皮膚科
Dermatology豊富な臨床経験に基づく、正しい診断、適切な治療をモット−に、地域医療支援病院の皮膚科として、そのニ−ズに応える医療を提供している。
外来診療では、地域の医院や病院から紹介される湿疹・皮膚炎、皮膚真菌症、虫刺症などから緊急入院が必要な感染症、全身症状を伴う紅斑性疾患や蕁麻疹、さらに皮膚悪性腫瘍や自己免疫水疱症など、当科を受診する患者さんは多彩である。当院他科からも薬疹、中毒疹、全身性強皮症、全身
性エリテマト−デス、サルコイド−シスなどの疾患についてコンサルトを求められる。本院が地域支援病院として病診連携の主旨に沿って、診断、治療方針が決定し、経過が順調な患者さんには近くの診療所での加療を勧め、積極的に紹介するよう努めている。
入院診療では、疾患別にみると基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫、ボ−エン病などの皮膚悪性腫瘍が多く、次いで当院の性格上、蜂窩織炎、丹毒、汎発性帯状疱疹などの急性感染症、全身症状を伴う紅斑症などが多い。
褥瘡対策委員とともに週に2回褥瘡回診を行い、本院のほぼ全ての褥瘡患者の治療にも携わっている。
スタッフ紹介
曽我部 陽子
- 部長
- 1998年卒
- 医学博士
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 臨床研修指導医