来院時の所見など
研究機関への
情報提供の方法
必要項目を記入した登録用紙を日本救急医学会熱中症に関する委員会宛にFAX送信またはWeb登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-19

研究課題名 間質性肺炎急性増悪と予後因子の後方視的検討
当院研究責任者 呼吸器内科 蜂巣 克昌
当院研究分担者 呼吸器内科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器内科
研究期間 2018月7月12日~2020年3月31日
研究目的 間質性肺炎は原因不明の難病疾患であり、膠原病に伴うもの、薬剤性、環境誘因のものなど多種に分類されるが、原因不明のもの(特発性間質性肺炎)も多くみられる。特発性間質性肺炎のうち、最も多くを占めるのが特発性肺線維症(Idiopathic pulmonary fibrosis:IPF)である。ここ数年でIPFの予後改善効果を期待される抗線維化薬が発売された。
しかし、IPFの死因の多くを占める間質性肺炎急性増悪の予後はまだ不良である。ここ最近リコンビナントトロンボモジュリンなどの効果も示されているものの劇的な改善効果は得られていないのが現状である。
そこで、間質性肺炎急性増悪患者について後方視的に解析することで、間質性肺炎急性増悪のリスク因子、予後に関わる因子を検討する。
研究対象 2013年1月1日から2017年12月31日までに間質性肺炎急性増悪の診断で治療を受けられた20歳以上の患者さん
使用する情報 ① 背景因子(診断時年齢、性別、身長、体重、既往歴、喫煙歴、飲酒歴、薬剤歴)
② 治療開始時所見(血清学的検査、画像検査、生理学的検査)
③ 治療経過中所見(治療内容、血清学的検査、画像検査)
④ 転帰(死亡の有無、入院期間)
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-20

研究課題名 成人発症の神経核内封入体病の臨床的研究
当院研究責任者 神経内科部長 針谷 康夫
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 神経内科
研究期間 2018年7月12日~2020年3月31日
研究目的 神経核内封入体病は神経細胞の核内にエオジン好性封入体の出現を特徴とする神経変性疾患で、発症年齢や臨床症状も多彩でこれまで生前診断は困難であった。最近、特徴的なMRI像を手掛かりに、皮膚生検による生前診断が可能になり、成人発症の神経核内封入体病の報告例が増加しているが、いまだ臨床的には不明な点が多い。今回、過去に当科で神経核内封入体病と診断した方々の臨床的検討を行い、その特徴を明らかにする。
研究対象 2013年1月から2018年6月までに神経核内封入体病の診断を受けた患者さん
使用する情報 病歴、神経所見、高次脳機能検査、頭部MRI、SPECT、四肢神経伝達速度、脳波、血液学的検査、髄液検査、皮膚生検所見など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-21

研究課題名 群馬県脳卒中地域連携パスのデータ分析
当院研究責任者 リハビリテーション科 大竹 弘哲
当院研究分担者 高崎総合医療センター、前橋協立病院、群馬リハビリテーション病院
研究機関名 群馬県脳卒中地域連携の会
研究期間 2018年7月30日~2021年5月31日
研究目的 群馬県脳卒中地域連携パスのデータを分析することにより、パス適用患者の脳卒中治療やリハビリテーション等の重要性を比較検討する。
研究対象 2010年1月1日から2021年5月31日までに群馬県脳卒中地域連携パスの適用となった患者さん
使用する情報 性別、生年月日、病歴、治療歴、身体機能、社会的背景等
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250