
皮膚科
Dermatology
特色
豊富な臨床経験に基づく、正しい診断、適切な治療をモット−に、地域医療支援病院の皮膚科として、そのニ−ズに応える医療を提供している。
外来診療では、地域の医院や病院から紹介される湿疹・皮膚炎、皮膚真菌症、虫刺症などから緊急入院が必要な感染症、全身症状を伴う紅斑性疾患や蕁麻疹、さらに皮膚悪性腫瘍や自己免疫水疱症など、当科を受診する患者さんは多彩である。当院他科からも薬疹、中毒疹、全身性強皮症、全身性エリテマト−デス、サルコイド−シスなどの疾患についてコンサルトを求められる。本院が地域支援病院として病診連携の主旨に沿って、診断、治療方針が決定し、経過が順調な患者さんには近くの診療所での加療を勧め、積極的に紹介するよう努めている。
入院診療では、疾患別にみると基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫、ボ−エン病などの皮膚悪性腫瘍が多く、次いで当院の性格上、蜂窩織炎、丹毒、汎発性帯状疱疹などの急性感染症、全身症状を伴う紅斑症などが多い。
褥瘡対策委員とともに週に2回褥瘡回診を行い、本院のほぼ全ての褥瘡患者の治療にも携わっている。
2020年度実績
手術件数は96件、皮膚筋生検数は149件であった。スティーブンス・ジョンソン症候群、皮膚悪性腫瘍、脂肪腫や粉瘤などの大きな皮下腫瘍、植皮を必要とする熱傷、急性皮膚感染症、自己免疫性水疱症、膠原病などを入院加療した。また壊疽性膿皮症、掌蹠膿疱症、薬疹、BCG接種後の丘疹状結核疹、皮膚の血管炎、ステロイド軟膏による酒さ様皮膚炎などを外来で診療した。
スタッフ紹介
名前 | 卒年 | 職名 | 専門分野 | 資格 |
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曽我部 陽子 | 1998年 | 部長 | 皮膚科一般 |
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
臨床研修指導医
医学博士
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齋藤 暢胤 | 2020年 | 専攻医 |
外来スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 齋藤 暢胤 | 曽我部 陽子 | 手術 | 曽我部 陽子 | 齋藤 暢胤 |
2022年4月1日現在