臨床研究に関する情報公開
2020年度
2020年度に当院でオプトアウトを行った臨床研究を以下に提示します。
受付番号 | 2020-2 |
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研究課題名 | 劇症型心筋炎の疾患登録とその解析 |
当院研究責任者 | 心臓血管内科 丹下 正一・庭前 野菊 |
当院研究分担者 | 心臓血管内科 医師 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 心臓血管内科 |
研究期間 | 承認日~2022年3月31日 |
研究目的 | JROAD-DPCを使用し劇症型心筋炎の疾患登録を行い、劇症型心筋炎患者の疫学や治療法について章回すること |
研究対象 | 2012年4月1日から2017年3月31日までの開環にJROAD-DPCに登録されている劇症型心筋炎で入院した16歳以上の患者 |
使用する情報 | 症例記録、心筋生検組織 |
研究機関への 情報提供の方法 |
EDCシステム入力後CRF原本郵送もしくはメールで提出。プレパラートは郵送。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-4 |
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研究課題名 | 群馬県内の低亜鉛血症を伴う非代償性肝硬変患者に対する酢酸亜鉛投与の有用性についての他施設共同研究 |
当院研究責任者 | 消化器内科 滝澤 大地 |
当院研究分担者 | 消化器内科 新井 弘隆、清水 創一郎、平 知尚、柴崎 充彦、阿部 毅彦 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 消化器内科 |
研究期間 | 承認~2021年3月31日 |
研究目的 | 肝硬変は亜鉛不足となる事が知られており、結果として蛋白代謝異常、肝予備能低下が引き起こされる。2017年3月に低亜鉛血症に対する亜鉛補充療法が保健適応として承認されたことにより、肝硬変に対する亜鉛補充療法の意義が増す事が予想される。低亜鉛血症を認めた、非代償性肝硬変患者に対する酢酸亜鉛投与について群馬県内の主要病院の臨床データを後ろ向きに収集し、酢酸亜鉛の治療効果の有無、程度を明らかにする。併せて、群馬県内における酢酸亜鉛の使用状況、その際による治療効果の差についても明らかにする。 |
研究対象 | 2017年8月から2020年3月までに低亜鉛血症に酢酸亜鉛を投与した非代償性肝硬変患者 |
使用する情報 | 性別、年齢、肝硬変の成因、肝性脳症・腹水・肝癌の合併状況、各種検査値、画像診断結果、治療内容 |
研究機関への 情報提供の方法 |
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態で提供する。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-5 |
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研究課題名 | ダクラタスビル/アスナプレビル併用療法にてウイルス排除を得られたC型代償性肝硬変における食道静脈瘤の発達状況についての他施設共同研究 |
当院研究責任者 | 消化器内科 滝澤 大地 |
当院研究分担者 | 消化器内科 新井 弘隆、清水 創一郎、平 知尚、柴崎 充彦、阿部 毅彦 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 消化器内科 |
研究期間 | 承認~2023年3月31日 |
研究目的 | 2014年のダクラタスビル/アスナプレビル併用療法の導入以降、本邦においてもC型肝硬変に対する抗ウイルス治療はDirect acting antiviral(DAA)が主流となり、高率なウイルス排除(SVR)が可能となっている。門脈圧の指標となる肝静脈圧較差(HVPG)はDAAによるSVRで低下する事が報告されているが、一方で臨床的門脈圧亢進症はSVR後も継続することが報告されている。そのため、SVRを達成した非代償性肝硬変症例において、治療前後の上部消化管内視鏡所見の比較を行い、後方視的に胃食道静脈瘤の発生や注目すべきリスクファクターについての検討を他施設共同研究で行う。 |
研究対象 | 2014年4月から2020年3月までにダクラタスビル/アスナプレビル併用療法にてウイルス排除を得られた非代償性肝硬変患者 |
使用する情報 | 性別、年齢、身長、体重、DAA治療期間、各種検査値、内視鏡所見 |
研究機関への 情報提供の方法 |
当該医療機関以外の者が、研究対象者を特定できない状態で提供する。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-6 |
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研究課題名 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化におけるABO血液型の関連についての後方視的な検討 |
当院研究責任者 | 呼吸器内科 滝瀬 淳 |
当院研究分担者 | 呼吸器内科 堀江 健夫、土屋 卓磨、武井 宏輔、蜂巣 克昌、神宮 飛鳥、岩下 広志、江澤 一真 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 |
研究期間 | 承認日~2020年12月31日 |
研究目的 | COVID-19感染症に背景因子、重症化と血液型の関係について |
研究対象 | 2020年2月1日~2020年5月26日にCOVID-19感染症にて当院へ入院された患者さん |
使用する情報 | 既存の診療情報より、年齢、性別、COVID-19の重症度と転記や併存症、投薬や画像診断所見、治療歴とABO血液型などの情報 |
研究機関への 情報提供の方法 |
院内規則に則り、匿名化した上で群馬大学呼吸器アレルギー内科に提供される。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-7 |
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研究課題名 | 中治療室における新型コロナウイルス(COVID-19)による急性呼吸不全の実態調査 |
当院研究責任者 | 集中治療科・救急科 鈴木裕之 |
当院研究分担者 | 集中治療科・救急科 河内章 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 |
研究期間 | 承認日~西暦2022年3月31日 |
研究目的 | この研究の主な目的は、集中治療室(Intensive Care Unit: 以下ICU)に入院したCOVID-19が陽性の患者さんを対象としています。特に人工呼吸器管理やECMO治療が必要となった重症患者に焦点を当てておりますが、ICUに入室したCOVID-19感染患者さんのデータを広く収集することで、この疾患の臨床的特徴を明らかにし、将来のCOVID-19による重症患者さんの治療に役立てることを目的としております。 |
研究対象 | COVID-19が陽性でICUに新規入室された患者さんで、西暦2020年2月1日からWHOによるCOVID-19の終息宣言がされるまでの間にICUに入室された患者さん |
使用する情報 | カルテ情報:患者さんの基礎情報(年齢、体重など)や医療背景(喫煙歴や既往など)、COVID2019の感染徴候(症状出現日や抗ウイルス薬・抗菌薬の使用状況など)、ECMOや人工呼吸器などの臨床特徴や治療状況(ECMOや人工呼吸器の設定)、ECMO管理中の合併症(輸血量や出血、感染合併症の有無など)、主要評価項目(ECMO期間、人工呼吸器期間、ICU・病院滞在期間など) |
研究機関への 情報提供の方法 |
収集された診療情報は、紙面の症例報告書とウェブ上の電子症例報告書というものに入力する方法をとります。この電子症例報告書はOnlineデータベース(REDCAP)を介して本研究を統括しているCritical Care Research Group、The Prince Charles Hospitalにインターネットを介して提出され、集計、解析が行われます。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-8 |
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研究課題名 | COVID-19感染患者治療の疫学的調査 |
当院研究責任者 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 鈴木裕之 |
当院研究分担者 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 河内章 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科 |
研究期間 | 承認日~西暦2026年3月31日 |
研究目的 | 日本におけるCOVID-19感染症における臨床データ・治療内容を解析し,病態解明・治療法開発の一助とすること、また広島大学主導で全国の多施設でのデータを集め、日本独自の疫学的評価を行うことを目的としています。 |
研究対象 | 年齢は問わず、性別男女問わず、2020年1月1日から2026年12月31日の6年間に前橋赤十字病院で検出されたCOVID-19による感染患者を対象としています。 |
使用する情報 | 患者背景情報(年齢、性別、身長、体重、病名、現病歴、既往歴、併存症、内服歴、重症度など)、画像診断(X線写真、CT検査、超音波検査など)、バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸数など)、治療・管理で使用した薬剤、デバイス(気管挿管、透析など)、検査(動脈血ガス分析、一般血液、血液生化学、ウイルス、血液培養、各種細菌学的検査など) |
研究機関への 情報提供の方法 |
広島大学へあなたの取得した情報を匿名化して送り、解析を行う予定です。提供の際、氏名、生年月日などの患者さんを直ちに特定できる情報は削除し、提供させていただきます。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-9 |
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研究課題名 | 特発性血気胸の手術適応に関する後ろ向き観察研究 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 上吉原光宏 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 井貝仁、松浦奈都美、矢澤友弘、大沢郁 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~西暦2020年12月31日 |
研究目的 | 特発性血気胸(Spotaneous hemopneumothorax: SHP)は、外傷や明らかな病因なく気胸と血胸が同時に認められる稀な疾患であり、全自然気胸の1〜12%を占めるとされる。また、急速な換気不全と胸腔内への持続的な出血により循環不全を来し、生命に関わる可能性がある。SHP患者の初期治療としては綿密なモニタリング、酸素療法、補液、輸血、胸腔ドレナージが挙げられるが、最終的に外科的止血術もしくは血腫除去術が必要となる症例も少なくない。文献的には少なくとも60%の症例に外科治療が必要であると報告されている。しかしながら、手術の至適時期、すなわち、緊急で施行すべきか、待機的でも良いのかに付いての明確なコンセンサスが得られていない。またSHP治療に関するガイドラインも現状存在していない。 今回、SHPの至適手術時期を調べるために、当科で施行したSHPの手術治療に関して後方視的な検討を行う。 |
研究対象 | 1999年7月1日から2017年12月31日まで18年間において当院で特発性血気胸と診断・加療された患者を対象とする。 |
使用する情報 | 患者背景(年齢、性別)、左右差、来院から手術までの時間、術前出血量、術前Hb, Hct、ショックバイタルの有無、総出血量、手術時間、輸血の有無、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率 |
研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-12 |
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研究課題名 | 我が国における心臓植込み型デバイス治療の登録調書 |
当院研究責任者 | 心臓血管内科 丹下 正一 |
当院研究分担者 | 心臓血管内科全医師 |
研究機関名 | 一般社団法人 日本不整脈心電学会 |
研究期間 | 承認日~西暦2023年3月31日 |
研究目的 | 我が国の心臓植込み型デバイスの植込み治療の実態を調査し、心臓植込みデバイス植込み基準の適性を検討する。 |
研究対象 | 2006年1月1日から2023年3月31日までの期間に当院心臓血管内科で心臓植込み型デバイス治療を受けた患者さん。 |
使用する情報 | <登録時の植込み基礎項目>性別、年齢、植込みの種類、植込み術者、1次予防時の対象不整脈、植込み適応、植込みデバイス機種、植込み時のモード、植込みリード、除細動テストの有無、植込み時の合併症 <植込み時の患者背景> 身長、体重、基礎疾患、冠動脈疾患の有無、植込み時までの血行再建術の既往、心房細動・粗動の有無、心疾患以外の疾患、NYHA分類、左室機能、植込み時の胸部X線・心電図、非持続性心室頻拍(NSVT)の有無、心室頻拍(VT)、NSVTに対する治療の既往、非同期程度、加算平均心電図、交互脈(TWA)、電気生理学的検査、Holter心電図、血液生化学:BNP、Hg、血清クレアチニン、植込み時の併用薬剤(抗不整脈薬、心血管作動薬、抗凝固療法)、植込み時の着衣型除細動器(WCD)使用の有無、腎臓透析の有無 <経過観察項目> イベントの有無(VT/VFの発生、不適切作動、死亡、心不全のための入院、デバイスに関する合併症、デバイスに無関係の心血管イベント、デバイス関連の再手術、観察期間中の臨床背景のイベント(非持続性心室頻拍mカテーテルアブレーション、血行再建術の有無) |
研究機関への 情報提供の方法 |
New JCDTRのホームページにて症例を登録する。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-13 |
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研究課題名 | 肺神経内分泌腫瘍切除検体における転写因子FOXM1とその関連タンパク発現の意義の検討 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 上吉原光宏 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 井貝仁、松浦奈都美、矢澤友弘、大沢郁 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~西暦2025年3月31日 |
研究目的 | 肺癌は部位別がん死亡数の第一位であり、その罹患数も増加傾向にある。最近では、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などの登場により治療効果を上げているが、小細胞肺癌などの神経内分泌腫瘍の予後は依然として悪いというのが現状である。神経内分泌腫瘍は化学療法に対し抵抗性があること、特異的な分子治療薬が存在しないことなどがその要因と考えられている。 近年、神経内分泌腫瘍においてASCL1・NeuroD1・YAP1・POU2F3・FOXM1・STMN1・INSM1など様々な転写因子の発現が認められ、癌の増殖・転移や治療抵抗性に関与していると考えられるようになった。FOXM1は細胞分裂を調節する役割を担っており、異常な細胞分裂の結果引き起こされる癌への関与が疑われている。その他の因子についても同様に、主に細胞の分裂に関わっており、癌との関連性が示唆されている。 今回、神経内分泌腫瘍症例において上記転写因子に着目し、1)臨床病理学的特徴、2)治療成績、3)検体および細胞株における蛋白発現(ウェスタンブロット、免疫組織化学など)、4)遺伝子発現ノックダウンによる蛋白発現および細胞増殖を検討・解析し、神経内分泌腫瘍の病理組織学的特徴の把握、転写因子細胞シグナル伝達経路の解明、治療標的分子の発見を目的として、本研究を計画した。本研究による新たな治療方法を探る。 こうした研究を行う際には、血液、組織、細胞など人のからだの一部で、研究に用いられるもの(「試料」という)や診断や治療の経過中に記録された病名、投薬内容、検査結果など人の健康に関する情報(「情報」という)を用いる。ここでは、既に保管されているこうした試料や情報の利用について説明する。 |
研究対象 | 2000年4月1日から2020年3月31日まで20年間において当院で肺神経内分泌腫瘍に対して腫瘍生検または切除術を施行した患者を対象とする。 |
使用する情報 | 【患者背景情報】性別、生年月日、身長、体重、PS、原発巣の占拠部位・組織型、腫瘍に対する治療歴(手術、抗癌剤、放射線照射、理学療法、栄養管理)、 【一般診療に伴う検査情報】 1)血液検査:赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット値、白血球数、好中球数、血小板数、赤血球沈降速度、血液ガス分析 2)生化学・凝固検査:総蛋白、アルブミン、尿素窒素、尿酸、クレアチン、アンモニア、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、マグネシウム、リン、銅、亜鉛、鉄、血糖、ヘモグロビンA1C、乳酸、中性脂肪、コレステロール、アミラーゼ、総ビリルビン、アスパラギン酸トランスフェラーゼ、アラニンアミノトランスフェラーゼ、γグルタミントランスフェラーゼ、血清クレアチニン、クレアチニンクリアランス(実測値もしくは推定値)、アルカリフォスファターゼ、腫瘍マーカー、乳酸脱水素酵素、コリンエステラーゼ、インスリン、CRP、チモール混濁反応、内分泌ホルモン、硫酸亜鉛混濁反応、感染症検査、KL-6、SP-D、SP-A、D-dimer、FDP、フィブリノーゲン、PT、APTT 3)尿検査:尿量、比重、pH、尿蛋白、尿糖、ケトン体、尿沈渣、ビリルビン 4)画像検査:造影+単純CT(3DCT)検査、造影+単純MRI、PET-CT、X線検査、内視鏡検査 5) 生理機能検査:心電図、心エコー、呼吸機能 |
研究機関への 情報提供の方法 |
あり データセンターである群馬大学附属病院呼吸器外科にてデータの集積および解析を行う。なおデータは個人情報管理者により匿名化される。また、データは当施設において対応表を適切に管理する。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-14 |
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研究課題名 | デュラグルチドの臨床効果を規定する因子の検索 |
当院研究責任者 | 糖尿病内分泌内科 上原 豊 |
当院研究分担者 | 糖尿病内科 清水 弘行 |
研究機関名 | 前橋広瀬川クリニック |
研究期間 | 承認日~西暦2020年12月31日 |
研究目的 | 2型糖尿病症例におけるデュラグルチドの有効性を規定する因子を日常の臨床検査項目より検索し、規定する因子を確定し、より効率的な薬剤選択を実施するための礎とする。 |
研究対象 | 外来通院中にて血糖管理不良なためにデュラグルチド治療を開始した2型糖尿病症例 |
使用する情報 | 年齢、体重、身長、血糖値、HbA1c、血中インスリン値または血中C-ペプチド値 |
研究機関への 情報提供の方法 |
他機関へ情報提供しない場合は不要 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-15 |
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研究課題名 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症した患者の臨床的特徴を明らかにする研究-今後拡大が予想されるCOVID-19への対策の模索- |
当院研究責任者 | 脳神経外科 朝倉 健 |
当院研究分担者 | 脳神経外科 部長 藤巻 広也 副部長 鹿児島 海衛 山田 匠、石井 希和、柿沼 千夏 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院脳神経外科 |
研究期間 | 2020年1月1日~2021年5月31日 |
研究目的 | 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)の拡大は、勢いを増し、国民の健康、経済、医療に甚大な影響を与えています。我が国の未曾有の国難と言っても過言ではないとも言えます。COVID-19の重症患者は、高齢、男性、高血圧、糖尿病、肝機能障害、心臓病を有することがリスクだと言われていますが、脳卒中とCOVID-19の関連は限られた報告しかないのが現状です。COVID-19陽性例の脳卒中患者の臨床的と特徴を明らかにすることを目的とします。 |
研究対象 | 2020年6月1日~2021年5月31日までに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症し、入院加療を受けれらた方。 |
使用する情報 | 年齢、性別、血圧値、内服歴、脳卒中の治療経過、採血結果、画像所見、転帰等 |
研究機関への 情報提供の方法 |
情報は、書面にて記載され、セキュリティ管理されたPC上に入力を行い、研究グループが管理するPCへ収集されます。登録データはアクセス制限によりシステム管理し、システム管理者のみがアクセス可能なセキュリティ装置を講じたPC内で管理します。 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-17 |
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研究課題名 | 単孔式・多孔式胸腔鏡手術に関する後ろ向き観察研究 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 上吉原光宏 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 井貝仁、松浦奈都美、矢澤友弘、大沢郁 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~西暦2020年12月31日 |
研究目的 | 鏡視下手術は呼吸器外科領域でも標準治療として行われるようになってきている。胸腔鏡下手術はこれまで多孔式手術が一般的であったが、より低侵襲な手術を目指し単孔式手術が行われるようになってきている。しかしながら、単孔式胸腔鏡下手術が多孔式胸腔鏡下手術と比較して遜色ない手術成績かどうか、より低侵襲であるかどうかははっきりしていない。本検討では、これらを明らかにするために、当科で胸腔鏡下手術を施行した症例を対象に、後方視的に比較検討を行う。 |
研究対象 | 2017年4月1日から2020年7月31日まで3年間において当院で胸腔鏡下手術を施行された患者を対象とする。 |
使用する情報 |
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研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-18 |
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研究課題名 | Door to Puncture Time短縮を目指した取り組み-急性期血行再建フローチャートの開発- |
当院研究責任者 | 看護部 救急外来 滝沢 拓也 |
当院研究分担者 | 看護部 救急外来 関山 裕一、城田 智之、小池 伸享 |
研究機関名 | 看護部 救急外来 |
研究期間 | 承認日~2021年3月31日 |
研究目的 | 急性期血行再建フローチャート導入後の効果を検証する。 |
研究対象 | 2016年4月から2016年10月までの7か月間、2017年4月から2018年6月までの1年3か月間において、当院で急性期血行再建術を行った患者を対象 |
使用する情報 | 急性期血行再建フローチャート導入前後の来院からCT/MRI撮影までの時間、CTからMRIまでの時間、MRIからt-PA投与開始までの時間、MRIから動脈穿刺までの時間、来院から動脈穿刺までの時間を中央値、四分位範囲とともに比較検討する。 |
研究機関への 情報提供の方法 |
不要 |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-19 |
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研究課題名 | 原発性肺癌患者に対する単孔式胸腔鏡下肺葉切除、系統的縦隔リンパ節郭清と多孔式の周術期結果の比較に関する後ろ向き観察研究 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 井貝 仁 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏、松浦 奈都美、矢澤 友弘、大沢 郁、古澤 慎也 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~2020年9月30日 |
研究目的 | 本邦でも新たな低侵襲手術として、ロボット支援手術と単孔式胸腔鏡手術(uVATS)が徐々に各施設で導入されている。そして、、これらの手術とすでに手技が確立されている多孔式(mVATS)との比較がたびたび議論されている。当科でも2019年2月よりuVATS解剖学的肺切除を導入し、2020年8月の時点で約100症例を経験した。今回、その周術期成績をmVATSと比較し、その妥当性について検証した。 |
研究対象 | 2017年4月1日から2020年7月31日までの間において当院で原発性肺癌と診断され、単孔式もしくは多孔式胸腔鏡下肺葉切除、ND2a-1以上の系統的縦隔リンパ節郭清を施行された151例を対象とする。 |
使用する情報 |
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研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-20 |
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研究課題名 | 多孔式胸腔鏡下肺切除における出血に対する、アルゴリズムに則ったトラブルシューティングに関しての後ろ向き観察研究 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 大沢 郁 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原光宏、井貝仁、松浦奈都美、矢澤友弘、古澤慎也 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~2020年9月30日 |
研究目的 | 胸腔鏡手術はその有用性から広く普及してきているが、周術期合併症、特に術中の出血のコントロールは、開胸術への移行を減らし、致死的な出血を防ぐために重要となる。我々は、術中の出血に対して当科で定めたアルゴリズムに則り対応しているが、今回、多孔式胸腔鏡下肺葉切除術における出血症例とその対処方法に関して後ろ向きに検討し、適切なトラブルシューティングに関して検討を行う。 |
研究対象 | 2012年4月1日から2020年7月31日までの間において当院で多孔式胸腔鏡下肺葉切除を施行された患者520例を対象とする。 |
使用する情報 |
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研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-21 |
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研究課題名 | 高度気道狭窄に対するVV-ECMO併用手術 |
当院研究責任者 | 呼吸器外科 松浦 奈都美 |
当院研究分担者 | 呼吸器外科 上吉原 光宏 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 呼吸器外科 |
研究期間 | 承認日~2021年12月31日 |
研究目的 | VV-ECMO併用手術の安全性と有用性について検討する |
研究対象 | VV-ECMO併用気道手術を施行した2例 |
使用する情報 | 治療経過・検査結果・画像所見・手術所見 |
研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-22 |
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研究課題名 | 非閉塞性腸間膜虚血症(NOMI)の病態および予後に関する検討 |
当院研究責任者 | 外科 宮崎 達也 |
当院研究分担者 | - |
研究機関名 | 前橋赤十字病院外科 |
研究期間 | 承認日~2022年3月31日 |
研究目的 | 非閉塞性腸間膜虚血症の病態と予後不良因子について検討する。 |
研究対象 | 当院で加療した非閉塞性腸間膜虚血症症例 |
使用する情報 | 来院時の血液化学所見、治療法、予後 |
研究機関への 情報提供の方法 |
なし |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |
受付番号 | 2020-23 |
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研究課題名 | 入院中の脳神経疾患患者における転倒の特徴と対策 |
当院研究責任者 | 4C病棟・看護師 宮内 佐知子 |
当院研究分担者 | 4C病棟・看護師 矢内 百合子、多胡 宗煕、竹越 渉 |
研究機関名 | 前橋赤十字病院 4C病棟 |
研究期間 | 承認日~2020年12月31日 |
研究目的 | 転倒を起こした脳神経疾患患者と非脳神経疾患患者のスコアシートを比較し、実際に転倒を起こした脳神経疾患患者に共通する項目とその具体的内容を明らかにし、脳疾患患者の転倒リスクに着目した転倒予防を考察する。 |
研究対象 | 2019年4月1日~2020年3月31日の1年間に転倒した患者 |
使用する情報 | 2019年4月1日~2020年3月31日の1年間に転倒した患者の転倒転落アセスメントスコアシートとインシデントレポート227部。 |
研究機関への 情報提供の方法 |
他機関へ情報提供は行わない |
問合せ先 | 前橋赤十字病院 総務課 〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1 TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250 |