臨床研究に関する情報公開

2018年度

2018年度に当院でオプトアウトを行った臨床研究を以下に提示します。

承認番号 部門 研究課題名(タイトルをクリックすると詳細情報へ移動します。)
30-7 脳神経外科 論文発表:急性血行再建術におけるMW残存閉塞枝の分類と検討
30-10 麻酔科 口唇口蓋裂術後患者の鎮静についての検討
30-11 麻酔科 六曜と手術時間・術中出血量・死亡率・緊急手術割合の関係についての検討
30-12 麻酔科 交感神経焼灼術に対する全身麻酔の安全性についての検討
30-13 呼吸器外科 降下性壊死性縦隔炎の発生と治療法および予後に関する観察研究
30-14 感染症内科 日本におけるノカルジア症の臨床的疫学と感受性に関する後方視点的研究
30-15 消化器内科 群馬県内の肝性脳症および高アンモニア血症に対するリファキシミンの治療成績および副作用について多施設研究
30-18 集中治療科・救急科 熱中症患者の医学情報等に関する疫学調査
30-19 呼吸器内科 間質性肺炎急性増悪と予後因子の後方視的検討
30-20 神経内科 成人発症の神経核内封入体病の臨床的研究
30-21 リハビリテーション科 群馬県脳卒中地域連携パスのデータ分析
30-23 泌尿器科 去勢抵抗性前立腺癌に対するカバジタキセルおよびラジウム223の治療効果に関する多施設共同後ろ向き観察研究
30-24 消化器内科 胃内視鏡的粘膜下層剥離術における鎮痛法の比較検討
30-29 集中治療科・救急科 体幹部外傷による外傷性出血性ショック患者における大動脈内バルーン遮断の有効性および安全性に関する前向き観察研究
30-32 泌尿器科 なぜ手術遅延が生じるのか ~停留精巣手術199例の遅延理由についての検討~
30-33 消化器内科 大腸内視鏡検査前処置におけるピコスルファートナトリウム水和物・酸化マグネシウム・無水クエン酸の有用性
30-34 整形外科 脊椎脊髄疾患の包括的管理に関する研究
30-35 消化器内科 肝細胞癌患者へのレンバチニブ治療例における甲状腺関連副作用(有害事象)の検討:後向き研究
30-36 消化器内科 当院における肝細胞癌の背景因子および治療の効果・予後の後方視的検討
30-37 消化器内科 肝細胞癌に対するレンバチニブ治療の導入タイミングおよび有効性と有害事象に対する後ろ向き検討:ソラフェニブ治療との比較
30-38 消化器内科 当院における胃静脈瘤の背景因子および治療の効果・予後の後方視的検討
30-40 消化器内科 消化管腫瘍性病変に対する内視鏡所見の有用性・重要性の検討
30-41 消化器内科 消化管出血に対する危険因子の解析と内視鏡的処置の有用性の検討
30-44 集中治療科・救急科 低体温症患者の医学情報等に関する疫学調査
30-47 消化器内科 C型肝炎患者における直接作用型抗ウイルス薬(DAAs)治療後の発癌抑制に関する研究
30-48 消化器内科 Respiratory Extracorporeal Membrane Oxygenation管理中における腸腰筋出血の発生頻度ならびにリスクファクターの検討
30-49 消化器内科 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース(JED)登録
30-50 脳神経外科・神経内科 ELVOスクリーン実証調査
30-52 消化器内科 当院における術後再建腸管に対するバルーン内視鏡を用いたERCPの検討
30-54 消化器内科 潰瘍性大腸炎患者におけるインフリキシマブとアダリムマブの有効性の比較に関する観察研究
30-55 消化器内科 第2回Stevens-Johnson症候群ならびに中毒性表皮壊死症の全国疫学調査
30-56 産婦人科 日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録施設の広汎子宮全摘出術の実態調査
30-57 産婦人科 卵巣奇形腫を伴う抗NMDA受容体抗体脳炎における卵巣奇形腫の手術時期および術式と脳炎の短期的転帰との関連をみる調査
30-58 集中治療科・救急科 本邦における院外心停止患者に対するECPRに関する多施設後ろ向き観察研究
30-59 産婦人科 胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査研究
30-60 産婦人科 日本産科婦人科学会 婦人科腫瘍委員会 婦人科悪性腫瘍登録事業及び登録情報に基づく研究
30-61 産婦人科 日本産科婦人科学会周産期委員会 周産期登録事業及び登録情報に基づく研究
受付番号

30-7

研究課題名 論文発表:急性血行再建術におけるMW残存閉塞枝の分類と検討
当院研究責任者 脳神経外科 朝倉 健
当院研究分担者
研究機関名 群馬大学医学系研究科脳神経外科学
研究期間 群馬大学医学部長承認~2022年3月31日
研究目的 急性期脳卒中に対する血行再建術は複数のRCTが報告されて以降、標準的な急性期脳卒中医療となっている。発症から再開通までの時間と再灌流領域が予後に大きく影響を与える。内頚動脈と中大脳動脈M1まで再開通が得られたが、M2枝は1本のみしか再開通が得られていないという状況がある。完全再開通を目指すのであればM2閉塞残存枝を再開通されることが求められるが、対象動脈が細いため出血合併症の懸念もある。合併症が発生しやすい所見を術中血管撮影から分析、検討を行い、安全性高く完全再開通を目指すための一助とする。
研究対象 2014年4月から2017年6月までの間に内頚動脈または中大脳動脈閉塞に対して急性期血行再建術を行った症例で、血栓回収機器使用後M2閉塞枝の残存を認めた症例
使用する情報 カルテ記載内容、手術記事、術前後の画像検査、術中の血管撮影所見、 年齢、性別、閉塞部位、術前の虚血範囲、閉塞病型など
研究機関への
情報提供の方法
個人を特定できる情報を削除し、データの数字化、データファイルの暗号化などの厳格な対策を取り、群馬大学医学系研究科脳神経外科学講座へ提出
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-10

研究課題名 口唇口蓋裂術後患者の鎮静についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 口唇口蓋裂に対する口唇鼻形成術後は、安全面などにより安静を保つ必要がある。そのため、当院では鎮痛下のICU管理を行っている。今回、鎮痛薬の容量、鎮痛深度、およびその他合併症等を評価し、今後の更なる安全性の向上を検討する
研究対象 2013年4月以降に口唇口蓋裂に対して口唇鼻形成術を施行され、術後鎮痛下にICUに帰室した患者さん
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-11

研究課題名 六曜と手術時間・術中出血量・死亡率・緊急手術割合の関係についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 古来より日本では歴注の1つである六曜の影響が大きく、「結婚式は大安がよい」、「病院からの退院は大安の日がよい」など我々の生活にも密接に繋がっている。しかしながら、当然、これには科学的な根拠は認められない。今回、六曜と緊急手術の頻度、術中出血量、手術時間、死亡率、合併症率等を評価することで、これらが本当に迷信であることを証明する
研究対象 2013年4月以降に麻酔科管理の手術を受けたすべての患者さん
使用する情報
研究機関への
情報提供の方法
年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見、麻酔チャートなど
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-12

研究課題名 交感神経焼灼術に対する全身麻酔の安全性についての検討
当院研究責任者 麻酔科 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2013年4月~
研究目的 冠攣縮性狭心症等に対する交感神経焼灼術における全身麻酔は様々な合併症が発生する可能性があり、全身麻酔に際しては細心の注意を払う必要がある。今回、過去に当科で行った交感神経焼灼術における全身麻酔について様々な検討を行う
研究対象 2013年4月以降に麻酔科管理の手術を受けたすべての患者さん
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、RASS、身体所見、画像、麻酔チャートなど
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-13

研究課題名 降下性壊死性縦隔炎の発生と治療法および予後に関する観察研究
当院研究責任者 呼吸器外科 上吉原 光宏
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 大分大学医学部 / 神戸大学大学院
研究期間 2018年7月4日~2019年3月31日
研究目的 本邦における降下性壊死性縦隔炎症例の過去5年分の症例を調査・解析し、その病態、診断、治療、予後などのデータベースを構築する。本データベースを元に、本邦における降下性壊死性縦隔炎診療の実態を把握し、一定の治療指針を示す
研究対象 2012年1月1日から2016年12月31日までに当院にて降下性壊死性縦隔炎の治療を受けられた患者さん
使用する情報 画像診断、初発症状、起因菌、感染経路など
研究機関への
情報提供の方法
匿名化した後、大分大学医学部呼吸器・乳腺外科学講座のデータセンターに送付
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-14

研究課題名 日本におけるノカルジア症の臨床的疫学と感受性に関する後方視点的研究
当院研究責任者 感染症内科 林 俊誠
当院研究分担者
研究機関名 千葉大学真菌医学研究センター / 東京都立多摩総合医療センター
研究期間 2018年8月~2019年10月
研究目的 千葉大学真菌医学研究センターで同定された日本全国の検体の臨床情報を後方視点的に収集し、日本のノカルジア症の免学を明らかにする。さらに、各施設から死亡率がわかれば、90日後、1年後の死亡率に関するリスクファクター解析をする
研究対象 2010年から2017年の間にノカルジア症と診断された19歳以上の患者さん
使用する情報 基礎情報(性別、生年月日、培養採取日など)、既往歴、診断時の臨床情報、治療情報、転記情報
研究機関への
情報提供の方法
データベースへの登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-15

研究課題名 群馬県内の肝性脳症および高アンモニア血症に対するリファキシミンの治療成績および副作用について多施設研究
当院研究責任者 消化器内科 滝澤 大地
当院研究分担者 消化器内科 新井 弘隆 / 鈴木 悠平
研究機関名 伊勢崎市民病院
研究期間 2018年1月1日~2019年9月30日
研究目的 リファキシミン(商品名 リフキシマ)は好気性グラム陽性菌、通性嫌気性グラム陰性菌などに対して抗菌活性(in vitro)を示す、難吸収性リファマイシン系抗菌薬であり、難吸収性抗菌薬のなかで本邦で初めて「肝性脳症における高アンモニア血症の改善」を効能・効果とする薬剤である。2017年12月に投薬期間制限解除を受け、今後さらに多くの患者に使用する機会が増えるものと予想される。肝硬変をベースに肝性脳症や高アンモニア血症を呈する18歳以上の患者に対するリファキシミンによる治療について、群馬県内の主要病院の臨床データを後ろ向きに収集し、リファキシミンの治療効果の有無、程度を明らかにする。併せて群馬県内におけるリファキシミンの使用状況、その差異による治療効果の差、有害事象の発生状況についても明らかにする。
研究対象 2013年11月1日から2017年12月31日にリファキシミンを開始した患者さん
使用する情報 年齢、性別、身長、体重、肝硬変の成因、門脈・大循環シャントの有無、食道静脈瘤の有無、肝細胞癌の有無、腹水の有無、昏睡度、肝予備能、併用薬など
研究機関への
情報提供の方法
個人が特定されないよう匿名化を行い、データ提出
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-18

研究課題名 熱中症患者の医学情報等に関する疫学調査
当院研究責任者 集中治療科・救急科 増田 衛
当院研究分担者 集中治療科・救急科医師
研究機関名 日本救急医学会熱中症に関する委員会
研究期間 2018年7月25日から2018年9月30日
研究目的 暑熱環境による熱中症に関して、夏季になると多数報道されますが、本邦における熱中症、特に重症の場合の実態は、十分に解明されていないのが現状である。本研究は、重症熱中症の全国規模の実態調査であり、原因や病態の解明および治療や予後の実情を把握し、発生の予防に向けた地域医療へのアプローチを検討する。
研究対象 2018年7月25日から2018年9月30日までに熱中症と診断された入院患者、身体障害者(外来帰宅含む)、外国人旅行者(外来帰宅含む)
使用する情報 年齢、性別、来院方法、発生状況、現場でのバイタルサイン、既往歴、生活歴、来院時の所見など
研究機関への
情報提供の方法
必要項目を記入した登録用紙を日本救急医学会熱中症に関する委員会宛にFAX送信またはWeb登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-19

研究課題名 間質性肺炎急性増悪と予後因子の後方視的検討
当院研究責任者 呼吸器内科 蜂巣 克昌
当院研究分担者 呼吸器内科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器内科
研究期間 2018月7月12日~2020年3月31日
研究目的 間質性肺炎は原因不明の難病疾患であり、膠原病に伴うもの、薬剤性、環境誘因のものなど多種に分類されるが、原因不明のもの(特発性間質性肺炎)も多くみられる。特発性間質性肺炎のうち、最も多くを占めるのが特発性肺線維症(Idiopathic pulmonary fibrosis:IPF)である。ここ数年でIPFの予後改善効果を期待される抗線維化薬が発売された。
しかし、IPFの死因の多くを占める間質性肺炎急性増悪の予後はまだ不良である。ここ最近リコンビナントトロンボモジュリンなどの効果も示されているものの劇的な改善効果は得られていないのが現状である。
そこで、間質性肺炎急性増悪患者について後方視的に解析することで、間質性肺炎急性増悪のリスク因子、予後に関わる因子を検討する。
研究対象 2013年1月1日から2017年12月31日までに間質性肺炎急性増悪の診断で治療を受けられた20歳以上の患者さん
使用する情報 ① 背景因子(診断時年齢、性別、身長、体重、既往歴、喫煙歴、飲酒歴、薬剤歴)
② 治療開始時所見(血清学的検査、画像検査、生理学的検査)
③ 治療経過中所見(治療内容、血清学的検査、画像検査)
④ 転帰(死亡の有無、入院期間)
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-20

研究課題名 成人発症の神経核内封入体病の臨床的研究
当院研究責任者 神経内科部長 針谷 康夫
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 神経内科
研究期間 2018年7月12日~2020年3月31日
研究目的 神経核内封入体病は神経細胞の核内にエオジン好性封入体の出現を特徴とする神経変性疾患で、発症年齢や臨床症状も多彩でこれまで生前診断は困難であった。最近、特徴的なMRI像を手掛かりに、皮膚生検による生前診断が可能になり、成人発症の神経核内封入体病の報告例が増加しているが、いまだ臨床的には不明な点が多い。今回、過去に当科で神経核内封入体病と診断した方々の臨床的検討を行い、その特徴を明らかにする。
研究対象 2013年1月から2018年6月までに神経核内封入体病の診断を受けた患者さん
使用する情報 病歴、神経所見、高次脳機能検査、頭部MRI、SPECT、四肢神経伝達速度、脳波、血液学的検査、髄液検査、皮膚生検所見など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-21

研究課題名 群馬県脳卒中地域連携パスのデータ分析
当院研究責任者 リハビリテーション科 大竹 弘哲
当院研究分担者 高崎総合医療センター、前橋協立病院、群馬リハビリテーション病院
研究機関名 群馬県脳卒中地域連携の会
研究期間 2018年7月30日~2021年5月31日
研究目的 群馬県脳卒中地域連携パスのデータを分析することにより、パス適用患者の脳卒中治療やリハビリテーション等の重要性を比較検討する。
研究対象 2010年1月1日から2021年5月31日までに群馬県脳卒中地域連携パスの適用となった患者さん
使用する情報 性別、生年月日、病歴、治療歴、身体機能、社会的背景等
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-23

研究課題名 去勢抵抗性前立腺癌に対するカバジタキセルおよびラジウム223の治療効果に関する多施設共同後ろ向き観察研究
当院研究責任者 泌尿器科 松尾 康滋
当院研究分担者 泌尿器科 鈴木 光一
研究機関名 群馬大学医学部附属病院 泌尿器科
研究期間 2018年9月21日~2020年12月31日
研究目的 去勢抵抗性前立腺癌に2014年よりカバジタキレル、2016年よりラジウム223が使用可能となった。群馬大学関連施設における前記2剤により治療された症例の成績を解析、予後因子を同定することで今後の去勢抵抗性前立腺癌に対する治療戦略策定に役立てる。
研究対象 去勢抵抗性前立腺癌に対しカバジタキセルおよびラジウム223により治療を行った症例
使用する情報 生年月日、年齢、身長、体重、診断時TNM・PSA、病理所見、それぞれの薬剤による治療歴、腫瘍マーカーを含めた血液生化学データー、画像評価など
研究機関への
情報提供の方法
研究データの匿名化をはかり、研究結果についてはファイルに入力し、電子的に群馬大学泌尿器科に提出。紙による症例報告書は作成しない。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-24

研究課題名 胃内視鏡的粘膜下層剥離術における鎮痛法の比較検討
当院研究責任者 消化器内科 深井 泰守
当院研究分担者 消化器内科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2018年10月9日~2020年3月31日
研究目的 胃内視鏡的粘膜下層剥離術におけるフルニトラゼパムとデクスメデトミジンを用いた鎮痛方法について後方視的に解析し、安全性と有用性を検討する。
研究対象 2014年1月1日~2018年9月30日までの5年間に当院で胃内視鏡的粘膜下層剥離術の施行時に鎮痛剤を投与された患者さん
使用する情報 年齢、性別、身長、体重、既往歴、喫煙歴、飲酒歴、治療時間、麻酔時間、病変切除径、血圧、脈拍、呼吸状態、体動、フルニトラゼパム使用量、デクスメデトミジン使用量、治療内容、合併症の有無、画像検査、血清学的検査など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-29

研究課題名 体幹部外傷による外傷性出血性ショック患者における大動脈内バルーン遮断の有効性および安全性に関する前向き観察研究
当院研究責任者 集中治療科・救急科 小倉 崇以
当院研究分担者 集中治療科・救急科医師
研究機関名 千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学
研究期間 2018年11月15日~2021年3月31日
研究目的 外傷出血性ショック(大量出血により血圧が下ったり、重要臓器に十分な血流が行かない状態)における蘇生(止血や輸液・輸血などにより破綻した循環動態を安定化させること)において、低侵襲な大動脈遮断手段であるResuscitative endovascular balloon occlusion of the aorta (REBOA)の有用性が示唆されている。しかし、これまでの研究ではREBOAが外傷性出血性ショックにおいて生存に有利に働くかどうかが明らかになっていないため、止血術を必要と判断した体幹部外傷出血性ショック患者さんの情報を、全国の救命救急センターなどの施設とともに登録したうえでREBOA使用例と非使用例の比較を行い、REBOAが重症外傷患者さんの治療においてどのように働くのかを評価する。
研究対象 止血術を必要と判断した体幹部外傷出血性ショックの患者さん
使用する情報 患者背景(年齢、性別、外傷原因など)、病院前情報、来院時情報(血圧、呼吸数、心拍数、体温、意識、SpO2)、既往歴、検査関連情報(腹部超音波、CTスキャン)、輸血量、血液生化学検査、止血術の部位および内容、解剖学的指標に基づく外傷の重症度評価、時間経過、入退院情報、合併症(全身合併症および血管アクセス関連合併症)および死因、大動脈遮断関連情報など
研究機関への
情報提供の方法
電子的データ収集(electronic data capture, EDC)という方法でデータを電子記録し、データセンター(北海道大学病院 先進急性期医療センター内)にデータ等は匿名化したうえで送付・保管する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-32

研究課題名 なぜ手術遅延が生じるのか ~停留精巣手術199例の遅延理由についての検討~
当院研究責任者 泌尿器科 松尾 康滋
当院研究分担者 泌尿器科 鈴木 光一 / 黒沢病院 関口 雄一
研究機関名 前橋赤十字病院 泌尿器科
研究期間 2018年10月29日~2020年12月31日
研究目的 当院で停留精巣固定術を実施した患者さんにおいて、その手術時期や手術遅延に至った理由を検討することで、適切な手術時期に対する理解の更なる普及とその阻害要因となる事柄を周知する。
研究対象 2004年5月1日~2017年9月30日までに停留精巣の診断で治療を受けた患者さん
使用する情報 受診時年齢、手術時年齢、既往歴、合併症、精巣萎縮の有無、手術遅延理由
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-33

研究課題名 大腸内視鏡検査前処置におけるピコスルファートナトリウム水和物・酸化マグネシウム・無水クエン酸の有用性
当院研究責任者 消化器内科 阿部 毅彦
当院研究分担者 消化器内科 山崎 節生
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2018年12月10日~2018年12月31日
研究目的 当院で大腸内視鏡検査前処置におけるピコスルファートナトリウム水和物・酸化マグネシウム・無水クエン酸を使用した症例と、従来製剤である塩化カリウム・塩化ナトリウム・無水硫酸ナトリウム配合内用剤を使用した症例との比較を行い、その有用性について解析する。
研究対象 2017年6月1日より2017年8月31日までの間に、前橋赤十字病院消化器内科で下部内視鏡検査を行い、アンケート回収が可能であった症例
使用する情報 性別、年齢、検査施行医師、普段の便通、排便習慣、既往歴 など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-34

研究課題名 脊椎脊髄疾患の包括的管理に関する研究
当院研究責任者 整形外科 反町 泰紀
当院研究分担者 日本赤十字社医療センター脊椎整形外科 高澤 英嗣
研究機関名 前橋赤十字病院 整形外科
研究期間 2018年12月10日~2021年9月30日
研究目的 脊椎脊髄疾患・外傷は主たる運動器疾患のひとつで、脊椎・脊髄損傷は患者ADLを著しく損なう。しかし、これら疾患の病態・自然経過および予後予測について、いまだ不明な点も数多い。本研究では、脊椎脊髄疾患の診断、薬物・手術療法、周術期の疼痛コントロール方法、そして、リハビリテーションに関して調査を行い、治療効果・機能予後に関連する因子を明らかにし、脊椎脊髄疾患に対する理想的な包括的管理方法を検討・構築する。
研究対象 2008年1月1日から2018年12月31日までに前橋赤十字病院整形外科で脊椎脊髄疾患および脊椎脊髄外傷の治療を行った患者さん
使用する情報 カルテ記載内容、手術記事、画像検査、 年齢、性別 など
研究機関への
情報提供の方法
個人を特定できる情報を削除し、データの数字化、データファイルの暗号化などの厳格な対策のもとに管理・情報提供をおこなう。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-35

研究課題名 肝細胞癌患者へのレンバチニブ治療例における甲状腺関連副作用(有害事象)の検討:後向き研究
当院研究責任者 消化器内科 滝澤 大地
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2023年3月31日
研究目的 肝細胞癌でレンバチニブを内服した患者さんにおける甲状腺関連副作用(有害事象)の出現率とどのような患者さんが副作用がおこりやすいかを検討する。
研究対象 2018年3月1日から2018年10月31日までに当院でレンバチニブを投与された20歳以上の患者さん
使用する情報 年齢、性別、既往歴、肝細胞癌治療歴、合併症、アレルギー歴、投薬歴、身長、体重、血圧、体温、神経学的所見、家族歴、自覚症状、画像所見、心電図、生理学所見、血液尿検査所見 など
研究機関への
情報提供の方法
個人を特定できる情報を削除し、データの数字化、データファイルの暗号化などの厳格な対策のもとに管理・情報提供をおこなう。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-36

研究課題名 当院における肝細胞癌の背景因子および治療の効果・予後の後方視的検討
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科 滝澤 大地、鈴木 悠平、高山 尚、阿部 毅彦
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2019年12月31日
研究目的 当院を受診した肝細胞癌において、各種治療の効果、予後、背景因子につき、後方視的に検討、解析する。
研究対象 前橋赤十字病院消化器内科において、造影computed tomography(CT)または造影magnetic resonance imaging(MRI)で肝細胞癌と診断され、2010年1月1日~2019年12月31日の期間に受診した患者さん
使用する情報 性別、年齢、背景肝疾患や肝癌治療の病歴、検査値、画像診断結果
研究機関への
情報提供の方法
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態のエクセルデータで提供する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-37

研究課題名 肝細胞癌に対するレンバチニブ治療の導入タイミングおよび有効性と有害事象に対する後ろ向き検討:ソラフェニブ治療との比較
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科 滝澤 大地、鈴木 悠平、高山 尚、阿部 毅彦
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2021年11月30日
研究目的 肝細胞癌患者に対するレンバチニブ治療における導入タイミングおよび有効性と有害事象について、後ろ向きに検討する。
研究対象 2009年5月より2018年3月までの間に、前橋赤十字病院消化器内科でレンバチニブもしくはソラフェニブを開始した肝細胞癌患者さん
使用する情報 性別、年齢、背景肝疾患や肝癌治療の病歴、検査値、画像診断結果
研究機関への
情報提供の方法
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態のエクセルデータで提供する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-38

研究課題名 当院における胃静脈瘤の背景因子および治療の効果・予後の後方視的検討
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科 高山 尚、滝澤 大地、鈴木 悠平
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2019年12月31日
研究目的 当院を受診した胃静脈瘤において、各種治療の効果、予後、背景因子、有害事象につき、後方視的に検討、解析する。
研究対象 1995年12月1日~2019年12月31日に当院にて胃静脈瘤に対して各種治療を行った症例(のべ約250例)
使用する情報 患者の背景因子、臨床所見、各種検査データ、画像所見
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-40

研究課題名 消化管腫瘍性病変に対する内視鏡所見の有用性・重要性の検討
当院研究責任者 消化器内科 阿部 毅彦
当院研究分担者 消化器内科 飯塚 賢一、深井 泰守、山崎 節夫、関谷 真志、佐野 希望
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2020年3月31日
研究目的 当院で診断・治療した食道・胃・大腸などの消化管腫瘍性病変に対して、術前診断の妥当性を後ろ向きに解析する
研究対象 2015年4月1日より2019年3月31日までの間に、前橋赤十字病院消化器内科で上部・下部内視鏡検査を行い、内視鏡所見を評価し、最終的に病理学的診断を得た病変
使用する情報 性別、年齢、検査施行医師、病変形態、病変径、内視鏡所見、治療法、組織型、深達度、治療における合併症、既往歴、検査値
研究機関への
情報提供の方法
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態のエクセルデータで提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-41

研究課題名 消化管出血に対する危険因子の解析と内視鏡的処置の有用性の検討
当院研究責任者 消化器内科 阿部 毅彦
当院研究分担者 消化器内科 飯塚 賢一、深井 泰守、山崎 節夫、関谷 真志、佐野 希望
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月18日~2020年3月31日
研究目的 当院で診断・治療した食道・胃・十二指腸・小腸・大腸などの消化管出血性病変に対して、疾患の危険因子と内視鏡治療の成績を後ろ向きに解析する
研究対象 2006年4月1日より2019年3月31日までの間に、前橋赤十字病院消化器内科に入院治療を必要とした消化管出血症例
使用する情報 性別、年齢、検査施行医師、出血性病変、治療法、治療後の経過、治療における合併症、既往歴、検査値
研究機関への
情報提供の方法
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態のエクセルデータで提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-44

研究課題名 低体温症患者の医学情報等に関する疫学調査
当院研究責任者 救急科・集中治療科 山田 栄里
当院研究分担者 救急科・集中治療科 増田 衛、土手 季
研究機関名 日本救急医学会 熱中症に関する委員会
研究期間 2019年3月1日~2019年3月31日
研究目的 2011年、2014年の調査を基に調査項目を設定し、原因や病態の解明および治療や予後の実情を把握し、発生の予防にむけたアプローチを検討すること
研究対象 2019年2月28日までに偶発性低体温症と診断された全ての入院患者さん
使用する情報 採血結果等診療録より得られる情報
研究機関への
情報提供の方法
インターネット上専用サイトでの症例登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-47

研究課題名 C型肝炎患者における直接作用型抗ウイルス薬(DAAs)治療後の発癌抑制に関する研究
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科 鈴木 悠平
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年2月2日~2023年9月30日
研究目的 DAAs治療を行ったC型肝炎患者における治療効果、その後の肝細胞癌の発癌抑制効果に関して解析します。
研究対象 2014年9月3日より2018年9月30日までの間に、前橋赤十字病院消化器内科でC型肝炎の診断でDAAs治療を受けられた方を対象とします。
使用する情報 血液検査データ、CT/MRI/エコー検査等の画像データ、診療録(病歴、既往歴、家族歴、内服歴、アレルギー歴、生活歴、肝細胞癌の治療歴、DAAsの治療効果、副作用)など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-48

研究課題名 Respiratory Extracorporeal Membrane Oxygenation管理中における腸腰筋出血の発生頻度ならびにリスクファクターの検討
当院研究責任者 救急科 中村 光伸
当院研究分担者 救急科 小倉 崇以 / 西村 朋也
研究機関名 前橋赤十字病院 救急科
研究期間 2019年2月2日~2020年3月31日
研究目的 膜型人工肺は、重症呼吸不全に対する新しい治療法であり、導入により自己肺を休め、積極的なリハビリ等が可能になり、予後改善が期待されています。しかし施行にあたり抗凝固管理が必要であり、出血性合併症も報告されています。特に腸腰筋出血は致死的な合併症になる場合があり、その発生頻度ならびにリスク因子は明らかでありません。本研究は、重症呼吸不全患者における膜型人工肺管理中の腸腰筋血腫の発生率の調査、およびそのリスクファクターの探索を目的とします。
研究対象 2015年4月1日~2018年7月31日までに当院にて膜型人工肺での治療を受けられた患者さん
使用する情報 情報:属性情報:年齢、性別 病歴:既往症、膜型人工肺導入の契機となった確定診断病名、人工呼吸器開始からの膜型人工開始までの時間 血液検査:moglobin, Hematocrit、activated partial thromboplastin time (APTT), fibrinogen、fibrinogen degradation products (FDP)、D-dimer、prothrombin time international normalized ratio (PT-INR) 管理経過:リハビリの強度、腸腰筋出血発生の有無、腸腰筋出血以外の出血性合併症 重症度:ICU入室時APACHE IIスコア、ICU入室時SOFAスコア、RESPスコア 治療とその効果:腸腰筋出血発症の場合の止血治療の有無(血管内治療, 外科的止血術)、RBC10単位以上の輸血療法の有無 転帰:退院時の生存、28日生存、ICU入室期間
研究機関への
情報提供の方法
ECMO搬送ネットワーク(研究会事務局:東京都文京区千駄木1-1-5 日本医科大学救急医学講座内)が運営管理するデータセンターへ提供されます。これらの試料・情報は、セキュリティ管理されたパソコンに入力を行い、研究グループが管理するデータセンターに収集されます。各研究機関から収集された試料・情報を用いて、研究グループが多変量解析し、膜型人工肺管理患者と腸腰筋出血についての検討を行います。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-49

研究課題名 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース(JED)登録
当院研究責任者 消化器内科 高山 尚
当院研究分担者 消化器内科 飯塚 賢一
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年3月1日~2024年12月31日
研究目的 日本全国の消化器内視鏡関連手技・治療情報を全国データベース(Japan Endoscopy Database;JED)に登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者に最善の医療を提供することを目指す。
研究対象 2015年1月1日~2024年12月31日までに消化器内視鏡検査・治療を受けたすべての患者さん
使用する情報 患者基本情報(検査日、年齢、性別、抗血栓薬の使用の有無、喫煙歴、飲酒歴、悪性腫瘍の有無、ピロリ菌感染状態など)、検査・治療目的、内視鏡の挿入経路、使用スコープ、送気の種類、観察範囲、手技開始・終了時間、手技中後の偶発症など
研究機関への
情報提供の方法
2015年1月1日~12月31日までのデータはインターネットを介さずに、USBメモリなどの媒体(パスワード設定機能付きを新規購入)を用いて、オフラインにて対応表を作成した上で匿名化し提出する。2016年1月1日~2017年12月31日までのデータは、患者ID匿名化可能なアプリケーションを利用しオフラインで提出する。2018年1月1日以降のデータは、ID匿名化可能なアプリケーションを利用し、オフライン・セキュリティー便、閉域網によるオンライン等で提出する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-50

研究課題名 ELVOスクリーン実証調査
当院研究責任者 脳神経外科 朝倉 健
当院研究分担者 脳神経外科 藤巻 広也、鹿児島 海衛、川島 隆弘、大澤 祥、向田 直人
神経内科  針谷 康夫、水島 和幸、岡 大典、青木 蕉
研究機関名 前橋赤十字病院 脳神経外科・神経内科
研究期間 2019年3月1日~2020年12月31日
(2019年と2020年のそれぞれ特定の1か月間)
研究目的 救急隊による急性期主幹動脈閉塞患者のスクリーニングにELVOスクリーンが有用であるか検証を行う
研究対象 2019年と2020年のそれぞれ特定の1か月間に、当院に救急車で搬送された脳卒中疑いの患者さん
使用する情報 診断、治療内容
研究機関への
情報提供の方法
所定の調査票に上記項目を記載し群馬脳卒中救急ネットワークへ郵送する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-52

研究課題名 当院における術後再建腸管に対するバルーン内視鏡を用いたERCPの検討
当院研究責任者 消化器内科 阿部 毅彦
当院研究分担者 消化器内科 佐藤 洋子
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 当院では術後再建腸管症例に対するERCPに使用するバルーン内視鏡は、2012年からダブルバルーン内視鏡を導入し、2017年からは鉗子孔径等が改良されたシングルバルーン内視鏡を使用している。そこで、バルーン変更前後の成績等について比較検討する。
研究目的 救急隊による急性期主幹動脈閉塞患者のスクリーニングにELVOスクリーンが有用であるか検証を行う
研究対象 2012年4月1日から2019年3月31日までの期間に、当院消化器内科でバルーン内視鏡ERCPを施行した患者さん
使用する情報 性別、年齢、再建術、使用スコープ、乳頭到達・挿管・処置完遂の有無、合併症など
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-54

研究課題名 潰瘍性大腸炎患者におけるインフリキシマブとアダリムマブの有効性の比較に関する観察研究
当院研究責任者 消化器内科 深井 泰守
当院研究分担者 消化器内科 飯塚 賢一、山崎 節生、關谷 真志、佐野 希望、高山 尚
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年3月1日~2020年3月31日
研究目的 潰瘍性大腸炎は原因不明の大腸疾患で難治性の場合は血便や穿孔等で手術が必要となることもあります。近年潰瘍性大腸炎に対して抗TNFα抗体製剤の有効性が認められていますが抗TNFα抗体製剤間の直接比較RCT試験は存在せず、効果の有効性や選択基準が定まっていないのが現状です。今回当院での潰瘍性大腸炎患者に対するインフリキシマブとアダリムマブの短期、長期治療成績を調査することで有効性の比較検討を行い、今後の治療選択基準の確立を目指すことを目的とします。
研究対象 2010年9月1日から2019年1月31日までに当院でインフリキシマブとアダリムマブを投与された潰瘍性大腸炎患者さん
使用する情報 当院において、すでに潰瘍性大腸炎でインフリキシマブ、アダリムマブの治療を受けられた患者さんの診療記録(投与時年齢、罹病期間、病型、薬剤治療歴、臨床所見、血液検査所見、画像所見等)を使用させて頂きます。
研究機関への
情報提供の方法
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-55

研究課題名 第2回Stevens-Johnson症候群ならびに中毒性表皮壊死症の全国疫学調査
当院研究責任者 皮膚科 大西 一徳
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 皮膚科
研究期間 2019年3月1日~2021年3月31日
研究目的 10年前に施行した第1回Stevens-Johnson症候群ならびに中毒性表皮壊死症調査結果との比較を行う第2回の全国調査を行う
研究対象 2016年~2018年の3年間のStevens-Johnson症候群ならびに中毒性表皮壊死症で加療した患者さん
使用する情報 既存情報(診断基準項目、入院日、退院日、年齢、性別、身長、血圧、原疾患、既往歴、免疫に影響を及ぼす薬剤の使用歴、被疑薬及び使用期間、原因薬剤検索、症状出現日、発熱、皮疹の分布、病理組織学的検査、症状、重症度、治療、転帰、転院先、後遺症など)
研究機関への
情報提供の方法
調査票に回答し提供先期間に返送する(該当患者1人につき1枚)
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-56

研究課題名 日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録施設の広汎子宮全摘出術の実態調査
当院研究責任者 山形大学 産婦人科 教授  永瀬 智
当院研究分担者 前橋赤十字病院 産婦人科 部長 曽田 雅之
        医局診療秘書室 都丸 陽子
研究機関名 山形大学 産婦人科
研究期間 2019年3月1日~2021年12月31日
研究目的 子宮頸癌IB1期~II期の標準治療は手術療法または放射線療法であり、手術療法の際には、広汎子宮全摘出術が標準術式となる。従来から開腹手術として施行されてきたが、低侵襲手術である腹腔鏡下手術やロボット支援下手術も先進医療として症例の蓄積が進んできており、平成30年4月より、本邦で腹腔鏡下手術が保険適用となった。平成30年3月に米国で開催されたSociety of Gynecological Oncology (SGO)において、ランダム化第III相試験および観察研究の結果として、低侵襲手術(腹腔鏡下手術/ロボット支援下手術)が、従来の開腹術式に比して全生存率、無増悪生存率ともに有意に予後不良であることが発表された。そこで、本邦としても、開腹術式と腹腔鏡下/ロボット支援下術式との予後の比較を行い、3者の術式の成績を評価する必要に迫られているが、その評価の基盤となる開腹広汎子宮全摘出術による治療成績や手術による合併症などの全国規模での解析が行われていなかった。本研究では、開腹広汎子宮全摘出術の術式の詳細や有害事象、予後等を調査し、本邦における開腹広汎子宮全摘出術の治療成績や有害事象を明らかにすることを目的とする。
研究対象 2015年1月1日より2015年12月31日までの間に、子宮頸癌IB1期またはIIA1期と診断され、日本産科婦人科学会婦人科腫瘍登録参加施設に入院し、広汎子宮全摘出術を受けた症例
使用する情報 ①患者背景(MRIなどによる術前の最大腫瘍径)
②手術(術者(婦人科腫瘍認定の有無)、手術時間、出血量、輸血の有無)
③手術内容(摘出リンパ節個数)
④術後(頸部間質浸潤の有無、切除断端残存腫瘍の有無、脈管侵襲の有無、補助療法の内容、リンパ節転移の部位再手術、再入院の有無)
*術後合併症についてはJCOG術後合併症基準(Clavien-Dindo分類)に従い分類する。
⑤予後(再発の有無、再発部位、再発確認日)
⑥施設(婦人科腫瘍専門医修練登録認定の有無)
研究機関への
情報提供の方法
日本産科婦人科学会から送付されたパスワード付EXCELファイルに入力し、返送する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-57

研究課題名 卵巣奇形腫を伴う抗NMDA受容体抗体脳炎における卵巣奇形腫の手術時期および術式と脳炎の短期的転帰との関連をみる調査
当院研究責任者 熊本大学大学院生命科学研究部/医学部保健学科 教授 田代 浩徳
当院研究分担者 熊本大学医学部附属病院  講師 坂口 勲
前橋赤十字病院 産婦人科 部長 曽田 雅之
        産婦人科 副部長 平石 光
        医局診療秘書室 都丸 陽子
研究機関名 熊本大学医学部附属病院
研究期間 2019年3月1日~2019年3月31日
研究目的 若年女性に好発する抗N-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体(R)抗体脳炎は、脳の興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体であるNMDA 型受容体に自己抗体ができることによる急性型の脳炎で、卵巣奇形腫との関連が指摘されている。急性期は重篤で各種治療に抵抗を示し遷延化する致死的な疾患である。卵巣奇形腫を合併する場合には、発症早期に卵巣奇形腫に対する外科的治療介入によって回復が早く見込めることも明らかにされてきている。産婦人科医による治療介入は極めて重要であるにも関わらず、未だ実態が把握されていないのが現状である。卵巣奇形腫に対する手術時期ならびに手術術式による抗NMDAR 抗体脳炎の短期における転帰の相違について解析を行う。
研究対象 2007年1月1日より2017年12月31日までの間に、卵巣奇形腫を伴う抗NMDA 受容体抗体脳炎の治療のため入院し、卵巣奇形腫の手術を受けた症例
使用する情報 診療記録(カルテ)をもとに診断時の年齢、抗NMDAR 脳炎の診断方法、内科的治療内容、手術時の年齢、妊娠出産歴、妊娠の有無、卵巣奇形腫の手術時期、術式、奇形腫(嚢腫)の数、大きさ、病理結果、転帰、症状の変化
研究機関への
情報提供の方法
日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会ホームページ調査データ提出用フォームよりアップロード
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-58

研究課題名 本邦における院外心停止患者に対するECPRに関する多施設後ろ向き観察研究
当院研究責任者 集中治療科・救急科 丸山 潤
当院研究分担者
研究機関名 香川大学 大学院医学系研究科
研究期間 2019年3月1日~2019年3月31日
研究目的 院外心停止に対してECPRが施行された患者を対象とし、退院時の神経学的転帰を評価する。
研究対象 2013年1月1日~2018年12月31日の間に、院外心停止に対しECPRが施行された症例
使用する情報 病院前情報からICU退室までの時間経過や臨床所見、血液検査結果など
研究機関への
情報提供の方法
Web上で電子的にデータを取得するElectronic Data Captureシステムとして REDCapを使用しデータ入力
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-59

研究課題名 胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査研究
当院研究責任者 産婦人科 曽田 雅之
当院研究分担者
研究機関名 日本産科婦人科学会「胞状奇胎の掻爬回数と続発症頻度に関する調査小委員会」
研究期間 2019年4月1日~2019年6月30日
研究目的 再掻爬の要否と選別について提言可能となる指針を作成することを目指す
研究対象 2014年1月1日~2016年12月31日の間に初回治療(子宮内容除去術)が開始された胞状奇胎症例
使用する情報 年齢、妊娠分娩歴ほか初回治療開始からの治療経過、検査結果、予後など
研究機関への
情報提供の方法
匿名化した情報をログインが必要な専用フォームを利用して送信する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-60

研究課題名 日本産科婦人科学会 婦人科腫瘍委員会 婦人科悪性腫瘍登録事業及び登録情報に基づく研究
当院研究責任者 産婦人科 曽田 雅之
当院研究分担者 産婦人科医師
研究機関名 日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会
研究期間 2019年4月1日~2027年12月31日
研究目的 登録データを基に日本の婦人科がん医療の特徴と海外との共通点・相違点を等を明らかにし、国内の臨床研究や国際比較研究の発展につなげる
研究対象 2019年4月1日から2027年3月31日までの間に婦人科悪性腫瘍に対する治療を受けた症例
使用する情報 年齢、疾患名、治療開始日、進行期分類、組織分類、局所進展、所属リンパ節転移、遠隔転移、治療内容と手術術式、予後など
研究機関への
情報提供の方法
診療録より抽出したデータを匿名化しWEB登録を行う
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

30-61

研究課題名 日本産科婦人科学会周産期委員会 周産期登録事業及び登録情報に基づく研究
当院研究責任者 産婦人科 曽田 雅之
当院研究分担者 産婦人科医師
研究機関名 日本産科婦人科学会周産期委員会
研究期間 2019年4月1日~2027年12月31日
研究目的 登録データを基に我が国の周産期領域における疫学的、医学的傾向を把握し、二次利用が可能な総合データベースを構築する
研究対象 2019年4月1日~2026年12月31日までの間で、妊娠22週以降に分娩に至った全症例
使用する情報 患者背景、分娩情報、産科合併症、母処置、母転帰、児情報、胎児付属物、母体の産科既往症、母体の基礎疾患、母体感染症、母体使用薬剤など
研究機関への
情報提供の方法
診療録より抽出したデータを匿名化しWEB登録を行う
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250