臨床研究に関する情報公開

2019年度

2019年度に当院でオプトアウトを行った臨床研究を以下に提示します。

受付番号

2019-01

研究課題名 日本航空医療学会ドクターヘリ・レジストリーへの症例登録事業ならびに効果検証
当院研究責任者 集中治療科・救急科 藤塚 健次
当院研究分担者
研究機関名 日本航空医療学会
研究期間 2019年4月30日~2020年3月31日
研究目的 本邦におけるドクターヘリに関する診療および運航の状況を全数把握と診療の効果検証
研究対象 2015年4月1日~2020年3月31日
使用する情報 患者情報、診療内容、搬送記録
研究機関への
情報提供の方法
匿名化したデータをWEB登録する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-03

研究課題名 切除不能肝細胞癌への肝動注化学療法と分子標的治療薬における治療成績の比較検討
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年5月31日~2024年3月31日
研究目的 切除不能進行肝細胞癌における肝動注化学療法と分子標的治療薬の治療成績、全生存期間、予後因子解析を検証し、それぞれの治療の有用性を明らかにする。
研究対象 2009年1月から2019年3月までの各施設の肝動注化学療法と分子標的治療薬を受けた進行肝細胞患者
使用する情報 性別、年齢、発生部位、喫煙歴、背景肝疾患、肝癌治療の病歴、検査値、画像診断結果
研究機関への
情報提供の方法
匿名化しエクセルデータで提供する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-04

研究課題名 小児入院患者におけるピボキシル基含有抗菌薬と低血糖の関係に関する後方視的検討
当院研究責任者 小児科 杉立 玲
当院研究分担者 小児科 松井 敦
研究機関名 前橋赤十字病院 小児科
研究期間 2019年5月31日~2024年3月31日
研究目的 ピボキシル基含有抗菌薬を内服していた患児は低血糖を来しやすいという仮説を立て検証する。
研究対象 2010年4月1日~2019年3月31の間に肺炎、気管支炎または気管支喘息のため当院に入院した0歳6か月以上15歳未満の患者。
使用する情報 性別、年齢、既往歴、内服歴、家族歴、身長、体重、発熱から入院までの日数、気道症状出現から入院までの日数、血液検査所見
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-05

研究課題名 鉄欠乏性貧血が小児の熱性けいれん発作持続時間に与える影響に関する後方視的検討
当院研究責任者 小児科 杉立 玲
当院研究分担者 小児科 松井 敦
研究機関名 前橋赤十字病院 小児科
研究期間 2019年5月31日~2024年3月31日
研究目的 鉄欠乏性貧血の患児はそうでない児に比べてけいれん持続時間が長い(けいれん重積発作のリスクが高い)可能性について検討する。
研究対象 2015年4月1日~2023年3月31日の間に熱性けいれんのために受診した0歳6か月以上6歳未満の患者。
使用する情報 性別、年齢、既往歴、内服歴、家族歴、身長、体重、けいれん持続時間、けいれん群発の有無、血液検査所見、発熱のフォーカス
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-08

研究課題名 心理的危機状態に陥っている家族に行った看護介入
当院研究責任者 看護部 市川 祥吾
当院研究分担者 看護部 長岡 かおり、関口 拓矢、田中 千晶
研究機関名 前橋赤十字病院
研究期間 2019年5月31日~2019年9月1日
研究目的 患者家族のニードを把握するためにCNS-FACEⅡというアセスメントスケールを使用し、かつ家族の希望を取り入れながら行った看護介入を振り返りたい。
研究対象 突然の受傷により集中治療室に入室した患者とその家族
使用する情報 集中治療室に入室していた際の言動や表情に関する看護記録
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-09

研究課題名 消防機関への救急車搬送患者の診療情報フィードバックについて
当院研究責任者 集中治療科・救急科 中村 光伸
当院研究分担者 救急災害事業課 内林 俊明
研究機関名 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科
研究期間 2019年5月31日~2024年3月31日
研究目的 救急車で救急搬送され収容した傷病者の診断名や転帰等の情報を消防機関へフィードバックすることにより、救急隊のプレホスピタルでの活動が適切だったかどうか検証する。
研究対象 2019年5月31日~2024年3月31日の間で救急車で搬送され救急外来を受診した患者
使用する情報 診断名、救急車収容日時、転帰区分
研究機関への
情報提供の方法
診療録より抽出したデータを連結不可能匿名化して提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-10

研究課題名 術前ダイエットセンターの有用性についての検討
当院研究責任者 麻酔科 副部長 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2019年5月31日~
研究目的 術前ダイエットセンターの有用性を検討する
研究対象 BMI35㎏/m2以上で術前ダイエットセンターを受診した患者
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、身体所見、食事摂取状況等、RTP、TP、ALB、麻酔チャート等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-11

研究課題名 前置胎盤合併帝王切開における脊髄クモ膜下麻酔下の全身麻酔前のIABO挿入の有用性
当院研究責任者 麻酔科 副部長 柴田 正幸
当院研究分担者 麻酔科 副部長 齋藤 博之
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2019年5月31日~
研究目的 当院では以前より前置胎盤を合併した帝王切開においては、大量出血のリスクに備えるため、全身麻酔前にIABOを大腿動脈から挿入する治療戦略としていた。これにより大量出血時にも大きな問題となることがなかったが、全身麻酔前に大腿動脈にカニュレーションを行う必要があり、局所麻酔を行ったとしても患者への負担は大きいと考えられた。そこで、大腿動脈へのカニュレーションを脊髄クモ膜下麻酔下で行う治療戦略に変更した。この研究ではその有用性を検討する。
研究対象 2019年4月以降の前置胎盤合併帝王切開における脊髄クモ膜下麻酔下にIABOを挿入した全患者
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、身体所見等、術前MRIおよびX-P、術前後の血液検査結果、麻酔チャート等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-12

研究課題名 改元に伴う10連休中の緊急手術件数の検討
当院研究責任者 麻酔科 副部長 柴田 正幸
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2019年5月31日~
研究目的 平成から令和への改元に際し、かつてない大型連休における緊急手術の件数および診療科ごとの件数などを検討する
研究対象 2019年4月27日~2019年5月6日の間に緊急手術を実施した全患者
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、身体所見等、麻酔チャート等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-13

研究課題名 肝切除術におけるクモ膜下モルヒネ投与の有用性
当院研究責任者 麻酔科 副部長 柴田 正幸
当院研究分担者 麻酔科 副部長 齋藤 博之
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2019年5月31日~
研究目的 肝切除術では、術後に凝固能が低下したり血小板が低値になるなどの理由により、術前に挿入した硬膜外カテーテルを抜去できなくなる可能性がある。そこで、当院では全身麻酔前に、硬膜外麻酔の代替鎮痛法としてクモ膜下腔へのモルヒネ投与を行っている。その有効性を検討するために本研究を計画した。
研究対象 2019年1月以降当該手術を実施した全患者
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、身体所見等、麻酔チャート等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-14

研究課題名 厄年・歴注・月相・天候と緊急手術、出血量、死亡率などとの関連についての検討
当院研究責任者 麻酔科 副部長 柴田 正幸
当院研究分担者 麻酔科 副部長 齋藤 博之
研究機関名 前橋赤十字病院 麻酔科
研究期間 2019年5月31日~
研究目的 厄年・歴注・月相・天候と緊急手術発生頻度、術中出血量、死亡率、合併症率等を評価することで、迷信であるか否かを証明する
研究対象 2013年4月以降全身麻酔で緊急手術を受けた全患者
使用する情報 年齢、性別、既往歴、合併症、アレルギーの有無、身長、体重、血圧、脈拍、身体所見等、麻酔チャート等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-15

研究課題名 抗酸菌症(結核症・非結核性抗酸菌症)と悪性腫瘍、予後の関連についての後方視的検討
当院研究責任者 呼吸器内科 蜂巣 克昌
当院研究分担者 呼吸器内科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器内科
研究期間 2019年7月1日~2021年3月31日
研究目的 抗酸菌症と悪性腫瘍、および予後の関連について後方視的に明らかにする。
研究対象 2014年1月1日から2018年12月31日までの間に抗酸菌症(結核症・非結核性抗酸菌症)と診断された方
使用する情報 診断時の年齢、性別等の社会学的情報、血清学的情報、画像学的情報、細菌学的情報、予後等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へは提供しない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-16

研究課題名 胸腔鏡下単純区域切除と胸腔鏡下複雑区域切除の安全性の比較に関する後向き観察研究
当院研究責任者 呼吸器外科 井貝 仁
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科
研究期間 2019年7月1日~2020年6月30日
研究目的 原発性肺癌に対する標準術式は肺葉切除+系統的リンパ節廓清である。しかしながら、近年の低侵襲手術の流れに伴い、肺をより温存する区域切除術の適応が拡大している。肺葉切除と比較し、区域切除はより細かい手術操作が必要となるため、ヨーロッパではいまだ全体の25%でしか胸腔鏡下に区域切除施行されていない。また、Brunelliらは、一般的に施行される頻度が高い区域切除である左上区、左舌区、左S6、左底区、右肺S6、右底区切除を単純区域切除、それ以外のものを複雑区域切除と定義した。単純区域切除と比較し、複雑区域切除は解剖学的にさらに細かい手術手技が必要となるため、胸腔鏡下に施行する際の安全性について言及した論文は少ない。今回、当科で経験した胸腔鏡下単純区域切除と胸腔鏡下複雑区域切除の周術期結果を比較し、その有用性について検討する。
研究対象 2006年3月から2018年9月の間に当科において胸腔鏡下単純区域切除もしくは胸腔鏡下複雑区域切除を施行された105例の患者。
使用する情報 患者背景(年齢・性別)、疾患名、切除区域、術式、手術時間、出血量、術中大量出血の有無、開胸移行率、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-17

研究課題名 意識障害でドクターヘリを要請し、CO₂ナルコーシスで入院となった一症例(症例報告)
当院研究責任者 集中治療科・救急科 小橋 大輔
当院研究分担者 渋川広域消防本部 救急係 丸山 裕樹
研究機関名 前橋赤十字病院 救急科、渋川広域消防本部
研究期間 2019年7月1日~2019年9月1日
研究目的 意識障害にて救急要請され、結果的にCO₂ナルコーシスであった症例について報告する。意識障害の鑑別に本疾患を入れるといった注意喚起を行うため。
研究対象 2019年5月26日に当院でCO₂ナルコーシスと診断、加療された患者。
使用する情報 来院時バイタルサイン、採血結果、CT画像、治療経過、転帰
研究機関への
情報提供の方法
匿名化を行い、外部に個人情報が漏出しないようにする
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-18

研究課題名 集中治療室における早期リハビリテーションと患者アウトカムの関連調査(多施設後向き研究)
当院研究責任者 集中治療科・救急科 藤塚 健次
当院研究分担者
研究機関名 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科
研究期間 2019年7月1日~2022年3月31日
研究目的 共通プロトコールをベースとした離床介入が提供されている施設において、ICUでのリハビリテーションと患者アウトカム(EQ-5D-5Lを用いた評価)との関連について検討すること
研究対象 2019年7月1月から8月末までにICUに入室した患者
使用する情報 カルテから、対象者背景・転帰・退院時評価を抽出する
研究機関への
情報提供の方法
連結可能匿名化したデータシートをセキュリティをかけたメールで送信する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-19

研究課題名 C型肝炎に対するソホスブビル/ベルパタスビル治療の有用性に関する北関東多施設共同研究
当院研究責任者 消化器内科 新井 弘隆
当院研究分担者 消化器内科 高山 尚、滝澤 大地、平 知尚
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科/自治医科大学
研究期間 2019年8月9日~2021年12月31日
研究目的 C型肝炎に対するソホスブビル/ベルパタスビル治療の有用性を後方視的に検討、解析する。
研究対象 2019年2月26日から2019年6月30日までの間にC型肝炎に対してソホスブビル/ベルパタスビル治療を行った症例
使用する情報 患者の背景因子、臨床所見、各種検査データ、画像所見
研究機関への
情報提供の方法
匿名化したデータを記録したUSBメモリを直接手渡し、もしくはセキュリティをかけたメールに添付して送る
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-20

研究課題名 特発性血気胸手術症例における輸血に関する実態調査
当院研究責任者 呼吸器外科 井貝 仁
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科/日本気胸・嚢胞性肺疾患学会
研究期間 2019年8月9日~2021年6月30日
研究目的 特発性血気胸手術症例の実態を患者背景・手術および周術期経過を中心に調査する
研究対象 2000年4月1日から2019年4月30日までの間に特発性血気胸と診断された患者胸腔鏡または開胸で手術が行われている
使用する情報 年齢、性別、喫煙歴、病変、受診後から手術までの時間、受診時Hb値、術前出血量、術前ショックの有無、輸血の有無、手術アプローチ、手術時間、術中出血量、出血様式、総出血量、入院期間、術後合併症の有無、周術期関連死亡の有無など
研究機関への
情報提供の方法
カルテから抽出する段階で匿名化する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-21

研究課題名 胸腔鏡肺嚢胞切除術における単孔式手術の有用性に関する後向き観察研究
当院研究責任者 呼吸器外科 吉川 良平
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科
研究期間 2019年8月9日~2020年7月31日
研究目的 若年者の原発性自然気胸に対する術式は胸腔鏡下(3ポート)肺嚢胞切除術が一般的であるが、近年の低侵襲手術の流れに伴い単孔式手術による肺嚢胞切除術も導入されつつある。単孔式手術の安全性について言及した論文は散見されるが、再発率を含む治療成績について胸腔鏡下(3ポート)肺嚢胞切除術と比較した論文は少ない。今回、当科で経験した胸腔鏡下(3ポート)肺嚢胞切除術と胸腔鏡下単孔式肺嚢胞切除の周術期結果を比較し、その有用性について検討する。
研究対象 2010年10月から2017年2月の間に当科で胸腔鏡下肺嚢胞切除術を施行された232症例
使用する情報 患者背景、術式、手術時間、出血量、再発の有無、術者、嚢胞切除個数、3ポート移行率、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-22

研究課題名 外傷性仮性肺嚢胞の手術適応のスクリーニングに関する後向き観察研究
当院研究責任者 呼吸器外科 矢澤 友弘
当院研究分担者 呼吸器外科医師
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科
研究期間 2019年8月9日~2020年6月30日
研究目的 外傷性仮性肺嚢胞(TPP)は胸部鈍的外傷後に合併する肺内の空洞性病変で、比較的稀な疾患である。その治療方針は保存的加療が基本であるが、活動性出血、感染、持続する肺廔を併発した症例に対しては手術適応を検討するのが一般的である。しかしながら、肺嚢胞の大きさに関する手術適応の具体的な指標の報告は少ない。胸部外傷は早期の対応が重要であり、TPPに対して最大径から手術を考慮する指標を見出せれば、より迅速な治療が可能となる。したがってTPPの大きさを指標にした手術適応の妥当性について検討を行う。
研究対象 2003年7月1日から2018年10月31日までの間に外傷性仮性肺嚢胞と診断・加療された患者
使用する情報 患者背景、嚢胞最大径、併発症、術式、手術時間、出血量、術中大量出血の有無、輸血の有無、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

019-25

研究課題名 高齢者肺癌患者における術後合併症の危険因子および予後因子の検討
当院研究責任者 呼吸器外科 吉川 良平
当院研究分担者 呼吸器外科 上吉原 光宏、井貝 仁、松浦 奈都美、矢澤 友弘、大沢 郁
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科
研究期間 2020年2月10日~2020年7月31日
研究目的 超高齢社会において、手術を要する肺癌の高齢者は増加している。高齢者は複数の基礎疾患をかかえていることが多く、術後合併症により入院期間が延長しADLの低下を来す。高齢者術後合併症に関する論文は散見されるが、危険因子および予後因子を含めた高齢者肺癌の検討は少ない。今回、当科で手術を施行した高齢者肺癌の術後合併症の危険因子及び予後因子について検討する。
研究対象 2003年4月から2019年4月の間に当科で手術を施行された80歳以上の高齢者肺癌患者
使用する情報 患者背景、術式、手術時間、出血量、再発の有無、術者、組織型、病理病期、生存期間、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-29

研究課題名 特発性肺線維症に対する抗線維化薬使用実態に関する検討
当院研究責任者 呼吸器内科 蜂巣 克昌
当院研究分担者 呼吸器内科医師
研究機関名 群馬大学医学部付属病院 呼吸器内科 / 前橋赤十字病院 呼吸器内科
研究期間 2020年2月10日~2024年3月31日
研究目的 ニシテダニブ・ピルフェニドン内服の継続群と中断群の経過を比較検討し、抗線維化薬の長期内服と関連する要因、および内服中断と関連する要因を明らかにする
研究対象 2009年1月から2018年12月31日までの間でニシテダニブあるいはピルフェニドンを処方された特発性間質性肺炎患者
使用する情報 患者の背景因子、臨床所見、各種検査データ、画像所見
研究機関への
情報提供の方法
匿名化したデータをUDBメモリに入れて手渡しまたはパスワード付メールにて主たる研究機関である群馬大学医学部族病院へ提供される
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-30

研究課題名 病院移転と新規放射線治療装置導入に伴う地域医療施設からの放射線治療紹介症例の変化
当院研究責任者 放射線治療科 清原 浩樹
当院研究分担者 放射線治療科 岩永 素太郎
研究機関名 前橋赤十字病院
研究期間 2020年2月10日~2022年12月31日
研究目的 病院移転と放射線治療装置の導入・更新に伴う地域医療施設からの放射線治療紹介症例の動向について研究する
研究対象 2017年1月1日から2019年3月31日に当院で放射線治療を受けた症例
使用する情報 紹介元施設、症例の居住地域、受けた治療の種類・目的等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-31

研究課題名 サイバーナイフ治療を受ける小児脳腫瘍症例に対して取り組んだプレパレーションの実際
当院研究責任者 放射線治療科 清原 浩樹
当院研究分担者 放射線治療科 岩永 素太郎
研究機関名 前橋赤十字病院 放射線治療科
研究期間 2020年2月10日~2022年12月31日
研究目的 当院でサイバーナイフ治療を受けた小児脳腫瘍症例に対して行ったプレパレーションおよび整備環境について症例報告する
研究対象 2018年9月1日から2019年3月31日に当院でサイバーナイフ治療を受けた症例
使用する情報 症例の病状、事前に収集した情報、プレパレーションや環境整備の実際等
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-32

研究課題名 画像誘導放射線治療(IGRT)のスループット向上への試み
当院研究責任者 放射線治療科 清原 浩樹
当院研究分担者 放射線診断科部 佐藤 良祐
研究機関名 前橋赤十字病院 放射線治療科、放射線診断科部
研究期間 2020年2月10日~2022年12月31日
研究目的 放射線技師と放射線腫瘍医の画像照合の誤差を検証し、放射線治療のスループットの向上が可能であるか検討する
研究対象 2018年6月から8月と2019年6月から1月の間にIGRTを使用した患者47人
使用する情報 治療内容およびIGRTを行うための位置照合画像
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-33

研究課題名 放射線治療装置更新における多次元半導体検出器を用いたVMATのコミッショニング経験
当院研究責任者 放射線治療科 清原 浩樹
当院研究分担者 放射線診断科部 川島 康弘
研究機関名 前橋赤十字病院 放射線治療科、放射線診断科部
研究期間 2020年2月10日~2022年12月31日
研究目的
研究対象 2018年6月から8月と2019年6月から1月の間にIGRTを使用した患者47人
使用する情報 治療内容およびIGRTを行うための位置照合画像
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-39

研究課題名 前立腺癌に対する強度変調放射線治療治療後のIPSSとQOLスコアの変化
当院研究責任者 放射線治療科 清原 浩樹
当院研究分担者 放射線治療科 岩永 素太郎
研究機関名 前橋赤十字病院 放射線治療科
研究期間 2020年2月10日~2022年12月31日
研究目的 前立腺癌における強度変調放射線治療(IMRT)の尿路症状に対する影響を検討すること
研究対象 2013年5月から2017年10月に前立腺癌に対してIMRTを施行し、24か月以上IPSSとQOLスコアの評価を行った患者
使用する情報 年齢、治療内容、IPSSおよびQOLスコアなど
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-40

研究課題名 解剖学的肺切除術におけるアルゴリズムを用いた出血トラブルシューティングの有用性に関する検討
当院研究責任者 呼吸器外科 井貝 仁
当院研究分担者 呼吸器外科 上吉原 光宏、松浦 奈都美、矢澤 友弘、大沢 郁
研究機関名 前橋赤十字病院 呼吸器外科
研究期間 2020年2月10日~2020年6月30日
研究目的 胸腔鏡下解剖学的肺切除術は多くの施設で施行されているが、術中出血に代表されるトラブルシューティングの実際を報告した文献は少ない。当科では、胸腔鏡手術中に有意な出血を認めた場合、作成したアルゴリズムに則り対処している。今回、我々は当施設で胸腔鏡下解剖学的肺切除術施行中に血管を損傷し術中に有意な出血が発生した症例について後方視的に検討し、使用しているアルゴリズムの妥当性、有用性について検討した。
研究対象 2012年4月から2018年3月において胸腔鏡下解剖学的肺切除術を施行された418例の患者
使用する情報 患者背景、切除肺、手術の原因となった疾患名、損傷血管、止血方法、開胸移行率、手術時間、出血量、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術後合併症発生率、術関連死亡率
研究機関への
情報提供の方法
他機関へ情報提供は行わない
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-41

研究課題名 日本救急医学会関東地方会における院外心肺停止患者に対する連結不可能匿名化を用いた多施設前向き観察研究(2017年)
当院研究責任者 集中治療科・救急科 丸山 潤
当院研究分担者
研究機関名 日本救急医学会 関東地方会
研究期間 2020年2月10日~2020年12月31日
研究目的 院外心肺停止患者を調査し、時代背景の変化に伴う転帰の変化と、転帰改善に寄与する因子を検討する
研究対象 2019年9月9日から2020年9月9日の間に心肺停止となって搬送された患者
使用する情報 患者基本情報、転帰、各種リスクファクターの保有、病院到着前の救急活動内容
研究機関への
情報提供の方法
連結不可能匿名化されたデータのみを提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-42

研究課題名 アジアの集中治療における肺保護換気に関する疫学研究
当院研究責任者 集中治療科・救急科 鈴木 裕之
当院研究分担者 集中治療科・救急科 生塩 典敬
研究機関名 前橋赤十字病院 高度救命救急センター
研究期間 2020年2月10日~2025年3月31日
研究目的 アジアのICUにおける肺保護換気の実施率を知る
研究対象 20歳以上、ICUで侵襲的人工呼吸器中、従量式あるいは従圧式による強制呼吸を受ける患者
使用する情報 年齢、身長、体重、性別、バイタルサイン、血液検査、人口管理となった背景、人工呼吸器設定、各種薬剤、体位、生存状況など
研究機関への
情報提供の方法
匿名化してデータを登録する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-44

研究課題名 小児入院患者におけるピボキシル基含有抗菌薬と低カルニチン血症および低血糖の関係に関する後方視的検討
当院研究責任者 小児科 杉立 玲
当院研究分担者 小児科 松井 敦
研究機関名 前橋赤十字病院 小児科
研究期間 2020年2月10日~2024年3月31日
研究目的 ピボキシル基含有抗菌薬使用と低カルニチン血症、および低血糖の関係、さらに低カルニチン血症と低血糖の関係まで評価する
研究対象 2010年から2024年3月31日まで14年間において当院に入院し、肺炎または気管支炎または気管支喘息と診断・加療された患者で0歳6か月以上15歳未満を対象とする。
使用する情報 性別、受診時の年齢、既往歴、内服歴、家族歴、身長・体重 発熱から入院までの日数、気道症状出現から入院までの日数 血液検査所見
研究機関への
情報提供の方法
連結不可能匿名化あり
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-45

研究課題名 デクスメデトミジン鎮静下胃ESDにおけるPSIモニターの有用性の検討
当院研究責任者 消化器内科 深井 泰守
当院研究分担者 消化器内科 飯塚 健一、山崎 節生、高山 尚
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2020年2月10日~2023年3月31日
研究目的 DEX鎮静下胃ESDは従来のベンゾジアゼピン系薬剤と比較して安定した内視鏡治療に寄与する一方で徐脈が多いといった問題があり、適切なモニタリングを必要とする。本研究はDEX鎮静下胃ESD施行時の適切な鎮静度のモニタリングとしてPSIモニターを使用することで徐脈等のDEXによる副作用を減らす効果があるかを後方視的に解析することで、PSIモニターの有用性を検討する
研究対象 2017年5月1日から2019年10月31日までの間に当院でDEX鎮静下胃ESDを施行したい胃腫瘍患者(20歳以上)
使用する情報 年齢、性別、BMI、薬剤歴、基礎疾患、内視鏡治療結果・合併症、鎮静剤・鎮痛剤の投与量・投与頻度、鎮静剤の副作用
研究機関への
情報提供の方法
連結不可能匿名化あり
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-49

研究課題名 間質性肺炎合併症皮膚筋炎・ARS抗体症候群における臨床検討
当院研究責任者 リウマチ・腎臓内科 前田 英昭
当院研究分担者
研究機関名 群馬大学医学部付属病院 呼吸器・アレルギー内科
研究期間 2020年2月10日~2024年11月30日
研究目的 間質性肺炎合併症皮膚筋炎・ARS抗体症候群の臨床経過を検討する
研究対象 2008年1月4日から2020年3月31日までに間質性肺炎合併症皮膚筋炎・ARS抗体症候群の診断、治療を受けた患者
使用する情報 臨床経過、過去に施行した採血・CT画像・呼吸機能検査
研究機関への
情報提供の方法
情報は匿名化され、データは数字化、ファイルの暗号化など適切に保管・管理する 匿名化に際しては対応表を作成し、対応表は鍵のかかる棚に保管する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-50

研究課題名 群馬県におけるE型肝炎の最新の動向
当院研究責任者 消化器内科 滝澤 大地
当院研究分担者 消化器内科 新井 弘隆、平 知尚、高山 尚、阿部 毅彦
研究機関名 前橋赤十字病院 消化器内科
研究期間 2019年1月1日~2019年9月30日までに発生したE型肝炎患者
研究目的 日本のE型肝炎診断は2011年10月より保険適用のIgA-HEV抗体検査で簡便に行えるようになった。感染症発生動向調査によればE型肝炎の届出数は2005年から2011年までは年間42~73例であったが、2012年以降は年間100例以上に増加した。群馬県においても年間発生件数が増加している。県の感染症情報でE型肝炎が増加していること、感染予防、対策として肉や内臓(豚レバーなど)の生食は避け、調理時の取り扱いについて注意喚起した。しかし2019年はさらに届出数が増加し、9月30日現在20件となっている。さらなる注意喚起が必要と考え、2019年1月1日から9月30日までに届け出た20例について後ろ向きの臨床検討を行う。
研究対象 2014年1月1日から2018年12月31日までの間に抗酸菌症(結核症・非結核性抗酸菌症)と診断された方
使用する情報 性別、年齢、発生部位、輸血歴、海外渡航歴、生あるいは加熱不十分な肉の摂取歴、自覚症状、HEV抗体検査の理由、検査値など
研究機関への
情報提供の方法
当該医療機関以外の者が研究対象者を特定できない状態のエクセルデータで提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-51

研究課題名 日本産科婦人科内視鏡学会における手術および合併症の登録情報に基づく研究
当院研究責任者 産婦人科部長 曽田 雅之
当院研究分担者 産婦人科医師/医師事務サポート課
研究機関名 日本産科婦人科内視鏡学会
研究期間 2020年2月10日~2027年12月31日
研究目的 本邦における産婦人科領域の内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡・ロボット支援下手術)診療の現状把握
研究対象 2026年12月31日までの期間に産婦人科領域の内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡・卵管鏡・ロボット支援下手術)を受けた患者
使用する情報 年齢、疾患名、手術名、手術時間、出血量などの臨床情報
研究機関への
情報提供の方法
匿名化した状態で電子的に提供される
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-54

研究課題名 抗血栓薬内服中の急性硬膜下血腫患者の臨床的特徴
当院研究責任者 脳神経外科 朝倉 健
当院研究分担者 前橋赤十字病院脳神経外科 部長 朝倉健
前橋赤十字病院脳神経外科 部長 藤巻広也
前橋赤十字病院脳神経外科 副部長 鹿児島海衛
前橋赤十字病院脳神経外科 齋藤貴寛
研究機関名 群馬大学医学系研究科 脳神経外科学講座
研究期間 2020年2月10日~2020年9月30日
研究目的 抗血栓薬内服中の高齢者の急性硬膜下血腫の臨床的特徴について、特に受傷から来院までの時間と予後に焦点をおいて解析する。
研究対象 2015年4月1日~2018年12月31日の期間に入院加療を行った急性硬膜下血腫88症例
使用する情報 抗血栓薬内服の有無、年齢、性別、受傷転帰、受傷から来院までの時間、 来院時Glasgow coma scale、脳挫傷の有無、体幹部損傷、手術の有無、 退院時Glasgow coma scale
研究機関への
情報提供の方法
第3者が研究対象を特定できない状態にして、エクセルデータ等にて提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-55

研究課題名 colitic cancer における免疫関連タンパクの発現意義の検討
当院研究責任者 外科 宮崎 達也
当院研究分担者
研究機関名 群馬大学医学部付属病院 総合外科学講座
研究期間 2020年2月10日~2020年9月30日
研究目的 colitic cancerは潰瘍性大腸炎やクローン病など慢性的な炎症性腸疾患を発生母地に発生した癌で、通常の大腸癌とは発癌機序が異なる。colitic cancerにおけるPD-L1の発現、腫瘍微小環境、およびCD8陽性腫瘍浸潤リンパ球(TIL)、CD163陽性腫瘍随伴マクロファージなど免疫細胞の関連を検討する。病理学的因子、予後との関連も統計学的に解析して、新規バイオマーカー、治療標的になる可能性を探る。
研究対象 2000年4月1日~2018年3月31日の間に年齢、性別を問わず、潰瘍性大腸炎で切除手術を施行され病理学的にcolitic cancerの診断のついた検体を20例程度、潰瘍性大腸炎の診断で、内視鏡的生検を行った患者50名程度
使用する情報 年齢、性別、CEA、CA19-9、術前治療期間、生存期間、無再発生存期間、再発形式、治療歴、病理診断
研究機関への
情報提供の方法
個人を特定できる情報を削除し、データ数字化、暗号化を行って提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-56

研究課題名 小腸悪性腫瘍プロジェクト研究
当院研究責任者 消化器内科 深井 泰守
当院研究分担者
研究機関名 広島大学大学院医系科学研究科 内視鏡医学
研究期間 2020年2月10日~2023年3月30日
研究目的 我が国における小腸悪性腫瘍(良性腫瘍も含めて)の実態(疫学、診断、病態、治療、予後など)を明らかにし、大腸がん取扱い規約とは独立した「小腸がん取扱い規約」の作成をすること
研究対象 2008年1月~2017年12月の原発性小腸癌を含む全小腸腫瘍の患者。ただし、十二指腸腫瘍(癌)は除く。
使用する情報 年齢、性別、既往歴、家族歴、自覚症状、占居部位、肉眼型、大きさ、治療方法、病理検査所見、転移の有無、予後等
研究機関への
情報提供の方法
個人が特定できないよう加工されたデータのみを提供する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-57

研究課題名 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究
当院研究責任者 整形外科 浅見 和義
当院研究分担者 整形外科医師/医師事務サポート課
研究機関名 日本整形外科学会
研究期間 2020年2月10日~2030年2月9日
研究目的 運動器疾患の手術に関する大規模データベース「日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)」の構築
研究対象 運動器疾患に対して手術を受けた症例
使用する情報 年齢、性別、生年月日、疾患情報、手術情報、手術時間、麻酔時間、手術日、術者情報、看護師数、技師数、治療成績、手術内容、手術概要、術中のトラブル等
研究機関への
情報提供の方法
個人情報保護法に準拠し、匿名化IDを作成し、対応表で管理する データはインターネット上のレジストリシステムに登録する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-58

研究課題名 未破裂脳動静脈奇形の手術適応と予後に関する全国実態調査
当院研究責任者 脳神経外科 藤巻 広也
当院研究分担者 脳神経外科医師/医師事務サポート課
研究機関名 奈良県立医科大学 脳神経外科
研究期間 2020年2月10日から2020年9月30日
研究目的 本邦における未破裂脳動静脈奇形の手術治療予後を明らかにする
研究対象 2014年1月1日~2018年12月31日の間に急性硬膜下血腫で入院加療した患者
使用する情報
研究機関への
情報提供の方法
匿名化しエクセルデータで提供する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-59

研究課題名 低体温症患者の医学情報等に関する疫学調査
当院研究責任者 集中治療科・救急科 土手 季
当院研究分担者 集中治療科・救急科 藤塚 健次
研究機関名 日本救急医学会 熱中症に関する委員会
研究期間 2020年2月10日~2020年2月28日
研究目的 低体温症の病態解析、管理、地域ならびに行政の介入による医療へつなぐことのできるシステムの構築
研究対象 2019年12月1日から2020年2月29日までの期間に偶発性低体温症と診断された全患者
使用する情報 患者基本情報、発生日、発生時間、天気、発生現場、病院前治療、搬送中の心電図変化、シバリングの有無、搬入時体温等
研究機関への
情報提供の方法
WEB登録による。氏名、住所、生年月日など個人を識別できる情報は登録されない。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-60

研究課題名 日本航空医療学会ドクターヘリインシデント・アクシデント登録と要因分析に関する研究
当院研究責任者 集中治療科・救急科 藤塚 健次
当院研究分担者 集中治療科・救急科 小橋 大輔
研究機関名 前橋赤十字病院 高度救命救急センター
研究期間 2020年2月10日~2025年3月31日
研究目的 全国の基地病院より、ドクターヘリの活動に関するインシデント・アクシデントを収集し、分析することで安全な活動を行い、ドクターヘリのさらなる質の向上に寄与する
研究対象 ドクターヘリ活動にて発生したインシデント・アクシデント
使用する情報 発生日時、報告者、当事者、発生のタイミング、内容分類、具合的内容、対策内容、改善防止策、インシデント・アクシデントレベル、背景因子
研究機関への
情報提供の方法
匿名化個人識別IDを用いたインターネットデータ登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-61

研究課題名 日本航空医療学会ドクターヘリ全国症例登録システムへの登録・調査分析に関わる研究
当院研究責任者 集中治療科・救急科 藤塚 健次
当院研究分担者 集中治療科・救急科 小橋 大輔
研究機関名 前橋赤十字病院 高度救命救急センター
研究期間 2020年2月10日~2025年3月31日
研究目的 ドクターヘリ要請された症例を把握し、検討・フィードバックすることで、ドクターヘリの品質管理を行い、成果を国民に還元する
研究対象 研究期間内にドクターヘリ要請された症例における患者
使用する情報 基本情報、要請不応需、ミッション中止、ドクターヘリ以外の搬送、ドクターヘリ搬送、施設間搬送、消防・救急隊時系列情報、ドクターヘリ運行情報、搬送情報、傷病者基礎情報、救急隊患者接触時・ドクターヘリ接触時バイタルサイン、処置情報、緊急度重症度、診断名と疾患分類、既往歴、CPA情報、来院後情報、施設オプション、転帰情報、看護記録、CS入力用
研究機関への
情報提供の方法
匿名化個人識別IDを用いたインターネットデータ登録
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-62

研究課題名 腹部救急認定医・教育制度認定施設で過去に行われた急性虫垂炎に対する治療成績の後ろ向き研究
当院研究責任者 外科 黒崎 亮
当院研究分担者 外科 山口 亜梨沙
研究機関名 藤田医科大学ばんたね病院
研究期間 2020年2月10日~2024年4月30日
研究目的 急性虫垂炎に対し、抗生剤による治療で改善し、その後手術を受けなかった患者の治療成績および、手術を受けた患者の手術リスク因子、治療成績を明らかにする
研究対象 2017年1月1日から2017年12月31日の期間に急性虫垂炎の治療を受けた患者
使用する情報 年齢、性別、血液検査結果、手術因子、術後成績など
研究機関への
情報提供の方法
診療録より抽出したデータを匿名化して提供する
パスワードをかけた電子メールで研究代表施設に送付する
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250
受付番号

2019-65

研究課題名 厚労科研「AHT症例に関する医療者と警察・検察との連携に関する研究」AHT診断アルゴリズム作成のための医療情報ならびに司法連携調査
当院研究責任者 小児科 副部長 溝口 史剛
当院研究分担者 小児科 副部長 杉立 玲
研究機関名 前橋赤十字病院 小児科
研究期間 2020年〈承認日〉~2022年3月31日
研究目的 AHTの医学的診断の為に必要な理学所見、検査とその実施時期、記録の残し方等を検証し、より医学的診断の精度の向上を図る事、また、医学的診断精度の向上により、AHT司法手続きにおいて、捜査・公判が適正に運用されるべく、より正確性の高い医学的意見の提供を行えるようにすること、ひいては児童虐待防止対策に資することを目的とする。
研究対象 ①「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針における5類型病院401施設に勤務する、小児科・脳神経外科・救命救急科の代表医師
②2005年4月1日から2019年3月31日までに各共同研究医療機関に入院した、交通外傷を除き、第三者目撃のない2歳未満の頭部外傷による入院患者(即時死亡例も含む)
使用する情報 患者基礎情報・家族背景・周産期情報・基礎疾患・既往歴・頭部外傷入院時状況・検査情報等
研究機関への
情報提供の方法
共同研究施設内では共通の個人番号を付与し、個人識別番号の対応表(A)は厳重に保管する。データ集計センターに届いた調査には無作為で別符号を付与し、対応表(B)を作成する。研究者は対応表(B)を閲覧できない仕組みにする。 集計されたデータは匿名化して提供する。
問合せ先 前橋赤十字病院 総務課
〒.371-0811 前橋市朝倉町389番地1
TEL:027-265-3333 FAX:027-225-5250