血液内科
特色
3名の血液学会専門医が担当しています。悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病などの造血器腫瘍をはじめ、再生不良性貧血や特発性血小板減少性紫斑病などの良性疾患を含む様々な血液疾患の患者さんの県内外から紹介を受けております。2024年の血液疾患の延べ入院患者数は611人であり、毎年増加し続けるとともに過去10年の間で最多でした。特に悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などのリンパ系腫瘍の症例数は県内でもトップクラスにあり、悪性リンパ腫の入院患者は386人でした。悪性リンパ腫は可及的診断、治療が必要な患者さんも少なくないため内科系各科、耳鼻科や外科、放射線科、病理部等の協力により、生検から治療まで迅速に行えるのも当院の強みです。化学療法後の白血球減少時期にみられ易い感染症を予防するための無菌室を備え、重症患者・急変患者にも救急科・集中治療科のサポートのもと速やかで安全な治療が行える体制を整えております。また最新の免疫治療である二重特異性抗体を導入し再発難治症例の成績向上を目指しています。CAR-T細胞療法や同種造血幹細胞移植に関しては必要な症例を適切に判断し、認定施設の群馬大学血液内科等と速やかに連携し診療を行っております。患者さんご自身の造血幹細胞を利用する自己末梢血幹細胞移植や各種の分子標的薬や抗体医薬、二重特異性抗体といった先進的医療も行えるとともに、治療方針はすべて科学的根拠に基づいて患者さんと決定しております。
外来治療
各曜日で外来診療を行い、外来治療室での化学療法や輸血療法などの治療も安全に行える体制を整えています。血液疾患は緊急処置を要する場合が少なくないため、時間外でも可能な限り診療依頼に応じていますので、緊急性の判断を含めお気軽にご相談ください。
入院治療
あらゆる血液疾患の診断、治療(CAR-T細胞療法や同種幹細胞移植を除く)を行っております。長期の好中球減少で感染症を起こしやすい治療を行える無菌室を備えております。
血液内科疾患別延べ入院患者数
2016年1月1日〜2024年12月31日現在
| 疾病名 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 悪性リンパ腫 | 267 | 217 | 277 | 387 | 386 |
| 骨髄異形性症候群 | 52 | 79 | 47 | 58 | 41 |
| 急性白血病 | 12 | 34 | 36 | 13 | 56 |
| 慢性白血病 | 12 |
3 |
2 | 8 | 6 |
| 多発性骨髄腫 | 28 | 58 | 72 | 60 | 47 |
| 他の血液関連疾患 | 58 | 81 | 84 | 80 | 75 |
| 合計 | 423 | 472 | 518 | 606 | 611 |
- スタッフ
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2026年4月1日現在
役職等 氏名 卒年 資格等 部長
石埼 卓馬 2002年 医学博士
日本内科学会 総合内科専門医
日本血液学会 血液専門医・指導医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医
日本血栓止血学会認定医
日本輸血・細胞治療学会 認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
臨床研修指導医副部長
田原 研一 2005年 医学博士
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 総合内科専門医
日本血液学会 血液専門医・指導医
臨床研修指導医副部長
野口 紘幸 2012年 日本血液学会 血液専門医 専攻医
力石 凌 2023年
- 休診案内
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